大晦日
- 2017/12/31
今日は大晦日です。今年も終わります。
今年は特に前半いろいろ大変だったなと思います。指を怪我したり、その他個人的にいろいろあったなあ。でも今振り返ると何がどうというよりも、ただ「つらかった」という漠然とした印象が残るのみです。
後半は「家の鍵」の戯曲執筆に力を注ぎました。思うように書けず途方に暮れる毎日を振り返るとやはり「つらかった」という漠然とした印象が残るのみなのですが、前半の「つら」と後半の「つら」は全く別物で、どう考えても後半の「つら」の方がいい「つら」だったのです。
辛さとは一体どこにあるのでしょうか。
まあ、ウチ、ソト、どちらにもあるのでしょうね、きっと。
まだ、私の中にやり残した感じやもやもやが残っていて、それはあくまで戯曲を書くものとして、ああすればよかったのではないかとか、あのシーンは削った方がもっとよかったのではないかなど、とめどなくあの時期の自己の選択に対峙してしまい、その問いかけを日々繰り返しています。たまに胸がぐっと掴まれて、何者かに。「お前はもっと書かねばいけなかったのではないか?」と問いただしてくる。「言い訳しなかったか?」と追い込んでくる。
これは辛いというカテゴリーに入るのかわからない。
しかし私は知っています。
これは「つらしあわせ」だと、私の中にいる私がしっかりと気がついています。この「つら」を背負ってもっと前に進まねばならない。始めたのだから、終わるまで。
つらしあわせの来年を、必死に生きようと思います。
6月には作演出の舞台を企画しているので、頑張らねばならない!指を怪我している場合じゃないぞ。
ではご挨拶です。
今年もお世話になりました。
このブログを読んでくださる方、twitterなどで知り合えた方、支えてくださった皆様、友達、家族、出会った皆様、ありがとうございました。
また来年会いましょう!
ちなみに我が家のテレビは今「赤ひげ」です。
本日BSでは黒澤映画一挙放送中なんですね。
というわけで「生きる」「用心棒」「椿三十郎」、そして現在「赤ひげ」です。
では、もう一度。
皆様よいお年をお迎えください!!
笠木泉