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<告知>スヌーヌー「モスクワの海」12月公演は中止・延期になりました 

  • 2020/12/14

 

 

※※スヌーヌーvol.2 「モスクワの海」(2020年12月26日 〜28日/ニュー風知空知)での公演は中止延期になりました。

 

以下、笠木泉のコメントです。

 

 

 

 

※※

12月26日から28日までニュー風知空知にて上演予定でしたスヌーヌー「モスクワの海」は、新型コロナウィルス感染拡大状況を鑑みて、中止・延期を決定いたしました。

誰にとっても、受難の年でした。私も俳優として出演を予定していた舞台が全て中止延期になりました。スヌーヌー(というのは、私が作演出を務めるユニットの名称で、今のところメンバー私一人です)も今年7月に松竹生さんと高木珠里さんの二人芝居を予定していましたが感染拡大により延期。そこから新たに踊り子ありさんに参加をお願いして改めて企画した舞台がこの「モスクワの海」です。10月の稽古初日から今日まで感染拡大防止に努めつつこつこつと準備を続けてまいりました。稽古場では換気に努め、マスクの上にフェイスシールドをして、ソーシャルディスタンスを保った演出を考えたりして、その間に感染者数の増加に歯止めがかかればいいと祈りつつ。

しかし12月12日現在、東京都の1日の感染者数は621人。更なる感染拡大を続けております。

このような状況ではどんなに努力をしたとしてどこかで感染してしまうかもしれません。そして皆さんもご存知のとおり、無症状だった場合には自分でも気がつかないうちに感染を拡大させてしまうかもしれません。今は誰でもその可能性を持っているまま日々の生活を続けているわけです。

今回このタイミングで公演中止を決めたのは、現在の危機的状況の中で演劇の公演を決行するべきではないと判断したからです。これは、自分たちが(あるいはお客様が)「移動しない」ことこそが今の最悪の状況を脱する一助となるであろうというささやかな願いでもあり、更には医療従事者の負担軽減につながって欲しいという思いでもあります。

私事ですが、親戚に医療従事者がいます。きっと今病院で厳しい状況に立ち向かっているであろうと想像しながら稽古をする日々が続きました。一方で、毎日政治のことを考えていました。医療従事者の皆さんの負担を少しでも減らすためにあらゆる補償を考えて欲しい。そう思っていたけれど、実際そういうことにはならなかった。今まさに最前線で働く人々や社会的弱者に寄り添うような政策は?どこに?先が見えない。迷いたくないのに、逆に混乱させて不安にさせてくる。じゃあ、どうするか。だったら自分たちから、何かを始めるしかないのだ。それしかない。4人で?4人で。無力か?無力でも。やめるという決断を?

4人で日々話し合いをしました。そして全員合意の上、この結論に至りました。

正直言うと、他の誰かに見てもらうために作っているものですから(もちろん好きで、書きたくて、自分自身が面白いなと思うものとして、演劇を作っているわけですけれども)、誰にも見ていただけないことが寂しいです。日々稽古で積み重ねてきた俳優たちの身体をぜひ見ていただきたかったのが本音です。でも、中止を選択する。つらい。重い。でも決めた。そのことの意味を自分なりに考え続ける。

様々な立場の人、ここから遥か遠い国の人、それこそ今生きる全ての人と、命と、「共に生きる」ということはどういうことなのか。そのことについて、死ぬまで考え続けなくちゃいけない。その答えは簡単ではないし単純ではない。でも、あきらめてはならない。今見えないものを想像し、心を寄せる。見えている現実に、手を伸ばす。まずはそこが私の中にある小さな表現の息吹であったと確認しなければならない。

とにかく。

またいつかこの「モスクワの海」という舞台を上演できるよう、日々頑張りたいと思います。

このような有事の最中にチケットを予約してくださった皆様、応援してくださった皆様、関係者の皆様、スタッフに心から感謝しております。お客様からのメールに「応援します」とかコメントが書いてあったりして、ホロリ。泣いちゃう(涙もろい)。本当に励まされました。「前回の公演の時には受付やってましたよね!」とか。見ててくれたのね!嬉しいよ!どんどん応援して!というのはアレにしても、制作やっててよかったなあと思う瞬間でした。これからご予約してくださったお客様お一人お一人にご連絡差し上げますね。

そしてこんな大変な時期に一緒にあーでもないこーでもないと舞台を作ってくれた俳優3人に、心から感謝します。延期ということになってますので、台本を捨てないようにお願いいたします。

