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3月11日


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演出のためのノート001 5/11

  • 2018/05/12

今日からここにスヌーヌー「ドードー」演出のためのノートを残しておこうと思う。

というのも昨日である程度の完成稿を出演者である踊り子ありちゃんに渡せたからだ。

もちろんどんどん直すものの、ひとまず書けた気もする。

ここからどのような舞台にしていくのか、自分のためにも、記録を残しておきたい。

 

5/11

稽古。

稽古場に到着してから、「あ、稽古場間違えた!やべえ!」とありちゃんにメールする。

すると目の前にありちゃんがいるではないか。

間違えたと勘違いしたのだ。

二重にバカ。

結果オーライとして、稽古を始める。

今朝早く出来上がった決定稿を渡す。

先日下見をさせてもらったscoolのことを思い出しながら、舞台の状態をこんな感じだろうかと思い浮かべ、仮にものを置いてみる。

とにかく今は正解がないので、いろいろやってみるしかない。

決定稿はまず横におき、前回まで稽古した1と呼ばれるシーンをおさらい。

セリフの確認作業でもある。

何せ一人芝居だ、ありちゃんの心中を考えるととにかく何度も反復するのがいいのではないか。

私も役者をやっているのでわかる。

稽古すればするほど、心のモヤモヤが消える。

肉体的精神的にどんなに大変でも稽古の回数は決して裏切らない、

と、スポーツもできないくせにいっぱしのスポーツマン的なことを考える。

1、と呼ばれるシーンは、ありちゃんのセリフ覚えが素晴らしく、演出の課題は山積みではあるものの、先に進む。

2、と呼ばれるシーン。いろんな動きをやってもらう。まだ始まったばかりなので思いつくままに。

ありちゃんは緊張しつつも、とても伸びやかだ。

私の台本にも、その伸びやかさはあるだろうか。

と、またすぐに手直ししそうになるもぐっと我慢。

決定稿を読む。

時間をはかる。

演出プラン等、参考文献、今日偶然見た関連性の高いニュース記事についてなど話をする。

ありちゃんからも意見をもらってヒントにする。

今後、衣装、照明、音響など、全て自分で決めていくのかと思うと不安で信じられないが、

こうして、全てを自分の感覚において進めていくということは、常に自分を疑うことと等しいのだと感じている。

正解はないのだ。

いくつか考えている演出についてこの最低限の人数で、果たしてやれるのかどうなのか、

とにかく、シンプルに深化させていこう。

あと今回発見したのは「演出は予習復習が大事」ということだ。

役者も一緒だけども。

 

 

2 Comments

    tomohiroh

    12th 5月 2018 - 10:52:58

    白地図の上に理想の山や川を描いていく作業のような、はたまた果てない荒野を相棒とふたり彷徨い歩くような行為というべきでしょうか。ともあれその全てを楽しむことができ、たどり着く先が素晴らしい舞台であることを願っています。

    kasagi

    14th 5月 2018 - 23:44:43

    tomohirohさま

    お久しぶりです!コメントありがとうございます。嬉しいです。
    そうですねー。とにかく、もしこのまま思考続けることでしか見えないものがあるとするなら、ぜひ、2人で見てみたいと思っております。

    頑張ります!

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