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福島県南高校演劇コンクールへ

  • 2014/10/27

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この度ご縁があり、福島県南高等学校演劇コンクールの審査員をさせていただきました。

参加学校は7校。どの高校の舞台も本当に面白かったー!
でも私は今回審査員。審査なんて、正直生まれて初めての経験です。面白がっているだけではダメなのです。私のようなものが(そんなことをしていいのだろうか)…というお得意の自虐的思考で胸が張り裂けそうになりましたが、高校生の皆の前に立ち一人一人の真剣な表情を見ると気持ちがぐっと引き締まりました。そんな曖昧な気持ちで取り組んではならない。とにかく私なりに強い気持ちでこのコンクールに臨もうと。私も皆と一緒に考えようと思いました。

今回の作品の多くが、各校その分量は違えど、震災を扱っていました。それも、自分たちが実際に感じた、または感じている「リアル」な感情をかっこつけないで正直に語ろうとしているように見えました。

エネルギー、自由、現在、不満、震災、歯痒さ、人間関係、中途半端さ、笑顔、泣き顔、闇、深さ、浅さ、過去、避難、線量、距離、不条理、大人、福島、死、親、友達、その他にも私がもう忘れてしまった思春期の感情、10代の生き様。

顧問の先生が書かれた戯曲、既成の台本に自分たちの思いを加え潤色したもの、演出でその「空気」を描いたもの、明るく、暗く、そのままの姿、もう震災を扱いたくないという扱い方…方法は様々ですが、皆自分たちの思いをどうにか形にしようと必死にもがいたのだろうと感じ、その真摯な姿に感動しました。そのもがきは確かに舞台上にあり、私たち観客の心に突き刺さるのです。

ああ、この舞台を全国のたくさんの方に見て欲しい…
そんな思いで7本を観劇。
本当に面白かった。
笑ったり泣いたり、自分自身が忙しい。
貴重な時間でした。

審査自体は悩みました。
こうも悩むものかと。
苦しかった。
他の審査員の先生ともたくさんお話をさせていただく中で気づくこともありました。そして結果が。県大会に行く高校が決まりました。生徒の皆さんとお話しする時間もいただき、あーでもないこーでもない、あのシーンはどーですか、こーですね、と皆でディスカッションしたり。

皆、その結果を受け止め家に帰り、何を思っているのだろう。
それぞれがそれぞれの境遇を抱え、生きている。
福島県に住む皆の明日。
明日に向かって、今日を生きる。
今日のコンクールを終え、明日も明後日もまた演劇部の扉を開き、新しい本を探し、ストレッチをして、お喋りして、愚痴言って、一人で悩んで、また舞台を作っていくのだろう。
そこには、確かな圧倒的なきらめきがある。

皆さんから、この場所から、土地からたくさんのものを頂きました。
本当にありがとうございましたと、白河文化会館に挨拶をして、帰路へ。

これからミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」の稽古は佳境を迎えます。この時期に皆の演劇に出会えてよかったと思いました。私も皆と同様、精一杯今日を生きよう。

そんなわけで、胸いっぱいなのですが。帰りの新幹線でどっと疲れが出たのか発熱→バリファックス(バファリンのバッタもん)を飲んで回復。エネルギーゼロ、38歳。

またいつか皆に会えますように。




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