演出のためのノート008 5/24
- 2018/05/27
5/24
とあるレクチャーを受けに、北千住へ。
常磐線、懐かしいなあ。
昔は柏にも住んでいたから、このあたりでよく買い物していたのだ。
駅ビルがこんなにおしゃれじゃなかった時代の話です。
安い服とか本とか、この町で買った。
思い出がある。
今も人並み街並み、何だか落ち着く。
バストリオの今野裕一郎くんに会う。
今野くんは遊園地再生事業団で出会い、長くお付き合いをさせてもらっているバストリオ主宰。
映画監督です。
駅前のちょっと怪しげだけど妙に落ち着く喫茶店で1時間程度話を聞いてもらう。
懸念事項が少しずつクリアになっていく。
泣きそうだったがぐっとこらえて感謝の意を述べた。
半泣きだったかも。
なぜ泣くの?わたし…やんなっちゃう…
ああ、いつか恩返しができる日がくるだろうか。そんなことを考えながら、常磐線山手線と乗り継ぎ、ありちゃんと池袋で待ち合わせ、衣装購入。
衣装以外の自分の服を買いそうになるも、ぐっと我慢。
板橋区の稽古場に移動。
稽古に、はえぎわの井内ミワクさんと鈴真紀史さんが見学に来てくれて、差し入れもいただいた。
わたしは二人の訪問がとても嬉しく、テンションが上がってしまった。
ありちゃんも、2人が来てくれてとても嬉しそう。
急に妹っぽくなったありちゃんが面白い。
好きな先輩が見てくれて、とても励みになったようだ。
よかったー。
稽古ではなかなかうまくいかないところが、なぜうまくいかないのか、考える。
たぶん戯曲の問題だ。
直すべきか否か。
困ったなあ。
でも、直すべきだ。
まだ時間はある。
どう直すのか考えなくては。
一度固まったものをどう忘れるか。
稽古後、4人で、馬肉を食べる店へ。
ありちゃんは嬉しそうに馬刺しを食べていた。
ずっと食べたかったらしい。
体を動かす俳優よ、たんぱく質をたくさん食べて、健やかに!
切なる願い。
喉にもいいのではなかったっけ、馬肉。
演出家は体を動かさない。
疲れるけど、なんだろ、この疲れ。
何を食べたらいいのかなあ。
とりあえずビール、そしてキャベツを食べた。