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ママ

  • 2007/03/25

バンカー

今日の朝、制作neophilia吉岡くんと一緒に「麻雀早苗」に全自動麻雀卓を返しに行く。「麻雀早苗」は早稲田大学正門の前にある小さな雀荘。快く貸して下さった早苗さんに感謝。早稲田の学生さんでもしこのブログを読んで下さっている方がいたら是非とも「麻雀早苗」に足を運んで欲しい。ドアを開ければそこは昭和の香りが漂う、そして何より阿佐田哲也の世界がある!

昔とある飲み会で岩松了さんの隣に座ったことがあり、私は緊張して何も話せなかったしもはやぼんやりしていたのだが、岩松さんが阿佐田哲也の「麻雀放浪記」の面白さについて滔々と話していたことはとても心に残っている。とにかく「これは読まねばなるまい」と思わせてくれる語り口調で、次の日本屋に行って「青春編」を購入した。小説の途中に麻雀牌の並びが図解されても何が何だかわからない。でも何故かとても面白かったのだった。特に「ママ」と「出目徳」というキャラクターが面白い。泣けるのだ。

※※

そんなわけで大きな仕事を終えオーディションに行くと、見慣れたシルエットが!渡辺道子ちゃんと遭遇。

見知らぬ町で見知らぬマッサージ店に入ってみる。何故なら「見知らぬ町で見知らぬ店に入る」のが私の趣味だからだ。看板に「50分5000円→3000円」と書いてあったのが決め手。雑居ビルの6階で、ちょっと怖いが勇気を出して入る。店の中はアジアの雰囲気、こざっぱりしていた。よかった。しかしあまり期待していなかったのだが、驚いたのはマッサージ師が皆トップクラスフェイス。全員仮面ライダーの主役のような顔立ちだった。一人ぐらいかっこ悪い人も働いていて欲しい。皆かっこいいと、安心感がない。安堵感がない。マッサージという名の裸になれないのだ。

そして私の頭の中では何故か「ギャツビー」のCMソングがエンドレスで流れていた。

で、ずっとまだ「アデュー」のことを考えているのですが、考えながらも次回のことを考える。たくさん感想メールを頂いたのだが、傾向という程のことかはわからないが今回の芝居は圧倒的に女性から喜んでもらったようだ。男性にはなかなか理解不能だった傾向にある。そういう反応が面白い。まあ、当然の如く男性のことはよくわからないので、もし今私が男性を書いたら「あこがれの存在」みたいな書き方になってしまうのではないだろうか。ギャツビーさんみたいな。そんな訳で、今回の目標の一つとして「女性(特定の、あるいはまだ見ぬ人)のために書こう」と考えていました。私なりにですが。反省山積みですが、今回「女性」に喜んでくれる人が一人でもいたことで助けられました。本当にありがとう、女性。

次回は憧れのなぎら健壱さんのような人が出てくる芝居にしようかな。私の中の「おっさん」が疼くね、ぎらさんを見ていると。しかしそもそもまたやるのか、私は舞台を。出来るのか。おい、やれるのか、やれないのかい、おれの筋肉、と自分の腕に聞いてみる。

※※
パリーグ開幕。最近気がついたのだが、私はスポーツ選手の精神に強く憧れている。解説者・高木豊の生え際が自然過ぎるのが気になるところだが、今日はミキティも金メダル獲ったし、大目に見ようではないか!

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