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13日「バルコニーの情景」当日券あります

  • 2010/02/12

遊園地再生事業団ラボ#001リーディング公演「バルコニーの情景」、当日券出ます!当日券は全て立見となりますが、実は立見、見やすいです。上演時間も長くありませんので、お寒いとは思いますが皆様是非足をお運び下さい。お待ちしています。

リンク店長

  • 2010/01/26

リンクの嵐!

まずは遊園地再生事業団ラボは2月13日。一日限りの公演、チケットのご予約はお早めにお願いします。演出は遊園地再生事業団メンバーの上村聡です。上村氏の初演出を見守るのは今回出演する宮沢章夫さん。私はそんな二人をただ眺めている役!よろしくお願いします!

映画「ゴールデンスランバー」は30日から!伊坂幸太郎さんの原作はamazonで!

「五人姉妹」でもお世話になった女優・稲毛礼子ちゃんのブログが始まりました→「ねこ店長と店長代理」

NNN FASHION STOREの店長ルビー(猫・ロシアンブルー)と、店長代理の稲毛さんのブログです。店長店長って一体何の店なのかというと・・・最近オープンしたnibroll about street!のネットショップなんですねえ。

オープンしたというのを聞きつけて、私も早速バッグとシャツを購入しました!

↑よく見て!全体に鳥のステッチがあしらわれていてものすごく可愛いのです。私は色違いのグレーを購入しました。このバッグ、セールで定価9800円が2500円!安すぎねえ?と心配になりつつわーいラッキーと購入しましたよ。なんと太っ腹な店長(と店長代理)なのでしょう。

※※
名作と呼ばれているマンガ「孤独のグルメ」を読みましたよ。

・・・面食らった。オチがない。まるで藤子不二雄A先生のマンガを読んでいるような気分でページを捲りました。しかし、ページを閉じて深呼吸するとしみじみ面白かったと思っている。理屈ではなく、構造でもなく、「お腹が空いたおじさんが一人でご飯を食べる日々」っていうのがね、面白い。確かに孤独だけど、そこに悲壮感はなく、地味だけど圧倒的な幸福がある。

今日一人でファミレスにいったんですけど、私の隣に座ったのが50代の女性でした。何のお仕事をしているのか、主婦なのか・・・どうも気になって観察してしまいました。彼女はメニューをじっくりじっくり時間をかけて見て、注文したのがちょっとしたコース料理のようなラインナップ。運ばれて来たサラダ、料理を時間をかけてゆっくり食べ、最後にデザートとコーヒー。ケーキを運んできた店員さんに「美味しかったわ、ありがとう」と言葉をかけていました。どうして、何を考えて、この店に来て、この料理を食べているのか、頭の中は修羅か安寧か?ああ、中年女性の「孤独のグルメ」も読みたいなあ。男も女も、孤独です。私も一人でファミレス行って隣のお客さん観察しているって、MISS孤独。

晴れて下さい

  • 2010/01/24

宣伝です。明日、CX「コードブルー」に出演しています。是非ご覧下さい。9時からです。

最近、床に寝てしまいます。部屋で仕事をしていて気がつくと、寝ているのです。明け方目が覚めると、体がかぴかぴに乾涸びているようです。ベッドまで行く気力がない。もう、ばったり。行き倒れのようなイメージです。

金曜日は、ゴールデン街劇場「狂人日記」を見ました。アデューに出演してくれている細江祐子さんが出演しているのです。オープニングから最初の暗転までの2分程、細江さんの顔があまりに味わい深くて感動しました。役者って技術ではなくその人の生き方そのものであるなと思わされた。あ、これは役者って限定するのは変だな。人間は生きる技術ももちろん必要だと思います。それに、バランス感覚を持って生きることも、一生懸命であることも、努力することも、暴力ふるわないとか、借金しないとか、悪口言わないとか・・・まあ普通の人間としてさ、そりゃ当然たくさんのことが必要なんだけど、表向きは。でも、洋服を身にまとっていても毛穴からにじみ出てくるものがやはりあるのだと。人間として隠して生きているものがはっきり見えてくる舞台だったように思います。とても面白かったです。怖いですね、役者って。でも面白い。