 

 

この文を書くのにすごく時間がかかりました。

もっとわかりやすい文章が書ければいいのに。

勉強します。精進します。

 

 

 

延期の日程が決まりましたらすぐに告知させていただきます。

その時はどうぞよろしくお願いします。

 

 

2020年12月12日

スヌーヌー

笠木泉

 

 

 

追記

12月14日夜、年末年始(12月28日から1月11日)の「GOTOトラベル全国一斉停止」が決まったと発表。遅い。

 

お問い合わせは

snuunuuoffice@gmail.com

までお願いいたします。

 

 

スヌーヌーvol2「モスクワの海」公演のお知らせ

  • 2020/11/08
ご無沙汰しております。
笠木泉です。
いろいろあってもう11月ですが。
12月に、素敵な俳優さん3人と共に舞台を作ることになりました。
俳優としては遊園地再生事業団やペンギンプルペイルパイルズで何度も共演させていただいたことがある松竹生さん。
知り合ってはもうずいぶん立つのですが、昨年明日のアーで再会してコントを一緒にやった劇団宝船の高木珠里さん。
そして2度目の出演となる劇団はえぎわの踊り子ありさんです。
私自身は今この3人と舞台が作れる喜びをかみしめつつ、衝動的で根源的な欲求をじっとりと大切に、気合いを入れて日々稽古場の換気につとめております。窓を開けたり閉めたり、しています。こんな世の中ですが、もし余裕やお時間もろもろタイミングが合いましたら、年の瀬アフタークリスマス、ニュー風知空知に来てください。一同マスク、アルコール、検温計など感染対策につとめつつ、皆様のご来場を心よりお待ちしています。窓開け、ガンガン換気します。
皆さんにお会いできますよう。
※※
スヌーヌーvol.2「モスクワの海」
出演 松竹生/高木珠里/踊り子あり
作・演出 笠木泉
12月26日(土)19時
12月27日(日)15時 18時
12月28日(月)15時 19時
料金 2500円(席数限定・ワンドリンク付)
会場:ニュー風知空知
11月28日(土)発売開始
チケットの入手方法はまた追って発表します。
お問い合わせ→ snuunuuoffice@gmail.com

 

明日のアー「最高のアー」に出演します/10月

  • 2019/10/06

いつのまにか10月。

今日は6日、ようやく少し肌寒い。

昨日まで暑かった。

暑いより寒い方が好きだが、暑さはもうやって来ないのだと思うと寂しい。

でもあと何回かはあるね、暑味。

9月か…

さまざまなことがあった、と書くにはあまりにいろいろありすぎて、味気ないな。

 

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11月の本番に向けて稽古の日々が始まりました。

11月は明日のアーに出演します。

今年の春にテアトロコントに呼んでいただき、

今回は本公演に参加させていただくことになりました。

ボリューム満点のコント祭りになることでしょう。

ぜひ見に来てください。

 

明日のアーvol.5『最高のアー』

 

テアトロコント special 明日のアー vol.5

『最高のアー 』

 

 

作・演出・出演:大北栄人(明日のアー主宰・最高記念室)

 

 

出演:

笠木泉(俳優・最高記念室)

桑原美穂(左右 Vo.Gt・最高記念室)

ナツノカモ(作家 [ 番組・コント・落語]・最高記念室)

7A(モデル・ラジオDJ・最高記念室 etc.)

花池洋輝(左右 Vo.Ba.最高記念室)

藤原浩一(デイリーポータルZ 編集部・最高記念室)

八木光太郎(俳優・GERO・最高記念室)

よシまるシン(イラストレーター・最高記念室)

ゲスト出演:石川浩司 (パスカルズ・ex たま・最高記念室)

音楽&演奏:左右

舞台美術:最高記念室

 

2019年11月3日(日)〜6日(水) 全6回

 

[公演スケジュール]

11月3日(日) 19:00 ★

11月4日(月・祝) 14:00 19:00★

11月5日(火) 14:00★ 19:30

11月6日(水) 19:30

※全自由席(148席)/券面記載の整理番号順に入場

※受付開始、当日券販売は開演の1時間前

※開場は開演の30分前

 

‪★…アフタートークあり(20分程度)‬

‪【アフタートーク開催決定】‬

3日(日) 19:00

石川浩司(パスカルズ・ex たま)×左右×大北栄人

4日(月・祝) 19:00

花池洋輝(左右Vo. Ba.)×吉田靖直(トリプルファイヤーVo.)

