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6月 no.1

6月 no.1

  • 6月 05, 2014

「インサイト・ルーティン・デイビス」コーエン兄弟

「孤独」と「疲労」、そういうことを考えながら見ました。
あがいてもあがかなくても、明日はやってくるのだな。

私にとっては「驚き」のシーンもあり、忘れられない映画になりそうです。

わ、もう6月ですか。

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5月 3

5月 3

  • 5月 23, 2014

「ロゼッタ」
ダルデンヌ兄弟

いろんなことが憎たらしくなる素晴らしい映画だった。

働いて次の日休み、そうするとふと「私は休んでいいのだろうか」という気持ちに襲われる。
お腹がすいてからご飯を食べると、ふと「私はお腹がいっぱいになってもいいのだろうか」という気持ちになる。

そんな自分の気持ちを思い出す。
映画の本題とは少し離れるけど。

劇中、ロゼッタがかじるワッフルがおいしそうでした。
あと、ゆで卵も。

ゆで卵を割るまでの静かな間が忘れられません。

もしかしたら私はダルデンヌ兄弟が好きだな。

「社葬」

何で見ちゃったのかといえば、何でだろうという気持ちでもあるのですが、
実はとても勉強になりました。
たくさんの俳優さんの中で小松方正さんだけが絶えず動いていました!挙動不審過ぎ!

「転校生」

子供の頃よく見ていた大林宣彦監督の映画を久しぶりに。

驚いた。

これは、何だかとんでもなくえぐい映画でした。

面白いとか面白くないとかの問題ではなく、怖いぐらいのえぐさ!執拗に!そこが魅力なんですね、きっと。

最近の大林監督の映画、話題になっているし、是非見てみようと思う。

「カサブランカ」

恥ずかしながらハンフリー・ボカート出演の映画を初めて見ました。
想像と違う顔でびっくり!→失礼な感想

昔の映画はテンポがゆっくりなのだなと感じた。

「シャーロック」

見ています。

今ドイルの「シャーロックシリーズ」新訳がどんどん文庫化されているのを読んでいるわけで、
もうこうなるともはや、
おまえはシャーロキアンかよという状況。
でも全然詳しくない。
詳しくなれない何かがシャーロックホームズにはあるし、別にあまり詳しくなくても楽しめるから大丈夫。

閉鎖的な雰囲気、イギリスの気高さは好きだ。行ったことがある数少ない国だし、愛着もある。

こうなったらアニメ版も見返そうか。
オープニングテーマソングがよかったよね、アニメ版は。
ダカーポ「空からこぼれるストーリー」だった?
途中スタッカートで唄うところがいいんだよなあー。
←あえて調べないで記載します。記憶が正しかったかどうか後で調べてみる。

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5月 2

5月 2

  • 5月 15, 2014

先日のこと。

相馬称氏のナビにより横浜にぎわい座へ。

私もともと瀧川鯉昇さんが好きなのですが、柳家喜多八さんの「親子酒」も素晴らしかったです。ありゃ、呑みたくなるよ!実際まんまと2人でビール呑んだ。

ちなみに「安兵衛狐」は墓場で一杯飲む話ですが、墓マイラーとしては気持ちがわかるなあ。

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4月 8

4月 8

  • 4月 27, 2014

あくまで自分にとって大切なことは「準備」なのだとこの一ヶ月で気がついた。
気がつけてよかった。

姉に会い、いろいろ話をする。
あらゆることへの距離の取り方が似ている。

毎日早起きしています!

世の中はGW突入。
映画を観に行きたいけど、繁華街は混んでいるだろうなあ。

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4月  7

4月 7

  • 4月 24, 2014

様々なドキュメンタリー番組を好んで見ている。特に最近「72時間」という番組が好きだ。普通の、ごく一般の人しか出て来ないからだろうか、世の中捨てたもんじゃないなという気持ちになる。ラストに流れる松崎ナオさんの曲も好き。穏やかさが耳に眩しい。

世の中の悪や人生の谷を見つめるものも好きだが、優しさを求めているのかもと思う。

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4月 6

4月 6

  • 4月 20, 2014

4月も半ばになった。
ヒネミの商人が終わってからもう20日だ。
早いものだ。

この2日間程、寒の戻り。寒いのはもう嫌。

このブログを何人の方が見てくれているかわからないけど、それでも続けていくことが大切だと思う。
ここはTwitterともFacebookとも違う。

桂枝雀「貧乏神」。「あんなとこ、こんなとこ」とふりをつけるのがチャーミング!でも友人の関(寛之)くんに似ている気がするぞ、枝雀さん!

