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いろんなことがまじめじゃない
- 5月 09, 2008
■自分のことがたまにわからなくなるときがあるんですけれどもこれ、まあ、そんなの当たり前っすけどね。ちょっとショッキングなことに対峙した時の自分、この時に「全然平気ですけどわたし」みたいな顔が出来るかってことについて今、構築しています。もちろん、「全然平気ですけどわたし」みたいな顔しないで「全然平気じゃないんですわたし」って顔は得意なので、そういうのはもう嫌なんじゃよ。欲を言えばショッキングなことを一瞬にしてそれはショッキングなことではないですと心の中で変換できるように。
■自分に必要のなきものは、切る。それが精神衛生上一番いいに決まっている。人は、必要のなきものに、絶対に負けてはならんのです。
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■稽古は2日目。スピード早い。ゼロからの気持ちで。稽古帰りに役者の稲毛礼子さんと初めてゆっくり話をした。ずっと舞台を拝見していて素敵な人だなと思っていたので、嬉しかった。家に帰って、夜偶然駅で弟に会う。近くに住んでいるのに偶然会うのは二回目。お互い近況など少し話す。弟は少し痩せていた。
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■あまりに値上げしすぎではないか、野菜も乳製品も。ヨーグルトを買うにも躊躇する。あまりのことにスーパーサミットの中で徘徊してしまった。
...「五人姉妹」の稽古初日
- 5月 08, 2008
■今日はアデューの稽古は休み。今日から5日間、私の役者仕事の都合で休みである。皆セリフ覚えて来てくれるかな・・・。
■まず7月に出演するmikuni yanaihara project「五人姉妹」の稽古。大好きな矢内原美邦さんの演出、振付を受けるのは遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」以来で、不安。だって4年ぶりだよ。28歳から32歳だよ。老化の階段ずいぶんのぼっちゃったよ。私以外の出演者は「3年2組」とか「青の鳥」とかに出演経験がある方で、果たして皆についていけるだろうか。迷惑かけないだろうか。恐怖、ちょっと未来の自分が。とにかく靴だけはいいものを買った、怪我したくないから。
■稽古はあっという間に終わりました。・・・足がパンパンです。トレーニングの為に夜ジョギングとスクワットしてて本当によかった。してなかったらたぶんもう歩けないよ。日頃の訓練はやっぱり大事だね、30代は特に。
■稽古場はとにかく動く場所だ。とどまってはいけないと感じた。今日は初日、私は焦らない。焦ったらもう何にも手につかなくなるから。とにかくミクニさんに、皆に、しっかりついて行こう。そしていい舞台にしよう。あとね、今日々台本を書いていたり演出つけたりしている私にとって、「自分のセリフがある台本をもらう」ってことがこんなに嬉しいとは!いや、いつも嬉しいんだよね、台本をもらう瞬間って。「役名がある!」って。当たり前なんですけど。今日もとても嬉しかったです。
■私の台本を読んでくれている役者にも、感謝したい気持ちです。実はラストシーンだけ保留にしてある。少し時間かかると思うけど、これから書こうと思う。
...チケット予約について
- 5月 07, 2008
■告知します。「125日間彷徨」のチケット予約についてです。
★5月20日迄にメール及びチケットフォームにてご予約頂いた方には、アデュー特製ノベルティグッズをプレゼントします!当日の劇場窓口にてお渡しいたしますのでどうぞお楽しみに!※もちろん本日迄にご予約頂いた方にもお渡しします。
■チケット予約の状況です。現在、6/8(日)19:00のご予約を多く頂いております。新宿ゴールデン街劇場は非常に小さな空間です。客席が40席程しかございません。この先早めに売り切れる可能性もございますので、お早めのご予約をお願い致します。
■ご質問等ございましたら、info@adieuadieu.comまでご連絡下さい。
笠木泉
...役者紹介ー青山麻紀子
- 5月 06, 2008
■青山麻紀子さん。
■青山さんを知ったのは青年団の舞台。それからboku-makuhariで共演し、現在に至ります。以前彼女がタテヨコ企画っていう劇団の舞台に出演しているのを見たとき、すごく面白い声を持っている人だなあと印象に残っていて、声が高いというか、まあ変わってるなあと。それからしばらくしてお話しするようになって、「ああ、声の種類が似ているのだな」と気がついた訳です、私と。
■声が似ているということは骨格が似ているということに繋がる可能性が大なわけですが、この人、今写真では黄色い何かで隠してますが、あごなんですよ、結局、私たちは。似てるんですよ、あごが。青山さんは私たちを称して「アゴーズ」と。ユニットを組んだ憶えはありませんが確かにそういうからくりなわけです。あご以外は似ていません。小さくて(というと怒るかもしれません。何よりも背が欲しいらしいので)かわいらしい人です。
■boku-makuhari「突端の妖女」で共演した時は本当に頼りになる人だなと思っていました。精神的にも舞台上でもあまり揺れないんです。揺れていても隠す。どっしりしてる。だから私は心置きなくぶるぶる揺れておりました。言うなれば、彼女は木の幹のような人なんだと思います。共演者に「彼女に掴まってさえいれば大丈夫だ!」みたいな他力本願的気持ちを起こさせる。
■マドンナが好きみたい。いつもマドンナの話しをしている気がする。でも私自身あまり興味がないので、内容はほとんど覚えていない。だからまた同じ話をされても新鮮な気持ちで聞けると思う。ちなみに日本女子大学の後輩。芝居関係者でポンジョ出身の人って彼女以外出会ったことがない。漫画家の川原泉ファン。
...駅弁/シャーリー
- 5月 05, 2008
□アデュー公演のチケットご予約はこちら!
