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さよならシャーリー/脱稿

  • 2008/05/13

10日、11日。「シャーリーテンプルジャポンpart3/シャーリーの転落人生(仮)」の撮影で都内某所。実はこの一週間は膨大なセリフ量とありえないでたらめ方言に大苦戦。うなりながら何とか切り抜ける。本気でダメかと思う瞬間が何度も訪れ、これは冨永監督に与えられた試練だと思いながら頑張った。役者としてもっと頑張れよお前という愛情、ありがとうトミナガくん・・・まあ、かなり自分勝手な解釈ですが。さて、本当に私は切り抜けたのだろうかいな。心配。人生初の××シーンも経験。とにかく自分的には非常に分量のある撮影だった。11日の深夜にオールアップ。本当にほっとしたよ。だって私のNGでもう永遠に終わらないかとさえ思ったもん。終わらないものはないのだという真理を感じつつ、スタッフさんも共演者も監督も本当に本当にお疲れさまの2日間。自分はお疲れさまなんかじゃない。もっと頑張れ。

一杯飲んで帰ってちょっと寝て、肌ぼろぼろ腰いてーって思いつつ、「125日間彷徨」のエピローグを書いて、脱稿。ああ・・・長かった・・・と感慨に耽りつつ自転車で稽古場へ。皆で読み合わせ。役者たちがどう思ったのかわかんないけど、とにかく書き終えてほっとしたよ、あたしゃ。これでずいぶん気持ちが楽になった。これからはとにかく書き直しと演出。容赦なく。で、家に帰って来て「五人姉妹」のセリフを覚える。

「五人姉妹」の稽古初日

  • 2008/05/08

今日はアデューの稽古は休み。今日から5日間、私の役者仕事の都合で休みである。皆セリフ覚えて来てくれるかな・・・。

まず7月に出演するmikuni yanaihara project「五人姉妹」の稽古。大好きな矢内原美邦さんの演出、振付を受けるのは遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」以来で、不安。だって4年ぶりだよ。28歳から32歳だよ。老化の階段ずいぶんのぼっちゃったよ。私以外の出演者は「3年2組」とか「青の鳥」とかに出演経験がある方で、果たして皆についていけるだろうか。迷惑かけないだろうか。恐怖、ちょっと未来の自分が。とにかく靴だけはいいものを買った、怪我したくないから。

稽古はあっという間に終わりました。・・・足がパンパンです。トレーニングの為に夜ジョギングとスクワットしてて本当によかった。してなかったらたぶんもう歩けないよ。日頃の訓練はやっぱり大事だね、30代は特に。

稽古場はとにかく動く場所だ。とどまってはいけないと感じた。今日は初日、私は焦らない。焦ったらもう何にも手につかなくなるから。とにかくミクニさんに、皆に、しっかりついて行こう。そしていい舞台にしよう。あとね、今日々台本を書いていたり演出つけたりしている私にとって、「自分のセリフがある台本をもらう」ってことがこんなに嬉しいとは!いや、いつも嬉しいんだよね、台本をもらう瞬間って。「役名がある!」って。当たり前なんですけど。今日もとても嬉しかったです。

私の台本を読んでくれている役者にも、感謝したい気持ちです。実はラストシーンだけ保留にしてある。少し時間かかると思うけど、これから書こうと思う。

不安

  • 2008/04/30

台本のほぼ8割が書けて、印刷して読んでみて、果たしてこれは何なのかと考えている。いくつもの言葉をうまく集約させ演劇として成立させなければいけないが、これは果たして演劇だろうか。セリフもたくさんあるし、カタチは戯曲らしきものだが、本当にこれは戯曲だろうか。そんなことを考えていたら多方向から不安の波が押し寄せて来た。今、自分がここにいていいのかもわからないような不安かもしれない。こんな不安は寝れば忘れると思ったが、テーオに足を噛まれたこともあってか一睡もできなかった。

考えて、考えても答えのでないことはたくさんある。それはそうだろう。ただ、少しは眠りたかった。何故眠れないのか。

※※
ゴールデンウィークは冨永昌敬カントクの「シャーリーテンプルジャポンpart4」の撮影が入る。今日渋谷で打ち合わせ。いろいろな衣装候補を着させてもらう。自慢じゃないが、くたびれた悲しい服を着せたら滅法似合うのが私だ。自分でもつい「似合うなあ」と声に出していた。衣装の小磯さんの私服であるアニマル柄のまるで「サルティンバンコ」か「キダム」に出てくるピエロのような服も一応着させてもらうが、もちろんボツった。他に何だかよくわからない細かい模様の入った衣装も着てみたがカメラマンの月永氏から「モアレが出る可能性がある」というNG。なるほど、カメラマンの言葉だ。役者のスイッチが今どこにあるかわからん。脳みそのどっかにあるはず。