5日(火) 14:00

テニスコート×出演者

 

 

[チケット料金]

《ライブポケットで販売》

[一般]前売3,500円/当日4,000円

[U-25、学生]前売2,500円/当日2,800円

[高校生以下一律]1,000円

《イープラスでのみ限定販売》

[ユーロスペース会員]3,200円/3,500円

[明日のアー+テニスコートセット割] 6,200円

セット割引換券:前売6,200円 11月20日(水)〜24日(日)に開催されるテニスコート公演「出汁が出る出る」とのセット価格。各組み合わせ10セット限定販売です。事前決済で引換券を発券いただき、当日、受付で整理番号付きチケットと交換となります。

セット対象回 明日のアー公演11/4 19:00、11/5 14:00、11/5 19:30の回、テニスコート公演11/21 19:30、11/22 19:30の回の組み合わせ販売

※U-25:公演日当日に25歳以下の方対象

※ユーロスペース会員・U-25、学生・高校生以下の方は、当日要証明書提示をお願い致します。

※前売券は購入後の日時変更を承ります。(購入公演日前日まで、座席状況によりご希望に沿えない場合もございます)

 

 

[チケット販売]

《ライブポケット》

一般前売り券他はこちら

https://t.livepocket.jp/t/saikou

《イープラス》

ユーロスペース会員&セット割はこちら

https://eplus.jp/saikou/

セット券販売特別URL

https://eplus.jp/ah_tennis/

[場所]

渋谷・ユーロライブ (渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)

http://eurolive.jp/

渋谷駅下車、Bunkamura前交差点左折

tel:03-6675-5681

[チケット変更・お問合せ]asunoah@gmail.com

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スタッフ:

舞台美術補佐:佐々木文美(快快/FAIFAI・最高記念室)

衣装:7A

衣装提供:sneeuw

舞台監督:伊藤新(ダミアン・最高記念室)

照明:葛生英之(Kiesselbach・最高記念室)

音響:片岡敬(最高記念室)

宣伝美術:よシまるシン(最高記念室)

制作:後藤かおり(最高記念室)

山村麻由美(最高記念室)

小西朝子(ユーロライブ)

主催:明日のアー

共催:ユーロライブ

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★最新情報はこちらから

WEB:https://asunoah.tumblr.com

Twitter:https://twitter.com/asunoah

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5月になっていた/テアトロコント・明日のアーに出演します

  • 2019/05/11

5月になっていたという驚き。

いろいろ書き残したい日々があっという間に過ぎていく。

だめだ!書き残そう自分のために。

映画は何をみたか、本は何を読んだか、ちょっとでも書いておかないと(忘れてしまう)。

 

というわけで「運び屋」は映画館で見た。

 

小説も図書館に通って少しずつ読んでいるけど、

最近面白かったのは「十年後のこと」というアンソロジー。

総勢35人老若男女の作家著名人が「十年後」というテーマで掌篇小説を書いている。

個性の丸出し!

どの作品もすごく面白かった。

演劇人だからというわけではないけど(あるのかもしれないけれども)、

岡田利規さんと戌井昭人さんの小説はめっぽう面白かったなー。

アンソロジーはたくさんの作家を一気に味わうことができていいですね。

この先長編を読んでみたい作家を探しているということもあります。

放っておくと誰を読んでいいのかわからなくなってしまい、

結果的に実績の松本清張をチョイスしてしまう自分がいるので…

 

その他、大江健三郎×古井由吉対談「文学の淵を渡る」を読みました。

その中に出てくる牧野信一という作家。

私は不勉強で全く知りませんでした。

二人がべた褒めしている「西瓜喰う人」という小説をぜひ読んでみたいと思っています。

 

他、植本一子さんの「家族最後の日」、町家良平さん「青が破れる」など。

 

 

 

 

 

ナフル、先日14歳になりました!

やっぱり少し歳をとったかなあ。

でも、まあ、老猫なりに元気。

このまま病気せずのんびり生活して欲しいです。

 

 

5月24日25日にテアトロコントに出演します

私が参加するのは「明日のアー」。

作・演出は大北栄人さん。

共演するのは高木珠里さんと中島愛子さんです。

コントに出演するのはシティボーイズ以来です。

久しぶりだなあ。

 

さて、台本をいただき稽古が始まりました。

あれやこれやと考えながら、でもとても楽しいです。

 

今回高木さんと共演できると知りまずは超絶ワクワクしていましたが、

稽古が始まってからこのワクワクは実体を持った本物であったな!と感じています。

20代前半に出会った時から、ずっと面白い高木さん。

今回ももちろん面白い。

だから、

舞台上で同じ空気を吸ってお芝居できるのが嬉しいなあと稽古帰りにひとり思う私。

ありがとう、明日のアーさん。

ただね…

一緒に舞台にいると「ジュリを思いっきり堪能する欲」が満たされないことも判明!

