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思考

  • 2007/03/25

寝ている時以外は人間何かを考えているのだろうが、私の頭の中はあのことでいっぱいだ。もっと私は私たちは頑張らなければいけない。限界が近過ぎる。あのこととはいわゆる一つの「表現について」なんだけど、甘く見たり気持ちよすぎたり、自意識に過剰に反応したり、世界を見なかったり、そういうことではなくもっと深くしていかないと先がない気がしている。何でこんなことを書いてしまうのか自分でもわからない。しかし、本当にここで踏ん張らなければ、と毎回思っている。この何かが終わった後が重要だ。何度も終わりを向かえている私が跳躍するのは今この時なのではないか。何事にも、限界がある。限界をどのように見るか。どう、かわすか乗り越えるか、それはとても難しい。

演劇は体がある。意思も声も含めたあくまで純粋な「本人」。編集出来ない体。推敲出来ない体だ。

編集できないところにいるということを深く考えて、お客さんと接したい。初めての作演出を踏まえそう思う。違和感を編集出来ないこの舞台という特性を大切にしたい。もっと失われてる感覚を取り戻したい。この先何があってもそういう思いを忘れないために。そして私はもっともっと勉強したい。知らないことを知り、人の感覚を知り、大きく行こうと思う。怖がってばかりはいられない気がして来た。どんどん行くには、まずは考えよう。

長谷川町子「サザエさん旅歩き」購入。力道山が死んだ日のエッセイは涙が出た。長谷川町子も日々胃を痛め悩み苦しんだだろう(胃の切除手術をしている)、煙草も酒もやらず、マンガを描いているときはするめばかり食べていたそうだ。その彼女の厳しさ、苦悩と明るさと深さが垣間見えるマンガエッセイが好きだ。

サザエさん

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