友達の唄
- 2008/03/25
■21日。バッハの誕生日だそうです。NeophiliaClassical#4「持ち寄りバッハ」を聞きに行く。
演奏前に音楽事務所Neophilia代表である吉岡光晶くんが挨拶をする。彼は私の幼なじみであるサヨちゃんの弟である。彼のことはこーんな(と、腕を下に伸ばし手のひらをピンと張るポーズ)小さな頃から知っている。その彼がスーツを着てピアノを弾いたりマイクを手に喋っているのを見て、妙な気持ちになり、不覚にも泣きそうになった。泣いてはいない/泣きそうになっただけだ。彼も私が舞台に上がっているのを何度か見ているはずだが、「ああ、いづみちゃん、大人になったなあ」とか泣きそうになったりするのだろうか。ないね多分。
その後の演奏を聞きながらやはり思い出すのは小学校の時のことで、私とサヨちゃんは吹奏楽部だった。サヨちゃんはフルートで私はテナーサックス担当だった。毎日毎日「背番号のないエース」(タッチのテーマ曲)と「アフリカンシンフォニー」いう曲を一生懸命練習した思い出がある。
音楽を聴くと本当にいろんなことを思い出す。家でも、コンサートでも、街の中でも、記憶がぶわあっと蘇るのが怖い時さえある。
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■22日。上村くんと焼き肉を食べた。私はごはんを注文しモリモリ食べたのに、ヤツはnotごはん。困るなあ、そういうの。いろんな話をする。笑い過ぎた。
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■23日。暖かい日だった。代々木上原の「FireKing Cafe」で友達とお茶をする。彼女と会う時は「じゃあ、×時にいつものところで」というメールで、もうこのカフェと特定できる程。面倒なのでもうここでしか会わない。つぶれないでくれ私の唯一の行きつけオシャレカフェよ。帰り際、彼女の携帯に配信されるニュースで荒川沖の通り魔事件を知る。
島尾伸三の「父・島尾敏雄」という文章を読み、感動する。
アデューのチラシ案がみーちゃんより。ほぼ完成だと思う。美しいチラシになりそうだ。戯曲、依然書けない。じりじりしている。