水戸2
- 2007/09/20
■昨日の続きになるが、他のノミネート作品も面白いものが多く、とてもレベルが高い気がした。皆すごいなーと感動しつつ、私は3回目の司会を何とか無事に終わらせることが出来た。あー、よかったとクロージングパーティではビールもワインも美味しく呑んだ。ぎっさんと高橋明大くんも助監督の東くんも嬉しそうでいやあよかったとか初対面のいろんな人と喋ったりとかで、気がついたら結構呑んでいた。あぶないあぶない。酔っぱらって泣き出すところだった。
■司会という仕事をするのはこの水戸短編映像祭だけ。私にとっては1年に1回の大冒険なのである。よって役者として舞台にあがる時とはまた別の、不思議な、緊張を味わうことになる。それはそれは面白い状態になっているのでそんな自分を客観視して観察して楽しんでいるのだろう。それとはまた別に、年に一度自主映画というカテゴリーに収められた映像を浴びる程観ていろいろ考えさせられるのもとても面白い体験なのだ。皆ある意味ぶっとんでるものね。本当に元気になります。
■打ち上げから帰る時、たくさんのスタッフさんに「ありがとうございました」と声をかけてもらった。こちらこそ!と皆を抱きしめたい気分もあったが気持ち悪いのでもちろんやらなかった。舞台進行をしてくれたMくんも、毎年お世話になっているKさんYさんOさんも、その他拙いK&Y(KASAGI&YANAGISAWA)を助けて下さった皆さん本当にお世話になりました。
■お土産にいただいたのは水戸納豆24パック。
■コンペが始まる前に「食べきれない時は冷凍するといいですよ」という豆知識を審査員の古厩監督にえらそうに教えた。古厩監督は「納豆って冷凍出来るんですか?納豆菌死なないのかなー」と。私はこれまたえらそうに「パックのまま冷凍して、自然解凍で食べられますよ」とオレンジページで得た知識を披露した。しかし納豆菌が死ぬのか死なないのかはオレンジページに書いてなかったのでよくわからない。書いておけよ、オレンジページ!よってその話をフェードアウトさせ、お茶を濁した。何とも適当な情報と知識で成り立っている頭なので、許して欲しい。
■私は打ち上げから帰り全身筋肉痛のような痛みを感じながらホテルの部屋にあるテレビをつけたら映画「かもめ食堂」。観たいなあと思っていた映画なのだがいかんせん今日はクタクタで・・・と思いつつ最後まで観てしまった。終わったのは朝の4時。前日10本以上の映画を観て、さらに「かもめ食堂」まで観るとはね。18日、朝ホテルをチェックアウトして柳沢くんと高橋くんとぼんやり昼ご飯を食べた。疲れている二人に私は「かもめ食堂」の感想や映像祭の感想やらをべらべら喋った。自分でも本当によく喋る女だと思いながら。