ジュリ欲を満たすには客じゃなくちゃいけないのか…悩ましい…

 

今回初めてお会いした中島愛子さんもこれまたものすごく面白い!

「アイコを正面からずっと見ていたい欲」も発令中。

私、出演しないで演出席の横に座っていようかな。

 

でも、実はもう一つ欲がありまして。

それは「演出の大北さんのダメ出しが面白くてずっと見ていたい欲」。

これは私が稽古場の舞台に立って演出席と向かい合っていないと正面から見ることができないわけです。

役者の特権とでもいいましょうか、これは。

 

そんなわけで私も出演します。

そんなわけだからじゃないけど。

私も楽しんでどんどん面白くしていきたいと思います。

 

お時間ある方、ぜひお越しください。

お待ちしております。

チケット予約はこちらからできますー。

備考欄に笠木さんと書いていただければよいようです。

たくさんのご来場お待ちしております。

 

 

 

『テアトロコント vol.36』
5月24日(金)19:30 25日(土)14:00 開演

 

会場:ユーロライブ

(渋谷の映画館、ユーロスペースの2階です)

出演:明日のアー、ワワフラミンゴ(両日)、GAG、ゾフィー(24日)パーパー、ザ・マミィ(25日)

明日のアー
作・演出: 大北栄人
出演: 高木珠里、笠木泉、中島愛子

 

戯曲「家の鍵」が「せんだい戯曲賞2018最終候補作」に掲載されました

  • 2019/03/25

「家の鍵」、一昨年に書いた戯曲です。

せんだい戯曲賞の最終候補に残していただき、そしてこのように戯曲集にのせてもらいました。

うれしいです。

ありがとうございます。

 

購入に関しましては、

 

価格は2,000円(税別)です。ご購入方法はこのページにある購入フォームにてお申込いただくか、日立システムズホール仙台1F事務室(TEL:022-276-2110)、仙台文学館(TEL:022-271-3020)、せんだい演劇工房10-BOX(TEL:022-782-7510)で直接ご購入いただけます。

 

とのことです。

 

ぜひ読んでみてください。

他の作品、面白い。

そして、戯曲を読むの、面白い。

もっといろんな人に気軽に読んでもらいたいなあ、戯曲。

ニブロール「悲劇のヒロイン」に出演します

  • 2019/01/31

 

今日で1月が終わります。

何ということでしょう。

 

インフルエンザ大流行中です。

怖いですね。

先月予防接種したのだけど、注射後まんまと具合悪くなりました。ザ・病弱。

 

 

 

 

というわけで、2月7日から、矢内原美邦さんの主宰するダンスカンパニー、ニブロールに出演します。

とはいえダンサーとしてではもちろんなく、俳優として参加しておりますよ。

 

 

ハードな日々だけど、私なりに毎日何とか一歩ずつ前に進んでいます(という希望願望)。

共演者は川田希ちゃん、光瀬指絵ちゃん、皆戸麻衣ちゃん、望月めいりちゃんです。

とても素敵なメンバー!

私のようなドンくさい人間にも皆優しくて涙が出る思いです。

 

 

映像の高橋啓祐さん、音楽のスカンクさん。

稽古場で見るもの聴くもの全てに置いてクオリティが高くてかっこよくて、もう驚きの連続です。

 

そして我らが、矢内原美邦さん!

超絶面白い、ものすごいパワーと深き表現の湖を身体の中に持っている人。

何とかついていく。

ついていってないけど、必死にやる。

動く、それが私たちの表現だと信じ、日々悩みながらも進む。

突き進みたい。

そんな意思で進んでいます。

とにかく先を目指す。

いい舞台になるように祈りながら、たたみこむアミノ酸。

ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。

 

もしチケットのご用命がありましたらaplacetodie@hotmail.comまでご連絡下さい。

チケットをお取り置きさせていただきます。

 

お時間ありましたら是非いらして下さい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

芸劇danceNibroll新作公演

『悲劇のヒロイン』

201927日(木)~210日(日) @東京芸術劇場 シアターウエスト

リアルの悲劇、フェイクの悲劇、フィクションの悲劇 ———

“今”の私たちにとって、本当の「悲劇」とは何か?

