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水分

  • 2006/11/29

私物の整理をして会社をあとにした。最後にきちんと挨拶できてよかった。

昨日たかやまこさんと例の激うま中華料理店Sへ。久しぶりに食べたが相変わらず美味しかったし安かったし、何も言うことはない。たかやまこさんに「ある音楽関係の仕事の人に、演劇の人って中華が好きですねって言われた」って言われた。そうなのか?そんなイメージなのか?安いからか?音楽関係者はどこに行くのか?しかし、私はもし演劇をやっていなくとも中華が好きだっただろう。何故なら演劇のえの字も知らない子供の頃から中華料理のことばかり考えていたからだ。

最近ビールをよく飲むようになった。20代前半の頃は飲めたが後半急に下戸になり、また何だか飲みたくなって来たのだ。すぐに酔っぱらうが、前より美味しく感じる。味覚は変わる。昔、確か6年前ぐらい、たかやまこさんが「WILL オレンジビール」だったか忘れたがそんな商品を飲んでいて、好奇心から一口貰ったのだがすっごく不味かったことを思い出しつつ、充分にパーマネントがかかった彼女とビールを飲んだ。

吾妻ひでお「失踪日記」、関川夏央/谷口ジロー「坊ちゃんの時代」を読む。「失踪日記」は誰かに貸したまま帰ってこないのでまた買った。再読したがびっくりするほど面白かった。ゴミをあさって黴びた肉まんを食べるエピソードなども、吾妻ひでおの画だとちっとも汚くないのがよけいに悲しい。私は失踪中よりもアル中で精神病院に入院してからのエピソードが好きだ。変な人ばかり出てきて笑える。アル中患者の全てが「自分は大丈夫」と思って生きているのだから、始末が悪いが逆を返せば希望に満ちている。「坊ちゃんの時代」も再読。絵が、誰かに似ているんだよなー。小林まことかな?明治の文士や歴史上の重要人物がたくさん出てくるのだが、安重根と東条英機と夏目漱石が道ですれ違い様にぶつかったといういうエピソードは何だかフィクションとはいえあまりに豪華で読んでいて「そんなわけあるかい!!」とツッコんだ。とはいえ文学史オタクの私には非常に面白いマンガでした。

台本執筆中。もちろんあまり進んでいない。頑張る。資料を読み出すと面白くてそのまま読みふけってしまったり逃避して猫と遊んだりしている。

手書きで書いているからか、季節柄か、受験勉強を思い出す。

はとことはとお

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2 Comments

    ウーリー

    29th 11月 2006 - 17:46:08

    自殺しようかと思った。悲しい一年でした。御自愛ください。

    kasagi

    1st 12月 2006 - 3:04:09

    ウーリーさん、こんばんは。

    あら、どうしたの?
    悲しい一年があっても来年はいい年になるかもしれないよ。
    大丈夫。
    そちらこそご自愛して下さいね。

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