山田太一「生きるかなしみ」
佐野眞一「人を覗に行く」

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4月 5

  • 4月 17, 2014

好きなものをたくさん食べて、元気が戻って来た気がする。
卵かけごはん、これはヒネミの商人の稽古中も毎日のように食べていて今も食べている。
簡単で美味しい。最高だと思う。
あと、しゃれおつなところで、グラノーラにはまっています。
ずっと憧れていたのだけど、勇気が出ずに買えなかった…が、舞台も終わったことだしご褒美のつもりで買った。って、普通の値段のものですけども。
ヨーグルトにかけて食べるというセレブリティさもあいまって、美味い…

そういや、読書が趣味だったと思い出してきました。
ここ最近全然本読んでなかったなあ。

昨年からNHKで放送されていたジェレミー・ブレットのシャーロック・ホームズを楽しく見ていたので、最近出版されたばかりのシャーロックホームズの新訳「緋色の習作」を読んだ。以前は「緋色の研究」というタイトルだったもので、シャーロック・ホームズシリーズの第一作目だ。意外な展開に驚きながら読んだ。随所に初版当時の挿絵が入っている。子供の頃に図書館で借りて読んだ江戸川乱歩やゲームブックの類を思い出してとても楽しい。
翻訳者の職業が「医学博士、シャーロキアン」と記載されていて笑った。
職業・シャーロキアン。

それにしても翻訳物は頭を使うので、脳にいい気がする。

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4月 4

  • 4月 12, 2014

「ヒネミの商人」が終わって10日程経った。

この10日の間、何をしていたかというと、いろいろしてはいたが、あとは閉じこもっていた。
実際は断続的なのだけど、この2年程ずっとずっと長いこと演劇の中にいる気がしていて、
それはそれで非常にありがたいことでもあるし、大切な時間であったが、
「ヒネミの商人」が終わったら当面舞台の仕事はなく、
少し落ち着いて考えたいなと思う気持ちがあった。
考えたいというのは、気持ちの面でももちろんそうなのだが、身体をしっかりメンテナンスしたいということだ。
私はあらゆる面での健康に憧れている。
長いこと、健康を夢見て、追いつけない。
それは実際問題私の持ち得ないことであるからなのかもしれない。
ダメ人間の性で、
無理なことに憧れるのだ。
例えば芝居をしながら、働きながら、気持ちを落ち着けて身体を半恒久的にメンテナンスできる人はたくさんいる。
私はそれがなかなかできない。
自分を大切にできないのだ。
そこをどうにかしていきたいと常々思っているものの、やはり今回も出来なかった。
本番中は気力もあり、テンションも高いので何とか乗り切れる。
しかしその気力は実存でもあるが幻でしかないのも事実だ。

そんなわけで、ずっとさぼって来た病院を巡る旅に出る。
いろいろ注意を受ける。はい、すみません。
血を抜き貧血になったり、
検査の金額に貧血になったりする。
あと、ここ最近目が見えづらくなってきたので眼科に行く。
長い時間の検査の後、
医者に「今しているメガネもコンタクトレンズも即刻捨てなさい」とまで言われる。
えー。
何でこんな合わないメガネしているんですがと怒られ、
入念に検査してもらい新しく作ったメガネが、これがどうにも見えづらい。
しかし医者は断言する。
医者「この度数に合わせて生活して下さい」
わたし「でもこれでは見えません」
医者「これが本来のあなたの視力と度数です」

私の本来とは何だろう。
疲れた視神経は、弱音を吐いている。
その弱音に鞭打つように、新しいメガネは見えない。

私はわりと医者とうまくコミュニケーションがとれない傾向にある。
「何でこんなになるまで…」と呆れられたり、
「100%歩けなくなります!」と言われたり、
そんな上から目線で言われたら全くこちらだって腹がたつこともあるさ。
金払ってんのはこっちだそ、と言いたくなるものの、
それは至極当たり前のことなのでぐっと堪える。
別に誰に頼まれて来た訳ではなく、自分の意志で来たのだから文句も言えない。
しかし、弱ってんだからさこっちは、とも言いたくなるわな。
まあ、きっと医者のいうことの方が正しいのだろうなと考えるに至る、というか、無理矢理納得することにしている。

そんな中、私が出会った大切なセンセイがいる。
クミさんという鍼灸師で、
クミさんは私の大切な友人のお姉さんでもある。

一昨年体調を崩した時期から、クミさんの鍼に通うようになった。

クミさんは優しい。
それが鍼に表れている。
私の身体に決して文句を言わず怒らず、向き合ってくれる。
ボロボロな時には優しく、緊急の時には鋭く向き合ってくれる。
私は鍼に打ち込まれながら、ビリビリ電流を感じながらいつも眠ってしまう。

先日疲れに疲れてどうにも眠れず、
藁をもつかむ思いでクミさんの元に行き鍼を打って頂いた次の日、
今までもそうだったが、
生きるエネルギーというか、身体がしっかりしたという感覚を強く感じ、
疲れがどこかに消えてしまったのだと実感した。
そしてクミさんと鍼の力に改めて感動したのだった。

仕事、また忙しくなる。

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4月 3

  • 4月 08, 2014

4/7

所用。
一人でお茶をする。
本を読む。

公演が終わったら、と、楽しみにとっておいた、そしてちょっとだけ怖くもあったものを見て、涙が流れる。

ひとつの言葉やひとつの音やひとりの存在が、
自分を大きく立て直してくれる。
そんなことを、改めて知る。

一週間経ってようやく「終わったのかもしれない」と思い始めて来た。
まだ心と身体が浮遊しているように感じていたが、実はもうとっくに着地しているのだろうか。

映画「Wの悲劇」
山内令南「癌だましい」
長嶋有「いろんな気持ちが本当の気持ち」

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