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母方の田舎から

  • 2006/08/16

勝手口
変わってこちらは母方の実家で、元自転車屋。父方の実家から車で30分くらい。この家はかなりファンクな寂れ方をしている。
いつの?
私が幼いころからある段ボール。仮にぜんそくの薬が入っていたとするならば、私が子供の頃に飲んでいた薬だろうか(私は小児ぜんそくだった)?
ハワイアンズ
9月公開予定の映画「フラガール」は、福島県いわき市の誇りである「ハワイアンセンター」創設期の話だそうで、市をあげて応援しているようです。出演したかったよ。めいっぱい訛りを生かせたのに残念。実家の前には私が子供の頃からずっとハワイアンセンターの広告が貼ってある。毎月毎月、センターの社員が貼り替えに来るらしい。
いつのだ
今はおじいちゃん一人で暮らしている。2年前に亡くなったおばあちゃんが使っていた乳液のびんが今もテレビ台の下にある。
なにに使うかはわからない
こんな機械が、もう全く動かないままずっと放置されている。

過疎化が進む小さな商店街。私が子供の頃はまだまだ栄えていた。夏休み、おじいちゃんとおばあちゃんとのコミュニケーションに飽きたら、自転車屋の向かいにあった本屋に行って漫画を立ち読みしていた。がんがん読んだ。この頃から私の漫画好き人生がスタートしたといっても過言ではない。りぼんマスコットコミックスはだいたい立ち読みしたが花とゆめコミックスは全体的に不穏な絵が多かったのもあり手をつけなかった記憶がある。三原順「はみだしっ子」とかね。三原順は絵が怖過ぎるよね。あと魔夜峰央はスクリーントーン貼り過ぎで怖いよね。まあ、それがいいんだけど、とマニアックな話になってしまった。で、その行きつけの本屋も私が大学生になった頃は「エロ雑誌のみを取り扱う」変な本屋になった後あっという間につぶれた。そしてうちの自転車屋も消えていった。
85歳のおじいちゃんと二人で野球談義をした。皺だらけで耳の遠いおじいちゃんと向かい合っていると時間の経過を感じる。しかしそれと同時に変化しないどこかにいるような気がした。私の大好きな人。

子供心にこの表紙が怖かった。題名のフォントとかも含め、霊に似た怖さを感じていた花とゆめコミックス(と、三原順先生の絵)。大人になってから「はみだしっ子」、読みました。予想通り悲しい怖いお話でした。大好きな漫画です。
怖い絵

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3 Comments

    maki

    16th 8月 2006 - 3:19:47

    乳液!
    乳液!

    だー。
    (TΔT)

    ウエハラ

    16th 8月 2006 - 22:11:17

    懐かしいなあ。中学生の時のあだ名がアンジーだったわたし…(失笑)

    kasagi

    21st 8月 2006 - 13:09:08

    makiさんこんにちは。
    この顔文字は泣いている顔なのかな?未だ顔文字の意図する意味がよくわかっていません。

    乳液はきっとこれからもずっとあるでしょうね。だって誰もかたづけないから。

    ウエハラさんこんにちは。
    あだ名がアンジーか・・。ちょっと問題ありですね。
    まあ、「グレアム」って言われるのも嫌ですが。
    それにしても「はみだしっ子」ほど読んでいて辛かった漫画ありませんねえ。「三原先生、登場人物に背負わせ過ぎ!!」って何度も何度も突っ込みながら読んでいました。

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