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青ノ鳥、圧倒的感!

  • 2007/09/30

「青ノ鳥」はいろいろ考えさせられた。とても刺激になりました。まず出演している役者さん全てに尊敬の念を抱いた。肉体の限界を超えた舞台だろうなと。ただただ敬服するばかりです。皆素晴らしかったと思う。

その上で、観ながらずっと考えていたことがいくつもある。舞台を観ながら頭の上をいくつものぼんやりしたイメージが膨らんでは消える感じ。そうやって観ている瞬間に想像力を働かせてくれる舞台はあまりない。矢内原美邦さんのエネルギーが私たちに想像という幸福をくれるのだけど、もちろんそこに立っている役者の姿からもだと思う。

うまく言えないのだけど、気持ちよさについて懐疑的であると思われる稲毛礼子さんのストイックな声や姿、そしてまた同じように楽しむことを拒絶しているように見える矢沢誠さんは、その姿に「説得力」があった。このコンビは本当によかったなー。表に全て放出するわけではなく、もともと心の奥に潜んだエネルギーの塊を感じた。それって一体何なんだろうと考えてしまう。きっと皆にそれぞれあるであろう、心の奥底に潜んだモノ(それはどんな種類のエネルギーでももちろん構わない)を表現出来るという「説得力」。この二人はその説得力を稽古で「獲得」したんじゃないだろうかとか獲得するのにどれだけの個人作業が必要だったのだろうかと興味が湧く。

私の考えているのは「説得力」についてと「方法」について。とりあえず私を含め役者が考えなくちゃいけないことは死ぬ程ある、と帰り道思った。それにしても肩を脱臼して痛いのに舞台に出てきて踊った矢内原美邦さんの「圧倒的」感!アフタートークで「今日のステージから踊ることにしました」と言っていたので、本当に得したよーと思いました。私は矢内原美邦のダンスのファンなんです。美邦さんが踊ると私の胸も疼くのです。そこにはいろいろな理由があるのだけど、一つだけ言えるのは「踊っているのは美邦さん以外の誰でもなく、そして美邦さんは誰にも似ていない」ということ。まあ、唯一無二の存在なんだなー、私にとって。

終演後役者さんに挨拶したり、美邦さんとも少し喋れた。美邦さんはその後お客さんとして見に来ていた関係長さん(プリセタ所属/31歳)がいると知った瞬間、蹴りをいれていた。美邦さんの対関くんコミュニケーションの取り方にはいつもシンパシーを覚える。私もきっと同じことをするだろう。

※※※

毎日撮影。夜は遊園地2回目観劇、アフタートークは若松武史さん。時間がないので感想はまた、内田百間の随筆「クルやお前か」で泣いてしまった。肌寒い日だ。

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