□引き続き公演のお手伝いをして下さる方も募集中です!本番中のお手伝い、稽古場のお手伝い等ご都合に合わせてで結構です。どうぞお気軽にメール下さい。
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■明日なんです、いつもぎりぎりの告知。明日の夜9時からTBS系列で放映される「駅弁刑事2」というドラマにちょこっと出演しています。小林稔侍さん扮する駅弁刑事、・・・もうこれネーミングが素晴らしいですね。さあ、物語に駅弁がどう絡んでくるのか、絡んでこないのか、乞うご期待であります。
■そんなわけで冨永昌敬監督の「シャーリーテンプルジャポン part4」の撮影のため某F山を望むS岡県で一泊合宿。撮影は非常に面白く大変で、ほんと頑張らなあきまへんわ、わてほんまによう言わんわ、と、役者カサギ気持ちを引き締めました。撮影終了後は合宿ならではな感じの飲み会にずるずる発展し久しぶりに大爆笑連発。笑いましたね、よじれる程に。冨永昌敬監督をはじめ、冨永映画でおなじみの役者さんである杉山彦々氏や福津屋兼造氏、スタッフの月永雄太氏、鈴木龍一郎氏共にみーんな大学時代からの友人なもので、つい話も若かりし頃のどうでもいい武勇伝や救いようのない思い出話に終始し、それこそ「箸が転んでも」状態になってしまったわけです。あの頃話していたことも全てくだらなかったけど、今現在も全てくだらない話しかしてないと思うなあ。成長していないというわけでもないが、個々は大きく変わってはいないようです。
■あと、初めて知ったんだけど、S岡県ではけっこう皆「イルカ」を食べるんだそうで、驚いた。この話はS岡県出身の宮沢さんにもリサーチしてみたいと思う。
■撮影はまだ続きますが、私と共演者の瀬戸夏実さんは共に先に帰京。東京での撮影を迎える日まで、私はまだまだ非常に面白く大変な作業は続きます。瀬戸夏実さんには先日の顔合わせで初めてお会いしたのですが、非常に慎ましやかでかわいい人だなと印象を持ちました。一緒に撮影に入ってみたらあらビックリ、慎ましやかさと同時に迫力も持ち合わせていて、あと言うことなすことすごく面白い。仲良くなりたい人、ここに発見。同じ福島県出身ですが、私は浜通りで彼女は中通りです。福島県民以外何のことかはわからないと思いますが、浜通りと中通りには東京都北区と千葉県柏市ぐらいの隔たりがあると思って下さい。あ、例えが中途半端でわかりずらいっすね、逆に。
■ロケ地は本当にいいところだった。空気もいい匂い、緑は青青としていたなあ。ハードスケジュールな日々の中小さな旅行気分も味わえたし、何だか何かに誰かに全体に感謝したい気分。朝、一人でゆっくり散歩も出来た。贅沢な時間だった。また明日から稽古と台本と、そしてもう1つの稽古が始まるのです。F士山に向かって「今月どうぞ頑張りますので、何とか倒れないようにお願いします」と頭を下げた。体は倒れても心は倒れまへんでわて。体も出来る限り倒れまへんで、わて。
...ラストソングスって何だ
- 5月 03, 2008
■告知なんです。友人の上村聡・鈴木謙一・鈴木将一朗のユニット「ラストソングス」が明日ライブを行うそうです。
「海風〜吐きだめ祭り」
出演:オレンジマンタ/ザ ヤルキスプーンフル
いとーまゆみ/ラストソングス
日時:5月3日(土)17時開場 18時開演
料金:1500円
場所:海風(042-387-1718/小金井市梶野町5丁目1-5)
東小金井駅北口よりスグ
ショップ99の先、サンクスの角を右へ
問い合わせ・予約:080-5403-8318(伊藤)
rakudaoncen88..@ezweb.ne.jp
沖縄料理も食べられるそうです。ラストソングスって何だ?と思う人は足を運んでみてはいかがでしょう?
