無題
- 2014/07/04
戦争を経験した祖父母の話を聞いて育った。
亡き今、言葉を思い出す。
死ぬ思いで生き抜いて来た祖父母の思いを、
私はどうやって自分の身体にとどめることができるだろう。
どんなことがあっても戦争してはいけないと自分の身体の言葉として。
世の中がじわりじわりと変化している。
ふと、気がつくと世界のパワーバランスが変わっていた。
そのように「じわりじわり」変化していることが多い。
危険な道へ進むことも、平和に結びつく選択をした時も、その瞬間には気がつかないのだ。
だから気がつく努力をしなければならない。
何の為に、今までこの「理想」を守って来たのか。
そのことは私なりに答えがある。
ずっとその答えに自信を持って行きたい。
私にはある種の強さはいらない。
自分の体験を大事にしよう。
祖父祖母の言葉や、自分の生きてきた積み重ねを今こそ大切にしよう。
そう思っている。
5月 3
- 2014/05/23
「ロゼッタ」
ダルデンヌ兄弟
いろんなことが憎たらしくなる素晴らしい映画だった。
働いて次の日休み、そうするとふと「私は休んでいいのだろうか」という気持ちに襲われる。
お腹がすいてからご飯を食べると、ふと「私はお腹がいっぱいになってもいいのだろうか」という気持ちになる。
そんな自分の気持ちを思い出す。
映画の本題とは少し離れるけど。
劇中、ロゼッタがかじるワッフルがおいしそうでした。
あと、ゆで卵も。
ゆで卵を割るまでの静かな間が忘れられません。
もしかしたら私はダルデンヌ兄弟が好きだな。
「社葬」
何で見ちゃったのかといえば、何でだろうという気持ちでもあるのですが、
実はとても勉強になりました。
たくさんの俳優さんの中で小松方正さんだけが絶えず動いていました!挙動不審過ぎ!
「転校生」
子供の頃よく見ていた大林宣彦監督の映画を久しぶりに。
驚いた。
これは、何だかとんでもなくえぐい映画でした。
面白いとか面白くないとかの問題ではなく、怖いぐらいのえぐさ!執拗に!そこが魅力なんですね、きっと。
最近の大林監督の映画、話題になっているし、是非見てみようと思う。
「カサブランカ」
恥ずかしながらハンフリー・ボカート出演の映画を初めて見ました。
想像と違う顔でびっくり!→失礼な感想
昔の映画はテンポがゆっくりなのだなと感じた。
「シャーロック」
見ています。
今ドイルの「シャーロックシリーズ」新訳がどんどん文庫化されているのを読んでいるわけで、
もうこうなるともはや、
おまえはシャーロキアンかよという状況。
でも全然詳しくない。
詳しくなれない何かがシャーロックホームズにはあるし、別にあまり詳しくなくても楽しめるから大丈夫。
閉鎖的な雰囲気、イギリスの気高さは好きだ。行ったことがある数少ない国だし、愛着もある。
こうなったらアニメ版も見返そうか。
オープニングテーマソングがよかったよね、アニメ版は。
ダカーポ「空からこぼれるストーリー」だった?
途中スタッカートで唄うところがいいんだよなあー。
←あえて調べないで記載します。記憶が正しかったかどうか後で調べてみる。
4月 5
- 2014/04/17
好きなものをたくさん食べて、元気が戻って来た気がする。
卵かけごはん、これはヒネミの商人の稽古中も毎日のように食べていて今も食べている。
簡単で美味しい。最高だと思う。
あと、しゃれおつなところで、グラノーラにはまっています。
ずっと憧れていたのだけど、勇気が出ずに買えなかった…が、舞台も終わったことだしご褒美のつもりで買った。って、普通の値段のものですけども。
ヨーグルトにかけて食べるというセレブリティさもあいまって、美味い…
そういや、読書が趣味だったと思い出してきました。
ここ最近全然本読んでなかったなあ。
昨年からNHKで放送されていたジェレミー・ブレットのシャーロック・ホームズを楽しく見ていたので、最近出版されたばかりのシャーロックホームズの新訳「緋色の習作」を読んだ。以前は「緋色の研究」というタイトルだったもので、シャーロック・ホームズシリーズの第一作目だ。意外な展開に驚きながら読んだ。随所に初版当時の挿絵が入っている。子供の頃に図書館で借りて読んだ江戸川乱歩やゲームブックの類を思い出してとても楽しい。
翻訳者の職業が「医学博士、シャーロキアン」と記載されていて笑った。
職業・シャーロキアン。
それにしても翻訳物は頭を使うので、脳にいい気がする。
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