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ナフテオ/図書館/「そんな二人のラブソング」

  • 2007/12/13

ナフル

テーオ

ナフル

猫の近況を。テーオの傷口はすっかり消え毛が生えてきました。瞼を縫い合わせたために顔の皮膚がつっぱっていて新しく生えて来たまつげがへんなところから飛び出しているのが笑えます。ナフルはテーオのいる生活にずいぶん慣れたようですが、1日2回やってくる「ハッスルタイム」では、さながら殺し合い。テーオの悲鳴が家中にこだまします。様子を見に行くとナフルがテーオの首筋をがっぷり。何をそんなに怒っているのだ、ナフルよ。そんな時私はは二人に優しく話しかけます。「君たち、殺し合いだけはしちゃいけないよ」と。そんなのんきな私にいらっと来るのかナフルの怒りは私に。私ががっぷり噛まれます。マジで痛い。

寝るときだけは仲良く重なりあっている。その姿を見ると、ほっとする。テーオを拾ったことが間違いだったのかと何度も考えたからなあ、ナフルが死にそうになった時には。とにかく寿命を全うして欲しい、君たちには。

※※
今日も乾くるみ「イニシエーション・ラブ」についてずいぶん考えてしまった!苦手だなあーと思ったその「チープな文体」でさえ計算の内なのだと思うと、かなり面白い読書体験だったから。そのからくりについてとても詳しく解説しているサイトを何度も読み返し、感心しっぱなしでした。

今日図書館に。図書館って楽しいのだけど、憂鬱にもなる。借りても返すのが面倒なんだよね。胸の痛い思い出がある。高校時代よく通っていた文京区の本駒込図書館。チャリ通の通学路の途中にあったし超文科系女子だった私は好んでそこでだらだらしたり勉強したりしていたのだが、通称「借りパク」した本がたぶん3冊ほどある。しかしその頃から7回引っ越しを重ねた私の手元にはもうその蔵書はない。本当に申し訳ない。ごめんなさい、本駒込図書館。そんな女に図書館で本を借りる資格はないのだが、今日は3冊借りました。絶対に返します、這ってでも返しに行きます。セリヌンティウスとの約束を守るために走ったメロスの如く、私は砧図書館との約束を守るとここに宣言する!

今日皆さんは「いい旅・夢気分」スペシャルをご覧になったであろうか。落合博満中日ドラゴンズ監督と信子夫人の愛知・静岡二人旅。旅すがらほとんど信子夫人がしゃべっている。「年に一度きりの旅行だものねー」と嬉々としている。たまに落合監督がにやにやしながら自信ありげな口調で美味しいご飯のうんちくや中日野球の今後について話しをする。その発言の雰囲気をすべて汲み取り、夫を褒め、盛り上げる妻。そしてそんな妻にシーズン中には決して見せない笑顔を見せる監督。監督のオアシスがここにある。いい夫婦だなあ。さすが昔「そんな二人のラブソング」という名のデュエット曲を発売しているだけあるよ。しかし私たち視聴者は疑問に思う。「年に一度の夫婦旅行を何故この番組で?」・・・やっぱり変な夫婦(変な家族というべきか、福嗣氏含め)なんだよね、いろんな意味で。そこが好き。

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4 Comments

    ABC

    13th 12月 2007 - 21:59:53

    図書館の本を返すのは、メロスに例えるまでもなく、当たり前ではないでしょうか・・・? 失礼ながら。

    2日にもわたって触れられているので、あんまり気になって、その本を図書館から借りることにしました。

    作者のプロフィール(本の中にあったでしょうけど):1963年静岡県生まれ。静岡大学理学部数学科卒業。「Jの神話」で第4回メフィスト賞を受賞。他の著書に「匣の中」「塔の断章」「林真紅郎と五つの謎」など。

    理系な作者なんですね。

    kasagi

    14th 12月 2007 - 0:01:37

    ABCさんこんにちは。おっしゃるとおりです。ぐうの音も出ません。大人になってからはもちろんきちんと返していますがつい億劫になるというだけのつまらない話でした。イニシエーション・ラブは嫌いな人は徹底的に嫌いだと思いますが、私はこの作品のようにくだらない内容の中に数学的構造を取り入れた作品は面白いと思います。

    steward

    27th 12月 2007 - 0:36:04

     図書館から借りた本は、期日までに返却しましょう。
    でないと「図書館警察」が笠木さんちに来ますよ…
    http://www.minc.ne.jp/~yoshir/yoshir/novel/fourpastmidnight2.html
     一回夢で見ました、図書館警察から逃げ回る自分。すごく
    怖かったです。

    kasagi

    2nd 1月 2008 - 2:26:45

    stewardさん、こんばんは。

    何この本ものすごく面白そうじゃないですか!「図書館警察」っていう発想がたまらんですね。

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