おにぎり/河野さん/アドバイザー
- 2008/02/27
■「アクワリウム」の稽古が進んでいる。
毎日劇団0相の皆さんとご一緒している。0相の皆さんは何がすごいって、朝みんなで分担してお弁当を全員分作ってくるところ。しかも私にまで美味しい手作りご飯をふるまってくれるところ。慣れない東京のウィークリーマンション生活の中で、きちんと米を炊いておにぎりにして、おかずまで全員分作って持ってくる。今回のメンバーは全員で8人だからおにぎりの数も結構なもんだぜ。そして私のことも「おにぎり食べます数」にカウントしてくれているその優しさ・・・。泣けるぜ、0相。熊本、最高。
■稽古は、少しずつ進んでいて、私自身もようやく声の出し方や呼吸などを考えられるようになって来た。
戯曲は、読み込む程に「この戯曲は河野みちゆきさんにしか書けないものだ」と実感する。何故そう思うのか、それはこの本が戯曲に込められたものの「重さ」だけにとどまらないものになっているからだ。いつもは熊本で活動している河野さんとお会いしてからまだ何日も経っていないので、本人の人となりとかまでは実はよくわからないけれど、でも、「この人が自分自身の体で書いている」というごく当たり前だけどとても重要なことを日々強く感じるのだ。
この本を、東京に住む人間に読んでほしいと強く願う。まあ、リーディング公演に来てほしいのは、もちのろんなわけだけど。
■昨日はアドバイザーの宮沢さんが稽古を観に来ていろいろアドバイスをして下さった。アドバイザーのアドバイスは的確であった。今日の稽古は私も含め皆生き生きしている感じがしたのだった。