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Posts by kasagi

元気です/本棚検索第七回

  • 2006/12/20

近くに棲む弟からメールが来ていた。「ノロらしい」。さすが流行に敏感な弟である。飲み物等を持って見舞いに行くも「うつるから」と入室拒否された。

じぶんで写真をとりました

ナフルはこの冬ずっとホットカーペットの上にいます。寝てばっか。めずらしく、バカ猫と自分のツーショットを撮影してみました。

このほんおもしろかったなー

猫が出てくる。猫っていうのはどこの世界でもいい加減でやる気がないようでふざけていて適当で、いいと思う。谷崎潤一郎の小説はとても読みやすくて美しくていい加減で、大好きです。人間も猫もだいぶいい加減で、こんなんでいいんだなあーと気分が楽になるのです。

私は、正直言って、今自分が生きているということが大事なんだと思う

  • 2006/12/19

ここで書くことでもないと思うけど、私は先日ひどく不愉快な出来事に遭遇した。自分を脅かすような大きな出来事だった。そのことがなかなか頭から離れない日々が続いている。

はっきり言いたいのは、「蔑む」という感情はいつか自分に帰ってくるということだ。蔑むものはいつか蔑まれる。弱いものを蔑む人間はいつかきっと制裁が下る。そう言いたい。しかしもう一人の私が思っている。もしかしたら制裁は下らない。その人は何も気がつかず家族と幸福に生活を営み一生を終えるかもしれない。そこが私のひっかかっている部分か。だとしたらこれは自分の弱さの問題か?彼らをはっきりと断罪できない自分の弱さなのだろうか。

差別も暴力も戦争も負しか生まないとして、しかし絶対的に負が存在し遭遇してしまうのであれば、どのように対処すれば私たちは幸福に生きていけるのかということだ。

女性に生まれてよかったと思えるような人生を送りたい。皆もそうだよね!さあ、この話は、ここで終わり!

なふ

風邪は治ったようだ/第六回

  • 2006/12/16

風邪は治ったっぽいが、今はとにかくノロウィルスが怖い。皆さんも、是非、うがいと手洗い、しましょう!

散歩して、買い物した。バス停でバスを待っている間にいちょうの葉がひらひらと落ちてきた。雨のようでとても綺麗だった。

防衛庁が防衛省になることが決まった。ということは、防衛庁長官が、防衛大臣になるということだ。今まで日本に防衛大臣は存在しなかった。少しずつ少しずつ皆が気づかないように決めるやり方が気にくわない。いいのかそんなんで。

えぷろん

「エプロンメモ」はSさんに「エプロンメモ2」はHさんにそれぞれ頂いた本で、なんと、何度読んでも飽きない。何故ならメモの内容をすぐに忘れてしまうからだ。何度読んでも新鮮です。眠れない夜に布団の中で読みます。いい気分で眠れるのです(その真逆が楳図かずおのマンガ)。しかしながらこんなにもこの本を愛しているのにメモの内容ほとんどが私の生活に全く生かされてないというではないか。いうではないかって、私が言ったんだけど。うーむ、奥が深い本である。

本棚散策第五回

  • 2006/12/15

ねこ
これ、大切な本。

もりかず
画家の熊谷守一と飼っていた猫。盲目で目が開かないため、いつも笑っているように見える。

え
その、猫の絵。やっぱり笑っている。

うちの
うちの猫は笑いません。この写真を撮ってすぐに腕を思いっきり噛まれました。怒っているようです。とんがりキッズです。

数日前のこと、今は風邪

  • 2006/12/15

チェルフィッチュ「エンジョイ」を観る。

役者のやっていることはすごいことだと思う。私も役者のはしくれなので多少はわかるが、とても大変な作業をしていると思う。それでいて嫌らしくなく魅力的に見える人達は凄い。かっこいいと思った。南波典子さんもすごく魅力的でした。ちょっと異質な感じもすべて南波典子そのもので、さすが素敵な役者さんだと感心しました。「エンジョイ」という物語に関しては、私も岡田さんのカテゴライズする「30代のフリーター」だとして、身につまされるのと同時に、身につまされない部分があった。もっともっと複雑な心の中で行われている葛藤よりも作家の岡田さんはその世代の空気を描きたかったのではないか。それにしても個の問題と世界が抱える問題が一気にクロスする場面は確かに必要で、それでこそ戦いの構図は見えてくるのだと思った。戦いは自分の中で、彼氏と、世界と、会社と、社会と、友達と、常に静かに行われている。そして終わらない。岡田さんと話をしてみたかったけど、忙しそうだったので、また今度にしよう。

