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演出のためのノート009 5/26 5/27

  • 2018/05/30

5/26

稽古。

たまちゃん(磯崎珠奈ちゃん)が見に来てくれる。

手作りの卵焼きと煮物を持ってきてくれた。

ありがとう…沁みるなあ。

 

ありちゃんとたまちゃんが楽しそうに話をしている。

その二人を横で見ているのが好きだ。

二人を見ていると「盟友」という感じがする。

はえぎわで長く一緒にものを作ってきたのだものね。

素敵な関係。

 

夕方から通し稽古をする。

いろいろ問題点が出てくる。

むー。

こういうことがあるから、通し稽古はたくさんしなければいけないんだなあ。

勉強になる。

「今日の稽古で失敗しておいてよかった」と思えるようにしなければ。

 

 

5/27

 

昨日と同じ場所で稽古。

昼間2人で話をして稽古を進める中、やはりこれは…。

そうだな、決断しよう。

お互いに確認のもと、台本を直すことに決めた。

明日までその工事の時間をもらう。

ありちゃんも賛成してくれたとはいえ困惑していただろうと思う。

それがわかったからこそ、ここは私が自信を持って直さなければならない。

 

昼間、途中のシーンから最後まで荒く通す。

細かいことも大事だけど、やっぱり大きな流れというか、そういうものを大事にしたいなと思う。

夜、稽古場にはえぎわの竹口龍茶さんと、たまちゃん、そして当日のお手伝いをしてくれる牛尾千聖ちゃんが来てくれた。

稽古場がものすごく盛り上がるし、明るくなる。幸せ!

普段別に暗いというわけではないのですが…

 

みんなでロンチャさんが買ってきてくれたドーナッツを食べる!うまかったなあ。ありがとうございます。

そして私は台本の直しのために少し早めに稽古場を後にする。

ありちゃんへの負担も考慮しつつも、最後までいいものを作る気持ちでいこう。

ふと、

俳優でも、演出でも、執筆でも、

なんでもやるべきだ。

視野が変わる。

景色が増える。

何かが重なる。

今日、そう思った。

 

 

戯曲にはとある口癖のような言葉が出てくるが、それはそのまま、今の私の心の口癖である。

電車の中、喉がいがいがする。

体力勝負だ、牛尾さんが持ってきてくれたプロポリスの飴を食べる。

高級飴なのに、ぼりぼり噛んでしまう。

これもわたしの癖。

 

 

夜、台本を読み直す。

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