ゴールデン街に行く前に腹ごしらえ、久しぶりに新宿紀伊国屋地下のスパゲティ屋「ジンジン」に行きました。新宿でバイトしていた時のお昼ご飯には紀伊国屋地下にはずいぶんお世話になったのです。カポネ、和光、カピート(閉店)、モンスナック・・・。私はジンジンが好きでねえ、休憩中一人でよく行きました。だいぶ綺麗になっちゃって、メニューもちょっと洒落てしまいましたが、時代ですね。いつも食べていた「しめじとたらこ」を注文しました。生パスタが美味しくて満足。ありがとう、ジンジン。しかし、あの辺りは本当に変わってしまった。寂しい。ロッテリアもシアタートップスも、もちろん松竹ビデオハウスなんかとっくの昔になくなってしまってけど。

遊園地再生事業団ラボ公演のチケット、発売中です。座席に限りがございますので、チケットのご予約はお早めにお願い致します!

空が青いと、本当に救われる。頑張ればいいことがあるというが、青空がもたらしてくれる圧倒的な気分のよさはかなりありがたい。ありがとう晴れ。

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  • 2010/01/21

iphoneから更新します。うまくできるかなあ。

いろんな事務仕事をしながら、実はラジオばかり聞いてます。芸人さんの面白トークから、政治問題、人生相談、いろいろ。TBSラジオはだいたい聞いてます。永六輔からライムスター宇多丸センセーまで網羅よ。

しかし、ラジオを聞いていると新しい音楽との出会いが楽しい。TVでは流れないマイナーな曲や、気になってるけど聞いたことがなかったミュージシャンの声に、要するに引き篭もっている日常、そこに新しい波が突然やってくる。

アバター見に行きたい、かいじゅうたちのいるところも、舞台も見たい。今週は細江祐子ちゃんの出演する舞台は行けそう。あとは何がある?地点、はえぎわ、あともっとたくさんの外にあるものにも出会いたい。少し待ってて、外界よ。要するに、引き篭もっているのでした。

母、その他

  • 2010/01/16



遊園地再生事業団ラボ#001
「バルコニーの情景」

作/ジャン・フォン・デュッフェル
演出/上村聡
監修/宮沢章夫

2010年2月13日 15:00/19:00
ドイツ文化センターイベントホール

< 出演>
加藤直美
岸建太朗
今野裕一郎
鈴木将一朗
町田水城(はえぎわ)
三科喜代
山本大介
・・・
上村聡(遊園地再生事業団)
田中夢(遊園地再生事業団)
・・・
宮沢章夫[ト書き]

< 日時・会場・アクセス>
2010年2月13日[土]……15:00/19:00(※開場は開演の30分前)
ドイツ文化センター・イベントホール
〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内
(地下鉄青山一丁目駅から徒歩5分・・・A4出口を出て青山通りを赤坂郵便局方面へ。高橋是清翁記念公園と草月会館のあいだの道を右折、150mほど進むとあります。)

< 料金>
前売・当日とも1,500円

< 予約方法>
メール、またはこちらの専用予約フォームのみでの受付となります。メールの場合、「お名前・ご希望の回・枚数・お電話番号」をお知らせください。料金は当日精算となります。

※※※

1月30日に公開となる映画「ゴールデンスランバー」に出演させていただきました。原作は伊坂幸太郎さんの同名小説、「ゴールデンスランバー」。小説を読まれた方々から、なんの役ですか?と聞かれるのですが、そこはお楽しみにということであります。昨年は「パンドラの匣」、今年は「ゴールデンスランバー」と、私が幼少時を過ごした宮城県での撮影で、勝手に凱旋した気分でもありますものの、別に誰かが待っていてくれるわけではなく(今実家は福島県なもので)、心の中の小さな感動という話。

