11/21 ラストソングスの稽古は続く・どうでもいいこと
- 2017/11/21
「家の鍵」稽古は続いています!
この写真はもう二週間程度も前の稽古風景ですが…
さて、わたしは戯曲を書いては稽古場に持っていく日々。
そして、稽古を見させてもらっています。
3人にじっくり読んでいただき、感謝の気持ち。
そして作者としてどんどんよくしなければという気持ち。
俳優としてではなく、作家として。
身の引きしまる、思いです。
12月15日、16日、17日はぜひ下北沢に!
上村聡と鈴木将一朗を見に来てください!
<ご予約はメールにて>
yoyaku@fu-chi-ku-chi.jp (風知空知メール予約)
公演名/日時/名前/枚数/電話番号をご明記ください。
追って、予約完了の返信を差し上げます。
<タイムテーブル>
12月15日(金)19:30
16日(土)14:00/19:00
17日(日)14:00
わたしのメールアドレスでも予約を受け付けます!
まで、どなた様もご連絡お待ちしております。
※※
今日思ったこと。
風呂に入る時には必ず雑誌を読む。
風呂のふたの上に置いて、ブックオフやらなんやらで買った雑誌を読むのがわたしの日課である。
雑誌は主にほっこり系。
「持たない暮らし」「常備菜」「自分らしい生き方」「いもくりかぼちゃ」系なんてあるのかわからないが、そういうものだ。
編み図とか、大根の皮は捨てないとか、そういう類のものだ。
そういう情報がわたしの生命エネルギーを回復させる。ぼんやりして、ほんわかして、気持ちが落ち着き、眠りにつける。
わたしもこんな綺麗な時間、豊かな日々を過ごしたいな、と思いながら布団に入ることができる。
しかし、現実はそうはいかない。
人生の約8割はしっちゃかめっちゃかで、
頭の中はとっちらかっている。
これは子供の頃からずっとちらかっている印象がある。
一行だけ書かれた紙がばらまかれてる状態のまま、なのである。
片付けが下手。
「手帳術」に憧れて買った手帳はほぼ白紙。
全くもってほっこりにはまらない自分のあるがままの姿に否が応でも対峙しなければならなくなり、まいってしまう。
そんな時に、「ときにはのんびり」みたいなほっこり系記事を読むと、さらにぎゃーとなったりする。
「努力しないでいいよ」と言われると、どうしていいかわからなくなる。
「ばかだなあ」と自分を責める。
そういう人はきっといるだろう、と思うのだが。
そこで登場するのが、ヤンキー気質のわたしだ。
ぃっしゃあああー!やったれー!ほっこり上等!みたいな。
ほっこりに罪はないのに、ほっこりに悪意を抱く。
自分を責めるというか、自分を攻める!
これは結構、振れ幅の問題でもあるのだが、
乱暴な現状突破の方法となる。
しかし、続かない。
わたしはヤンキーでもなんでもない。
人生で一度もヤンキーに憧れたことはない。
所詮は気質である。
しかも気質はいくつも存在するものだ。「ジメジメ気質」「フォークソング気質」「エアロビ気質」「紡木たく気質」「陸奥A子気質」(あくまで全て気質)など、まだまだたくさんの気質がわたしの部屋にやってきては去っていく。
本来の自分とは一体、どこにあるのか。
どこにもなくていいとようやくわかってきた。
ネバーエンディング自分なくし。
これもまた精進。努力。
あ、また新たな気質がやってくる。
ネバーエンディングストーリーだなあ。
今日もまた、自分が面倒だなと思ったという話です。
今日はいい天気、みんないい1日になりますように。