踊ることやダンスの概念を根底から考え直す中で、演劇、パフォーマンス、美術、映像、音楽など既存のジャンルを軽やかに飛び越え、新しいダンスのかたちを提示し続けるニブロール。

新作『悲劇のヒロイン』は、悲劇的な立場に置かれた5人の女優が、自らの不条理な状況を憂い、飾り立て、時に正当化しながら、自身の不幸を声高らかに語りあげます。現実社会で起こるリアルな悲劇と、不幸な自分に酔い不幸を誇張するフェイクの悲劇、また舞台上のフィクションとしての悲劇という3つの異なる時空から「悲劇」の構造を捉えることで、自分とこの世界の関係性を見つめ直します。

今を生きる私たちにとって「悲劇」とは何か、また人々は不条理とどう対峙すべきなのでしょうか?

出演:笠木泉、川田希、光瀬指絵、皆戸麻衣、望月めいり

振付・演出:矢内原美邦

映像・美術:高橋啓祐

音楽:SKANK/スカンク

照明:岡野昌代(PICOLER

会場:東京芸術劇場 シアターウエスト

日時:

2019

27日(木)  19:30

28日(金)  14:00 / 19:30

29日(土)  14:00 / 19:30

210日(日) 14:00

チケット料金(指定席・税込)

一般 前売3,500円/当日3,800

25歳以下 前売2,500円/当日2,800 *要証明書

公演詳細 http://www.nibroll.com/hig

 

 

 

「14歳の国」に出演します

  • 2018/08/27

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊園地再生事業団「14歳の国」は日々稽古しております。

宮沢さんと、スタッフのみなさん、そして初めて共演させていただく谷川清美さん、大場みなみさん、善積元さん、今年ずっと一緒にいる踊り子ありさんと共に毎日稽古場にいます。

この作品は20年前に宮沢さんが書かれた戯曲です。初演の登場人物は男性5人。私は青山円形劇場の客席でこの初演を見ました。今回戯曲を読み返し、あの観劇体験の興奮が蘇ってくるようでした。

「20年前、あの時代はどんな風だったか?」最近俳優皆でよく話します。当時の自分と社会との関わりはどんなだっただろうと。私はこんなことを考えていた、こんな服を着ていた、こんな音楽を聞いていた、こんなドラマを見ていた…などなど。

(ちなみに学生スタッフの皆さんは20歳前後。生まれたのが1998年ってことかあ!思い出、ないね!)

あの時の空気、報道、文化、思い出すこと、思い出さないこと、思い出したくもないこと、20年と今を結ぶ普遍的なもの、圧倒的に世界が変化したこと…そんなことを感じつつ、
こつこつ。

笑顔の絶えない豊かな稽古場で、とても幸せだなと感じています。

本番は9月14日から。是非たくさんの方に見ていただきたいと思っております。チケットのご予約はネット予約の他、かさぎに直接メッセージをいただければお取り置きさせていただきます。

皆様のお越しを心よりお待ちしております!

 

「家の鍵」がせんだい短編戯曲賞の最終候補に残っている

  • 2018/07/27

お久しぶりです。ドードーからずいぶん時間が経過してしまいました。

 

実は、昨年ラストソングスさんに書いた戯曲「家の鍵」が第6回せんだい短編戯曲賞の最終候補作になりました。

 

10代から俳優を続けてきて、今、こうやって、何というか、驚きです。30歳あたりにちょっと書いたことがあって、やめてしまって、でもまた書きたいなと思って、書きたいと周囲に言ったりして、でもなかなか書けなくて、これじゃ詐欺だろと自分にハッパをかけて、40歳あたりで再び書き出しました。

 

これからもまた書いてみたら?とそっと優しく背中を押していただけたような、そんな気持ちです。

戯曲は大賞発表時までせんだい演劇工房10-BOXのHPで読めます。この戯曲を通じてまた新しい誰かと会うことができる、そのことが何より嬉しい。以下にリンクがありますのでよろしければ是非。

 

また別の話ですが、子供の頃6年間仙台に住んでいました。まだ仙台が区政になる前の話で、現在の住所では若林区になります。

 