出演者の方々があまりに豪華で、打ち上げ会場でもなるべくなるべく端にいた私。終始ほわーっとした気分でした。中でも大好きな役者さんがいて何とか話しかけてみようと思ったものの勇気が出ず嫌で地味な汗ばかりかいて、何もしていないのにただ疲れてしまう。ああ、「あの曲、大好きでした」って言いたかったな・・・・。といいつつ、くじ引き大会でちゃっかり「ディズニーランド招待券」を当ててしまいました。ちゃっかり人生。

※※※
昨日は某ドラマの撮影で北関東へ。寒かった。かわいい男の子とコンビだったのですが、二人して鼻水流しながら頑張りました。彼に、「何歳なの?」と聞かれたので、「何歳だと思う?」と聞き返したら、「25歳か40歳のどっちか」と言われ、一体私はどういう存在なのか考えてしまいました。

撮影中ずっと二人でいたのでほんの少しだけ母親の気持ちを味わえたような気がしています。私は一日署長みたいなもんで一日母親ですからいいとこどりですが、これ毎日だったら本当大変だよアンタ。だって殴って来たりするでしょ?フツーに。昔バイトで子守りをしたら、男子軍団にボコボコにされて凹んだ経験あるんで、トラウマにはなってますけど。まあ、私の周りの友人は最近皆お母さんになっておりますが、皆頑張ってるもんな。そんな姿を見たりいろいろあったりで、母とはなべて尊敬すべき存在であるのだと思うようになりました。自分の母も、やっぱりいろいろ大変だっただろうと思う訳です。ワルだった私を何とか育ててくれた訳だし。うそだけど。

皆それぞれの育て方をして、日々失敗しつつもとにかく何とかやっていく。泣き言なんかいってられねえという、スポ根ヤンキー魂に準ずる母親魂というものがある気がします。西原理恵子「毎日かあさん」を読んでいても、まあきっとあの方はいろんな魂を持っていてそれぞれがかなり磨き上げられたものだと思うのですが、ああ、母親という存在は本当に大変だけどとても面白いだろうなと思います。そんな私にも少々母性があって、それは専ら猫へ注がれておりますが、猫たちは私のことを母とは思っておりませんね、たぶん。特にテーオは、「やたら触って来る面倒な人」だと思っているだろうね。なでると明らかに嫌な顔。

※※※

「パンドラの匣」ニュース!川上未映子さんがキネマ旬報ベストテン新人女優賞を受賞されたそうです。わーすごい!おめでとうございます!芥川賞の次はキネ旬新人賞なんて、そんな人いる?

パンドラの匣撮影中は皆でいろんな話をしたな。楽しかった。ちょっとした話の中に、主演の染谷将太くんや川上未映子さんのその美しさ(容姿だけではなく、ね)を垣間見れる瞬間が何度もあって、刺激的だった。あの2週間半の輝きは今後もなかなか経験できない、特別なものでありました。その輝きはもちろん産みの苦しみを伴ったものですが、私たちはこうやって「生かされている」のだなあと、ふと思ったのです。苦しみの先にある輝きによって生きている。まあ、そんな風に何事も腑に落として考える、理屈っぽい人間なのであります。申し訳ない。って誰に謝ってんだ。

遊園地再生事業団ラボ#001「バルコニーの情景」

  • 2010/01/09

遊園地再生事業団ラボが始動します。

遊園地再生事業団ラボ#001
「バルコニーの情景」

作/ジャン・フォン・デュッフェル
演出/上村聡
監修/宮沢章夫

2010年2月13日 15:00/19:00
ドイツ文化センターイベントホール

< 出演>
加藤直美
岸建太朗
今野裕一郎
鈴木将一朗
町田水城(はえぎわ)
三科喜代
山本大介
・・・
上村聡(遊園地再生事業団)
田中夢(遊園地再生事業団)
・・・
宮沢章夫[ト書き]

< 日時・会場・アクセス>
2010年2月13日[土]……15:00/19:00(※開場は開演の30分前)
ドイツ文化センター・イベントホール
〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内
(地下鉄青山一丁目駅から徒歩5分・・・A4出口を出て青山通りを赤坂郵便局方面へ。高橋是清翁記念公園と草月会館のあいだの道を右折、150mほど進むとあります。)

< 料金>
前売・当日とも1,500円

< チケット発売日>
2009年1月9日[土]

< 予約方法>
メール、またはこちらの専用予約フォームのみでの受付となります。メールの場合、「お名前・ご希望の回・枚数・お電話番号」をお知らせください。料金は当日精算となります。

本日9日よりチケット発売です。私はスタッフとして参加しております。上村聡が初演出、宮沢章夫さんがト書きを読みます。初めての試み、非常に楽しみです。

是非是非足を運んでいただければと思います!

