女という名のわたし
- 2009/10/28
■ホットカーペットをつけたら、こんな状態で寝てました。
■NHKで放送されている「こだわり人物伝」のテキストを買ってみた。何故なら「10月 太宰治 女(わたし)が愛した作家」と「11月 孤高の国民作家 松本清張」の二本立てだから!
■なにも「女」を「わたし」と読ませなくても、NHKさんよ、と思うものの、まあご愛嬌。それにしても太宰を語る女性作家は、角田光代、辛酸なめ子、西加奈子、田口ランディという布陣。松本清張を語る男性作家陣は阿刀田高、みうらじゅん、小森陽一、辻井喬。企画自体がすでに太宰は女にモテて、清張は男にモテるっていう図式だよね。ちょっと悪意さえ感じるね。正反対と言えば正反対だもんな、この二人。それにしても同い年でありながら両極にいる二人を愛する女(わたし)はきっとストライクゾーンの広い女(おんな)なんでしょうね。ニヒルな女たらしも好きだし、歴史オタクも好き。矛盾だらけの自分よ・・・。