寒くなって来た
- 2011/11/24
■朝寒い。肌が乾燥して喉がはりつく。ちょっといらっとするけど、嫌いじゃない。そう、冬に憧れているのです。ずっと昔から。しんどいくせに。
■ところで立川談志さんがお亡くなりになられた。最近落語好きになり、談春「赤めだか」を読んだばかりの私にとっても哀しい知らせだ。「赤めだか」を読んで談志さんが好きになった。もちろん今までも好きだったけど、親しみとともに好きになっていたんだ。でも死んだことに大きなショックを受けているわけではなく、寂しいなという気持ちだ。
■最近自分も年をとってきたから、好きな俳優さんが亡くなられたりすることに大きな驚きを感じたりショックを受けたりすることが減って来た。いろんな方の死を自分なりに経験してきたからかもしれない。しかし好きな人が亡くなるということは寂しいことだというのもわかった。その寂しさがこれからはどんどん増えて行くんだ。
■好きなものをたくさん持っていたいけど、私は自分の掌に余る程の好きを持っては生きていられない。そんなに多くのことに真剣でいたら辛くなってしまうのだ。適当でいたい。楽になりたい。そう思ってここまで来た。これからももっともっとそうして行きたい。しかしそれはやはり裏返しなのだ。過剰なまでに日々を愛でるため、私の場合多くはいらないということかもしれない。
■それにしてもあまり適当なのも考えものだよね。人に厳しく自分に優しく・・・・。やっぱりもっとちゃんとしなければ・・・・。