2010年の旅

  • 2010/01/06

皆様あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末年始は体調が優れず寝倒してました。正月らしいことは何もなし。その状況が悲しかったのでこの恨みハラサデオクベキカーと、床で不連続読書マラソンを敢行しました。伊坂幸太郎「あるキング」、笙野頼子「二百回忌」、近田春夫「僕の読書感想文」、夏目漱石「吾輩は猫である」、鹿島田麻希「黄金の猿」・・・。それぞれ個性満点な文章でありますゆえ、体調不良の体には少々堪えましたが・・・。4日には無事に34歳になりました。何があるかは神のみぞ知るですが、いい年にしたいと思います。

映画です。1/30公開の「ゴールデンスランバー」に出演しています。是非とも観て下さい!

昨日は多摩川のほとりを自転車で走った。好きな場所はと問われたら、川岸と答えるだろう。

今年を振り返る

  • 2009/12/28

今年最後の可燃ゴミを出すのを忘れてしまって、これは困った。もう途方に暮れているよ、これはさ。どうにもなんないもの。1月4日までごみは出せない。これが年末年始ってやつさ。

そうか、あっという間に今年も終わる。ゼロ年代が終わる、というが、私にはあまり実感がない。ゼロ年代と呼ぶことも最近知った。だから自分の中では名前のない10年であり、またそれは90年代がそのまま続いているようだ。考えてみれば私にとってのゼロ年代は23歳から33歳までの時期をさし、その10年間を総括するにはあまりにたくさんのことがありすぎて何が何だかわからない。穏やかでもなければ、華やかでもなく、必死だったことぐらいしかわからない。面白いこと、感動的な出会い、素晴らしいことがたくさんあったし、腹のたつこと、どん底、苦悩もたくさんあった。それは生きている人がそれぞれ(決して等しくはないだろうが)味わう人生そのものであるとしか思わない。その昔は自分の持つ悩みがとてつもなくオレ流であると思い込んでいた節もあるが、最近は年を重ねたせいか、この悩みは社会生活を営む人間ならば誰でも持っているものだと、勝手に他人に押し付け自分の荷物を軽くしているらしい。

自分なりに人生をカウントし、あと何年生きられるかわからないなりに、計画は必要だろう。10年後の自分を思い浮かべて生きた方がいいと言われて、なるべく自分のこうでありたい姿をイメージしながら生きるようにしてきたが、そうすると今の自分がいかに理想からかけ離れているかを感じ悶えてしまう。10年後なのに、今が欲しくなる。哀れな考え方かもしれないと分かっていて、日々は積み重ねることでしか進まないことが分かっていて、路地にうずくまってしまう。それはたぶん儀式のようなものだと、最近は自分のことを少し知っているが、こうやって一個一個失敗したりしていくことこそが、積み重ねなのであるとようやくわかってきた。いいことの積み重ねではなく、あんまりいいことではないことの積み重ねによって私の10年はようやく連鎖する。

と、まあ、10年単位でものごとを考えていこうとしている私ですが、先日雑誌「hon-nin」を読みまして、板尾創路さんのロングインタビューを読み、はっとしました。この人は「100年単位で物事を考えている」のだそうで、死んでるじゃんとかもうそこは超越している、そののんびりさと適当さと柔らかさに感銘を受けました。今から100年、133歳かあ・・・。デーモン小暮の10万50歳とあまりかわらない次元の言葉に思える・・・。

