無事に終了しました
- 2012/05/25
■はえぎわ「I’m (w)here 」、全日程無事に終了致しました。ご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、スタッフの皆様、関係者のみなさま、誠にありがとうございました。
■そして稽古中から濃密な時間を共に過ごした皆に心から感謝しています。ありがとうございました。
■女子楽屋は本当に居心地がいい。穏やかに微笑みながら加山雄三を口ずさむ井内ミワクさん、いつも皆の身体を心配してくれる心優しき姐さんは鈴真紀史さん、笑顔があまりにかわいいディーバ川上友里ちゃん、プロ野球名鑑を持ち歩く希有な女優踊り子ありちゃん、そしてこの人のサポートなくしては私は何もできなかったであろう演出助手磯崎珠奈ちゃん。私はいつもこのメンバーに囲まれ、ムードに守っていただき、舞台に上がることが出来ました。心から感謝しています。
■男子楽屋のことはよくわかりませんが、いつも楽しそうな笑い声と鳥島明くんの悲鳴が聞こえて来て、ああ、そちらもいいねえと思っていました。はえぎわの男子は何だか「中学生」みたいなんだよなあ、いい意味で。役割がはっきり決まっている。本当に楽しそう。
■私はいろいろ試行錯誤の日々でした。でも楽しかった。悩むのも楽しかった。芝居って、答えがすぐにみつからないのが、本当にすごいし面白いなと思った。相手役のトミー(はえぎわのスター選手富川一人くん)にはずいぶん稽古につきあっていただきました。トミーから言われたある言葉がとても大きく、考えを変えるきっかけになった。ありがとう。あとは、とにかく足が遅いよね。どんくさいよね。皆に申し訳なかったよ。もうどうにもならないとはいえ、いくらなんでも。本気で小学校、中学校時代の暗黒を思い出してブルーになった。何でこんななんだ、私は。でも皆励ましてくれて…情けない…36歳にもなって運動神経がないと落ち込む私ってホント。
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■そして今回もノゾエくんには脱帽です。最後の最後まで、あきらめることなく粘るその姿勢は、きっと彼の生き方そのものなんだと思いました。
■私ははえぎわの舞台に上がっているとノゾエくんという人の「地図」の上を歩いているような気がしてくる。その地図をくまなく、ひたすら歩き、やがて道なき道をも突き進むような時間に突入し、それでもまだ道はあるという、そういう気持ちに。だから「何かの役を演じる」というようなカラダとも少し違う、語弊があるかもしれないけど、「ノゾエ征爾になる」という感じがしている。ノゾエ目線で世の中と対峙する。それは簡単なことではないから、役者として悩むんだと。でもこんなに豊かな時間はないと思う。今回舞台上でそう思った。集中しろよって話ですが。
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■ご来場いただきまして本当にありがとうございます。なんと9月の次回公演にも参加させていただきます。頑張ります。どうぞ宜しくお願いします。