稽古は続きます/ケーキ
- 2012/05/03
■今日も稽古でした。今は毎日稽古場に通っています。定期を買えばよかったなあと今更気がつきました。
■稽古前ははえぎわの劇団員の皆さんとストレッチをしたりヨガをしたり楽しく時間を過ごしています。身体が疲れたり痛めたりするとすぐにいろんなことに集中できなくなるので、こうやってメンテナンスする時間があるのはとてもありがたいなあと思う。年齢を重ねて身体に慎重になってきたおかげで、あまり風邪も引かなくなった気がする(当社比)。でもやっぱり、肉体は衰えているよ。順調に。感じます。わかりやすく、老けてきました。
■稽古は少しづつ前に進みます。まだまだ!まだまだ!という感じで、皆で。
■今日は帰宅後、ちょっとしたケーキを焼きました。ずっと焼きたかったので。
■ケーキを焼くときって、あれ、なんでしょうね。混ぜるのが楽しいんですかね。とてもわくわくしながら粉を混ぜるんですけど、焼き始めたら急にテンション下がる。焼いたやつはとりあえず置いておいて、また何か混ぜたくなる。混ぜたくて混ぜたくて。私の作るケーキは基本的にノンバターです。バターは大好きだけど、バターたっぷりのお菓子は外で食べられるから、家で作るものぐらいはもう少しローカロリーのものがいいかなと思って。でも今日も感じたんですが、私はただ単純に臆病なんだなあ。私の作る料理はいつもそう。がっちり味が決まらない、ぼんやりしています。料理本を見ながら作っても然り。それはなぜかと言うと、「怖い」から分量通りに作れない、作らない。分量通りに作ることで味が決まるのに、そんなに入れたら甘くなり過ぎちゃんうじゃないかとか想像して逃げたくなり、勝手に調味料を減らしてしまい、結果やっぱりぼんやりした味に仕上がる。今日のケーキもそう。バターも入れなければ、砂糖も表示よりかなり減らした。何つうか、素朴だよな。でも、これって私の人生そのものだなと思うと、何だかそのぼやけた味も悪くない気がして。うわべはいろいろありますが、私の本質は、そんな感じなのだと思いました。
■それじゃいかんだろう。