今年ももう終わり(しつこい)。今年は何があったかな。舞台はmikuniyanaiharaproject「五人姉妹」に出させてもらった。稽古場から地を這うように帰った日々を思い出す。映画にも出させてもらった。アニメ「ピューと吹く!ジャガー」の劇場版や、冨永昌敬監督の「シャーリーの好色人生と転落人生」、「パンドラの匣」、人生初PVの相対性理論「地獄先生」、高橋明大監督の「ある光」。来年公開する「ゴールデンスランバー」。その他いろいろ。ドラマ少しずついろいろ。アリさんマークの引越社における赤井英和ではないが、「真面目にやってきたからよ!」と自分を褒めてあげてもいいと思ったのは、今年は特に、自分の好きな仕事ばかり楽しんでやらせてもらっていて、これはゼロ年代(と、使ってみた)こつこつやってきたご褒美なのではないかと思ったからだ。で、これらの仕事も純金積立ではないが、こつこつ型なのである。ぱーっとはできない。CMに例え過ぎじゃないでしょうか、しつこいのでもうやめますね。

自分のブログをさかのぼり、今年のできごとをさらってみた。

1月 ジャガー公開/大相撲を観に行く/廃駅に夢中
2月 階段から落ちる
3月 Macを中古で買う/ぐるりのこと。を観る/わりと芝居観に行く
4月 ちょっと引っ越して戻る/シャーリー公開
5月 「五人姉妹」稽古/アミノバイタル心酔
6月 「五人姉妹」稽古と本番/アミノバイタルにお別れ
7月 ロンドン滞在/かぶれて帰国
8月 かぶれて英語の勉強を始める
9月 本を読んでる/バタバタしている
10月 パンドラの匣公開/アメトーク!を観て泣く/ホーチミンに行く
11月 ナフル血尿/トウキョウソナタを観る
12月 ツイッターにはまる

なるほど2009年。ざっくりし過ぎだろ。まあいいか。読書について、まとめておこう。忘れないように書いておかねば。来年もいろいろあるぞきっと。ないわけないぞ。日々にいろいろあるに決まってるんだから、構えず、さて、来年もプラチナ積立こつこつ頑張ります。それから今年は特に家族と友人に感謝していますと伝えて下さい。え、誰が誰に?

色気

  • 2009/12/25

今、古井由吉さんの新刊「人生の色気」を読んでいます。沁み入る言葉の連続で、本の奥にいる古井先生に「ははー」と頭をたれるばかりです。

そっけないCJから遠く離れて

  • 2009/12/20

田中羊一監督の撮影で栃木県佐野市に泊まりがけで行って来た。

田中羊一くんは2年前の水戸短編映像祭でグランプリを撮った人だ。その作品は「そっけないCJ」という。なんというかこりゃ大変だと思わせる異色の映画で、私たち観客は「才能のカタマリ」みたいなものを目撃したのだった。それは洗練される前の混じりっけなしの才能で、そして「そっけないCJ」は当然の如く見事グランプリをもぎ取る。本人は飄々とした大学生(当時武蔵野美術大学の学生だった)で、自分が何故グランプリなのかという顔をしつつも、その表情には何故か貫禄さえ感じられ、顔は中田英寿に似ていると思う。

彼の映画が持つ独特の雰囲気に皆興味を持つ。この間はなんだろう、この表情のなさは何だろう、このくだらなさは一体・・・。それはそのまま田中羊一くんという不思議な少年への興味に移行する。つまり彼=映画なのだった。

少年でもなかったか。あれから2年、はっきりとは知らないがもう25歳ぐらいだと思う。そんなわけで、今回昨年の高橋明大監督「ある光」に続いてCO2の助成映画に2年連続で出演することになった。誘ってくれて嬉しかった。ところで、佐野はびっくりするぐらい寒かった。寒さのレベルが違う。しかし星は綺麗で、初めて共演する役者さんにプレアデス星団の位置を教えてあげた。いらぬ親切ですが、星のこととなると黙っちゃいられません。そんな中、田中組はまたとんでもない映画を撮影している。

佐野といえばラーメンでしょう?食べる暇なく、帰って来た。師走らしい忙しい日々を送っている。来週は場所をかえて田中組続く。あー、また撮影中に笑っちゃうなあ。来週も寒いだろうけど、楽しみです。

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