...不安
- 4月 30, 2008
■台本のほぼ8割が書けて、印刷して読んでみて、果たしてこれは何なのかと考えている。いくつもの言葉をうまく集約させ演劇として成立させなければいけないが、これは果たして演劇だろうか。セリフもたくさんあるし、カタチは戯曲らしきものだが、本当にこれは戯曲だろうか。そんなことを考えていたら多方向から不安の波が押し寄せて来た。今、自分がここにいていいのかもわからないような不安かもしれない。こんな不安は寝れば忘れると思ったが、テーオに足を噛まれたこともあってか一睡もできなかった。
■考えて、考えても答えのでないことはたくさんある。それはそうだろう。ただ、少しは眠りたかった。何故眠れないのか。
※※
■ゴールデンウィークは冨永昌敬カントクの「シャーリーテンプルジャポンpart4」の撮影が入る。今日渋谷で打ち合わせ。いろいろな衣装候補を着させてもらう。自慢じゃないが、くたびれた悲しい服を着せたら滅法似合うのが私だ。自分でもつい「似合うなあ」と声に出していた。衣装の小磯さんの私服であるアニマル柄のまるで「サルティンバンコ」か「キダム」に出てくるピエロのような服も一応着させてもらうが、もちろんボツった。他に何だかよくわからない細かい模様の入った衣装も着てみたがカメラマンの月永氏から「モアレが出る可能性がある」というNG。なるほど、カメラマンの言葉だ。役者のスイッチが今どこにあるかわからん。脳みそのどっかにあるはず。
5月は、
1、「125日間彷徨」の脱稿、演出、制作(制作の吉岡くんを全面的に頼りながら)、舞台を成功させるための諸々。
2、冨永昌敬監督「シャーリーテンプルジャポンpart4」の撮影←撮影に向けての身体訓練、セリフを頭に叩き込む。
3、mikuni Yanaihara project「五人姉妹」の稽古←それに向けての身体訓練
4、バイト
と、書き出してみた。今のところ、休みは2日。どうなるんだ、私は。大丈夫なのか。
・・・大丈夫なはずである。できないことはないはず。なんとかなるはずだ。
3についてもかなりの不安を持っていて、そのために地味に走ったり動いたりしているのだが、何故か太ってしまった。しかも今日は200円で購入したなわとびで地味に体力作りしようと思ったら左足のふくらはぎがものすごく痛いではないか。なんなのさ。でも、ものは考えよう。矢内原美邦さんの舞台で体をぶっ壊す前に少し痛さに慣れておいたほうがいいのだ。きっとそうだ。大丈夫だ。
全部這ってでも頑張りたいと思います。
※※
■硫化水素自殺のことなんですが、皆「楽に死ねる方法だ」と思ってるんでしょうね。一瞬で意識がなくなって。腹を切ったり、飛び降りたり、そんな苦しみは味わいたくない。もう生きていることが苦しみなんだから。それにしても死にたいと思って生きている人の何と多いことか。今日こんなニュースを読んで、企業には忍びないけど発売中止したらどうか。流行が収まる迄でも、構わないと思う。日本人は流行に弱いから、時間が経てばこんな方法忘れてしまうだろう。掃除はもう重曹一本やりでどうだろう。そんなわけでってどんなわけだよ、今自分の頭は、自殺イコール自分で自分を殺したいニアイコール殺人という流れに向かっている。
それと、先日朝まで生テレビを見た影響で、こんな記事に反応している。
細切れ雇用の果て・・・39歳、全財産100円
http://www.asahi.com/life/update/0430/TKY200804290254.html
オサムシに伝えて
- 4月 27, 2008
□アデュー「125日間彷徨」チケット予約はこちら!
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■稽古をしていると、すぐに何かを言いたくなってしまう。「ああしましょう」とか「こうしましょう」とか。たぶんもっとじっとして考えた方がいいんだと思う。瞬発力だけで演出しないで、考えることも。今回のテーマは「演劇と真正面から向き合う」。まあ、役者の時も向き合っているつもりなんですが。演劇から逃げないとはどういうことか、毎日少しずつ考えています。昨日は稽古終了後、制作の吉岡くんと打ち合わせ。2人で少しずつ進めている。
※※
■内田樹、姫野カオルコ、それからいろんな戯曲、資料など毎日少しずついろんな本を読んで息抜きしたり感化されたりしているのだけど、たまたま手に取った宮沢賢治「ビジテリアン大祭」は、順調に読んでいるかと思うと急に(以下数枚消失)とか(以下数行空白)と表記され、次の言葉が前の言葉と全くつながりのない言葉だったりするので驚きの連続だが、これはこれで、不思議な感覚を味わえて面白い。「物語の先が必ずあると思うなよ」と言われている気がする。物語の神様に。あ、でも、手塚治虫のマンガをワクワクどきどきしながら読んでいたら突然「未完」と書かれていた時の呆然とした、あの気持ちは嫌ですね「ぎゃー!!!」と叫びたくなります。ちなみにブログの題名は手塚治虫の娘・るみ子さんのエッセイの題名から頂きました。いい題名だなあって思う。
■テーオの下に映っているのは歌っている原田知世さん。昨日NHKのドキュメンタリーで原田知世さん、鈴木慶一さん、伊藤ゴローさんの九十九里浜ドライブの様子を見た。三人とも人相、服装、声ともに本当に素敵だ。原田知世さんは小さな花のような女性だと思った。
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