5月は、

1、「125日間彷徨」の脱稿、演出、制作(制作の吉岡くんを全面的に頼りながら)、舞台を成功させるための諸々。
2、冨永昌敬監督「シャーリーテンプルジャポンpart4」の撮影←撮影に向けての身体訓練、セリフを頭に叩き込む。
3、mikuni Yanaihara project「五人姉妹」の稽古←それに向けての身体訓練
4、バイト

と、書き出してみた。今のところ、休みは2日。どうなるんだ、私は。大丈夫なのか。

・・・大丈夫なはずである。できないことはないはず。なんとかなるはずだ。

3についてもかなりの不安を持っていて、そのために地味に走ったり動いたりしているのだが、何故か太ってしまった。しかも今日は200円で購入したなわとびで地味に体力作りしようと思ったら左足のふくらはぎがものすごく痛いではないか。なんなのさ。でも、ものは考えよう。矢内原美邦さんの舞台で体をぶっ壊す前に少し痛さに慣れておいたほうがいいのだ。きっとそうだ。大丈夫だ。

全部這ってでも頑張りたいと思います。

※※
硫化水素自殺のことなんですが、皆「楽に死ねる方法だ」と思ってるんでしょうね。一瞬で意識がなくなって。腹を切ったり、飛び降りたり、そんな苦しみは味わいたくない。もう生きていることが苦しみなんだから。それにしても死にたいと思って生きている人の何と多いことか。今日こんなニュースを読んで、企業には忍びないけど発売中止したらどうか。流行が収まる迄でも、構わないと思う。日本人は流行に弱いから、時間が経てばこんな方法忘れてしまうだろう。掃除はもう重曹一本やりでどうだろう。そんなわけでってどんなわけだよ、今自分の頭は、自殺イコール自分で自分を殺したいニアイコール殺人という流れに向かっている。

それと、先日朝まで生テレビを見た影響で、こんな記事に反応している。

細切れ雇用の果て・・・39歳、全財産100円
http://www.asahi.com/life/update/0430/TKY200804290254.html

「五人姉妹」/「3年2組」

  • 2008/04/14

ほそえさん

□写真は細江祐子さん。「125日間彷徨」宣伝写真撮影にて。

※※

12日、横浜の日ノ出町へ。7月に出演するMikuni Yanaihara Project「五人姉妹」の写真撮影。

出演者の稲毛礼子さん、光瀬指絵さん、三坂知絵子さん、高山玲子さんと、私で五人姉妹。・・・もしかして、私が長女か?それはともかく、私だけが矢内原美邦さんの舞台に初参加(遊園地再生事業団の舞台「トーキョー/不在/ハムレット」で美邦さんに振付けをしていただきましたが)なわけで今から不安でいっぱいですが、美邦さんを尊敬している私としてはずっと出たかった舞台でもあり、とにかく私は皆に遅れを取らないように倒れないように人前で吐かないように必死に頑張るのみ。

写真撮影が終わった後、4月18日から20日まで愛知県芸術劇場で上演する「3年2組」の通し稽古を見学させてもらう。東京での初演、私は胸が震えたのを覚えている。今回の公演は愛知のみとあって、稽古が見れて本当にラッキー。

感想は、初演の時と同じように心揺さぶられた。美邦さんの戯曲は珠玉の言葉たちが雨のように降り注がれる幸福な夢のようだと思った。大事にしたくなるフレーズがたくさん出てくるんだよね。あと、不思議なことに初演の時より時間が短く感じたのだけど、大幅なカット等はないそう。以前より役者の体にすんなり言葉が出入りしているのかもしれない。そのちょっとしたことが、大きく印象を変えるのではないか。そのくらい、繊細なものなのかもしれない。それにしても、ほんと、この舞台は、気持ちいい。愛知在住の人は見た方がいいですよ!

※※
「125日間彷徨」台本、ちまちまと進んでいる。寝ている間に小人が出て来て、書き上げてはくれないだろうか、傑作を。公演のお手伝いさんはいつでも募集してます→info@adieuadieu.comまでメールお待ちています。

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