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7月11日



デビット


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Posts Tagged 寺島進

イ・ア・ラー!!!!

  • 2007/08/06

阿部和重「グランド・フィナーレ」が面白かった。一気に読み終えた後もその面白さについて考えてなかなか眠れなかった。久しぶりです、小説を読んで素直にわくわくしたのは。興奮して眠れないとはこのことだ。読んでいる時は恐怖と不安の間の細い道を辿っている気分だったけど、読み終えて決して晴れ晴れとはしない気分の中、何故かものすごく感動していた。

北野武監督「TAKESHIS」を観た。私はとても面白く観たのだが、公開時はどんな評が出ていたのでしょうか。たけしの顔だけで100パーセントな画面が次から次へと堪能できる。何だか北野監督がたけしという役者を使いたがるのがよくわかる気がする、それは「水曜どうでしょう」で「他の人にやらせるよりもコストがかからず、イメージに近く、そして早い」という理由でプロ顔負けのナレーションを担当する藤村プロデューサーのそれと近いのではないか。いや違うね。金髪のたけしもすごく面白いし魅力的なんだけど、寺島進のダメ感はすごいね、ちょっと。もう笑うしかないかっこ良さです。さて、これで「監督・ばんざい!」を観に行けるぞ。

我が家の失禁ボーイ、ナフルの結膜炎はほぼ完治しました。よかった。

友達と酒を呑む。暑いからビールが美味しいのだが、ほとんど呑めなかったのに最近明らかにアルコール量をこなせる女になりつつある私、一体自分はどういう体質なんだ。身体よ、呑めるのか、呑めないのか。とはいえ、お酒はたしなむ程度が一番です。若い頃酔っぱらって池袋駅構内で財布から小銭を取り出して「もってけー!!!」とばらまいたらしい(覚えてない)女としては、自分の酒量はきちんと自制していかねばならないのです。それは大人のマナーです。

楳図かずお先生が大変なことになっているのは皆さんもご存知のことでしょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000011-gen-ent

テレビニュースでも観ましたけど「色彩の暴力です」っていう言葉(と、その言葉を選んで話をする住人)はさすがに気持ち悪いなあ。うまいこと言い過ぎていて。でも、まことちゃんが毎日夢に出てくるのはさすがに大変ですねとしかいいようがないね。本当かどうかわかんないけど。で、私の好きな作品「イアラ」や「愛の奇跡」なんかを読み返してみた次第。やっぱり哀しくて切なくてそしてものすごく面白いのでした。ま、全編通して変だけどね!

ナフと母/ハワイアン/追記

  • 2006/11/26

おれ?

母が家に来た。包丁を研いでもらった。切れ味が抜群によくなった。

なかなか上手く作れない「厚焼き玉子」を作ってもらった。大量に油を引くのでビックリした。

ナフルは母のことが嫌いではないらしい。同じ部屋で二人仲良く眠っていた。

映画「フラガール」をようやく見た。もちろん鼻水ダラダラの大号泣なんだけど、いろいろ思うことはあった。方言とかね。「〜してくんちぇ」(〜してください)って言うかなあ?昔は言ったのかな。蒼井優ちゃんの訛りは自然でリアリティがあった。池津祥子さんは福島県出身だからおてのものだ!でも本当に難しいものだな、地の言葉は。方言指導の目で映画を見てしまった。誰なんだあたしゃ。

「福島県いわき市」「常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)」がこんな風に注目される日が来るだなんて、どういうことだ。さえない街だよ、本当に。だからドラマになるんだろうけど。でも、なんだかんだ言って非常に嬉しい。エンターテインメントの大きな可能性を感じる。すごいなあ、映画って。今だってものすごく寂れている街だけれど、確かに生きている人達がいて、その中の一人であるうちのおじいちゃんの自転車屋の前には今もハワイアンセンターの看板がかかっている。そしてその中のもう一人が、我が母。東京に来て、娘の包丁を研がされて、いわき市に帰った。
私の原風景の中にあるハワイアンセンターが画面の中にあった。嬉しかった。

借金問題で大変な思いをしている北海道夕張市も文化の力で生き返らせて欲しい。炭坑つながりで心から応援している。

※※※

追記/そう言えば「フラガール」には我らが大先輩・大河内浩さんが出演していた。今の日本で「とにかく悪役」と言えば大河内浩、「借金取り」と言えば寺島進。画面に二人がいれば間違いないと思った。皆も同じ気持ちだと思うが、私は寺島進の日本酒のCMがもちろん好きだ。川べりをパック酒を持って嬉しそうに歩いている姿、通りすがりのお姉ちゃんに「晩酌しない?」と可愛く肩をすくめるその姿たるやもはや芸術だ。そしてもちろん遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」で大河内浩さんの十八番である「酔っぱらいのおっさん」を稽古中から思う存分堪能できた私は幸せ者である。頭にネクタイ巻いてたもんなー。最高!

おおこうちさん
本当はすごくやさしい人なんです。大河内さん。

会ったことがないので何とも言えませんが、このCMはたまりません。

流行しないで/ピューと吹く!ジャガードラマCD発売

  • 2006/10/26

おととい、ゲラチェックを終了し、とある原稿がやっと終わった。締め切りを守ったことと、超難問テーマに挑んだことは褒めてやりたいが、文章の下手さなど反省点が多々ある。もっと勉強して楽しい文章を書けるようになりたい。今回は非常に苦しみつつも幸福な仕事だった。

編集者のYさんにはいろいろご迷惑をかけました。「何度かFAXを送ったのですが反応なしです」というメールをもらい、そんなはずはないのだが会社にいるため確認も取れず急遽コンビ二でFAXを受け取ったのだが、家に帰ってみると、何のことはない、ナフルがあらゆる方法を駆使しよじ登って玄関の上部にあるブレーカーを落としてしまっていたのだ。FAXを送ってくれようとしたのが午前中で、もうそのときには電源が落ちていて私の帰宅は夕方の6時。ごーん。おかげで冷凍庫の氷も溶けていた。「何さらすんじゃい!」と寺島進なら怒っていたところだが、ぐっと我慢した。Yさん、そんなわけです。申し訳ありませんでした。

告知はまた後日。

ナフルのブレーカー落とし、流行の兆し。困るなあ。

※※
週刊少年ジャンプで大人気のマンガ「ピューと吹く!ジャガー」のドラマCD第二弾が12月に発売されます!何と第一弾は3年前。

原作者のうすた京介さんの日記にもありますが、とても面白い作品になっていると思います。是非買ってください。私も買います。ちなみに私は白川高菜役です。

まさか大好きなうすた京介さんのマンガのキャラクターを演じることになろうとは思っていなかった。「すごいよ!マサルさん」に涙を流して笑い、アニメも欠かさず見て、オープニングの「愛に~気づいてください~(ペニシリンさんの歌)」っていう歌詞の歌も覚えて、マニアックなキャラクターを愛し(「マ神」とかね)いろんな人に勧めて、新刊出るのわくわくしながら待ってた大学生時代の自分を思い出す。

生きているといいことがある。好きな人に会える。一緒に仕事ができる。最高だ。それもすべては生きているからですね。もっともっと生きるぞ。がんばるぞ。

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