いろいろ終わり、7月になっていた
- 2010/07/02
■「朗読者たち」は無事終了しました。皆様ありがとうございました。
■今回は本田靖春の「誘拐」の導入部分(誘拐犯人と家族の電話のやりとりなど)を朗読しました。この本は昭和37年の「吉展ちゃん誘拐事件」を取り扱ったノンフィクションです。今回は読めなかった部分がたくさんあり、例えば犯人の生い立ち、昭和時代の貧困、悲しい結末など、この本にはいろいろな側面があり、読んで損はないと思います。是非本を読んで味わって下さい。
■いろいろ書きたいのですが、追って。
※※
■「朗読者たち」が終って次の日からいきなりカサギファミリー的にいろいろあって相当濃密な時間を過ごし、気がついたら木曜が終わっていました。この何日間かあんまり記憶にない。いろいろってなんだ。
■あ、でもサッカーは見たよ。今年のW杯はとても楽しみました。私は予選〜第一次リーグから駒野選手を応援していまして、何かと言えば「駒野!頑張れ!」と叫んでおりました。何故かというと、派手ではないけれど、ひたむきにもくもくとプレーしているように感じたからです。サッカーだけではなく、あらゆる場面でそういう人が気になる性分。それにしてもみんな最後までかっこよかったね。そして、あんなに素晴らしいプレーを見た後に相撲賭博のニュース・・・。
■昨日は5時起きで仕事にいったため帰って来てからご飯食べて早々に寝てしまった。日々記憶の蓄積がなされていかない・・・。さて、今日ももちろん仕事はあるんだけど、ファミリー的いろいろからは少し離れて、新しい本でも読みたいなあ!
2 Comments
steward
2nd 7月 2010 - 12:33:03「朗読者たち」伺いました。感動しました。犯人と吉展ちゃんの母親との電話のやりとりのところは、かつて現実にあったことでしょうけど、生々しい会話ながらなにか民話か怪談で交わされるこの世とあの世の会話のようで恐ろしささえ感じました。笠木さんが演じた犯人のなまりが印象に残ってもう…「まつげえねえよ」。「誘拐」もさっそく読みました。初めてではなかったのですが、今回は読みながら笠木さん、ぼくもとさんの声と冨永さんのサウンドが頭をかけめぐりました。また「朗読者たち」ぜひお願いします。楽しみにしております。
kasagi
6th 7月 2010 - 23:34:19stewardさん、こんばんは。
来て下さってありがとうございました。
さっそく「誘拐」を読んでいただけたということが何より嬉しいです。
本当は小原の生い立ちなども読みたかったのですが(あまりに濃密な貧困が胸を打ちますよね)・・・。
またいつか、新しい朗読をやってみたいと思います。
すごく励まされました。ありがとうございます。