先日仙台に行く機会があったので、住んでいた社宅に行ってみました。地下鉄長町1丁目の駅(住んでいた時は地下鉄なんてなかった!)からグーグルマップを頼りに、徒歩30分は歩いたでしょうか。記憶の中では我が家に一番近いランドマーク・仙台刑務所に行き、そこから5分ぐらいのところ。でも道に迷ってしまいまして、そこからさらに30分もかかってしまいました。路地を間違え、行き止まりに遭遇し、ようやくたどり着いた我が国鉄の社宅はボロボロで、もはや誰も住んでなどいなくて、バリケードに貼られた紙には、ちょうど1週間後に取り壊しになるとのこと。草ボーボー、積み上げられたゴミ、錆びて置き去りにされている自家用車、あまりに寂しげなその風景。その景色を目に焼きつけて帰ってきました。ある意味、満足でした。

 

仙台駅の近くのシャレオツな立ち飲み屋で、ビール飲んでたこぶつ食べながら、ああ、こういうこと、これらのことが、いつか書けないかな、って考えたんだった。

 

ベニーランドに行ったことも、エンドーチェーンで生まれて初めて芸能人を見たことも、広瀬川でのマラソン大会を仮病でサボったことも、今日話題になった仙台拘置所のことも、いつか書くかもしれません。

 

「家の鍵」、もしお時間ありましたらぜひ!

 

 

http://www.gekito.jp/?pg=1532159831

スヌーヌー「ドードー」作・演出します

  • 2018/04/18

 

スヌーヌーvol.1「ドードー」

2018年5月31日(木)~6月2日(土) SCOOL

作・演出:笠木泉
出演:踊り子あり

日時

5月31日(木)20時

6月1日(金)15時・20時

6月2日(土)14時・19時

【チケット発売日】4月29日(日)

【チケット予約メールアドレス&お問い合わせ先】
snuunuuoffice@gmail.com
※ メールにお名前、希望日時、人数、電話番号を明記してください。制作から予約完了メールをお送りさせていただきます

 

 

 

 

「スヌーヌー」の「ドードー」についてのノート
_

一人で舞台を作るにあたり、
「スヌーヌー」という新しい名前をつけました。
アラビア語で「つばめ」の意味です。
この名前に決まるまで結構悩みました。
第二候補は「マグパイ」でした。
「マグパイ」は英語で「カササギ」。
まあ、私がカサギだからです。
その他「泥棒かささぎ」「劇団ギーカサ」など、周囲から様々な意見も出ましたが、結果「スヌーヌー」に落ち着きました。
今後、この名前でふっと現れては活動すると思います。たくさんの人に出会う場所になるといいなと思っています。といいつつ、今回は一人芝居。お迎えするのは踊り子ありさんです。はえぎわという劇団に何度か出演させていただき、その時からの友人です。とても素敵な女優さんだなと常々思っていて、今回思い切ってお願いしてみました。

 

_
今回の舞台の題名は「ドードー」です。絶滅してしまった鳥なので、いろいろよくわからないのですが、よくわからないことを考える舞台にしたいと思っています。ドードーは飛べません。じゃあまあ仕方ないかとドードーと同じく飛べない我々は歩いてみます。ひとまず進んでみて、とあるドアを開ける瞬間。そこに何かあるのか、ないのか、わからないけれど、そこまでの1人芝居です。しかし同時に、この演劇は、彼女にとって幸か不幸かわかりませんが、舞台上でたった1人で立つことになった踊り子ありさんを起点に、まず私、そしてそこから、隣人、友人、家族、お客様、時代、場所、海、電車、土地などなど、そしてそこからもどんどん拡張し、転がり、流浪し、たくさんの方となんだか繋がっている感覚を持てるような、そんな演劇になったらいいなと思っています。
_
ぜひ、見に来てください!

 

このチラシの絵は友人のタムナデ姉さんが描いてくれた踊り子ありさんです。素敵なので何枚もアップしてみました。この顔を見ながら戯曲を書いています。

 

 

 

 

 

 

 

<チケット発売>「家の鍵」

  • 2017/11/12
ラストソングスの新作公演「家の鍵」戯曲を担当しました。
本日チケット予約がスタートです。
演出は鈴木謙一、出演は上村聡、鈴木将一朗です。
※私は出演しません。
 
書き終えた今も毎日戯曲のことばかり考えていて全く書き終えた気がしない。
心に棲む妖怪が「直させろ〜直させろ〜」と唸って私を支配する。
もう、完成は諦めてサクラダ・ファミリア的戯曲にしたい。
 
ゼロから書き直したらびっくりするだろうな三人とも。
 
ともあれ、ぜひ見に来てください!
ご連絡お待ちしております。

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