宮沢さんの50歳の誕生会をした。幹事だったのでいろいろ準備で忙しかったのだけど、結果的にたくさんの人が集まってくれて、宮沢さんも喜んでくれて、本当によかったと思う。宮沢さんに出会ったのは、宮沢さんが38歳の時だ。長い時間が経った。たくさんのことがあった。多くの時間を共有したように思う。演出家としての宮沢さんにも普段の宮沢さんにも、本当にお世話になった。そしてこういう会が無事開けて、集まった皆が笑っていて、私はそれがすごく嬉しかったのだ。こうなったら60歳も70歳も私が幹事をつとめ誕生会を開催したい。

急なお願いだったのにも関わらず、ムーンライダーズの鈴木慶一さんが宮沢さんへの誕生歌を作ってくれた。すっごく可愛い歌に感激。そして慶一さんのその優しさが嬉しかったんだ。ありがとうございます。小田豊さんも桜井圭介さんも急なお願いにも関わらずメッセージをくださった。嬉しかった。ありがとうございました。皆様から預かった音やメッセージは間違いなく宮沢さんにお渡ししました。

くうねる/第四回

  • 2006/12/12

書きたいことがいろいろあるのだけど、風邪でとうとう寝込んでいます。今年の風邪はお腹に来ると聞いておりましたが、今のところセーフです。とにかく鼻水がひどくてひどくてひどくて・・・・。昨日の夜から20時間ぐらい寝て、猫に鼻をかじられ飛び起きました。

久保しいたけ園からしいたけが届いた。やったー!!やったー!!わーいわーい!と、大人げなく喜んでみました。昨年も頂いた絶品のしいたけちゃん。ありがとう。

風邪対策にと、最近毎日しょうが湯を飲んでいます。自分でしょうがを薄切りにして、はちみつ漬けにして、それをお湯に溶かしたり、紅茶に溶かしたり、とか言って、まあまんまと風邪を引いているので効いてねえんじゃねえかよ!って話なんですけど、これがどうやらじんわり効いていて、効いているような気がして、今年の風邪は浅くて済みそうな予感がします。これこそ気休めかもしれないけど、病は気から、桃栗三年柿八年で、続けてみよう。

先週の日曜は昼間チェルフィッチュを見て、夜は宮沢さんの誕生会を開催しました。その幸福な時間はまたいずれ。風邪は寝るに限るので寝るます。

ねこ

写真が光っちゃった。

「ムー」

  • 2006/12/10

退屈だったのでビデオでドラマ「ムー」を見た。ものすごく面白かった。郷ひろみの気持ち悪さ、樹木希林の声の小ささと芝居の細かさ、伊東四朗の嫌らしさ、伴淳三郎の素敵な枯れ方、由利徹先生のありえない歩行方法、左とん平の役名(野口五郎)、渡辺美佐子の美しさと優しさ、清水健太郎の漂うあやしさ・・・全てが面白く、ギャグは簡潔で、それでいてストーリーは感動的で、おいおいおいおい泣いてしまった。緻密にしっかり作られたドラマなんだな。しかし「ムー」という名前もさることながらオープニング映像が全て横尾忠則氏が手がけたもので、斬新過ぎる。当時「気持ち悪ーい」と思う視聴者が続出したのではないかと想像した。そして第一話を見る限り何故「ムー」というあやしげなタイトルをつけたのかよくわからなかった。「昔あったと言われているムー大陸は花の咲き乱れた楽園だったらしい」という説明はちょこっと挿入されていたが、この家が「この世の楽園」だということなのかな。それにしたって、「ムー」って題名で、オープニングが横尾忠則のおっかないコラージュで、始まるドラマはふざけたドタバタホームドラマだなんて、いかしてるなあ、久世光彦さん。ま、もちろんドタバタ担当は樹木希林さんと由利徹先生。あとはGOのアイドルらしからぬ気持ち悪い腰つきのダンス等、「笑いあり、涙あり」ってこういうことを言うんだなと思った。

樹木希林さんは納豆をがんがん口の中に突っ込みながら伊東四朗さんや渡辺美佐子さんに小声でグチを言い続けるという「神業」をやってのけた。若かりし頃の希林さんだよ。何て芸達者なんだ。恐れ入った。

本棚散策第三回/ナフ/見ました?

  • 2006/12/08

安達哲。何故こうなるのかわからない。次のページが予測できない。だから好き。「さくらの唄」は理解(=共感)できるけど「幸せのひこうき雲」は永遠に理解できないだろう。だから大好きなマンガです。もちろん「バカ姉弟」も理解できないから面白ーい。

ひさしぶり

寝ている。たまに人の顔に見える時がある。

今日私はものすごく感動しました。「プロフェッショナルー仕事の流儀ー」というNHKの番組を見たからです。私、偶然にもこの番組をよく見るのですが、今日もまた偶然見てしまいました。今日は青森で無農薬のりんごを育てている木村秋則さんの「仕事の流儀」。木村さんの笑顔を見ているだけで涙が止まらなかった。顔に全てが現れている。木村さんの歯は何故かほとんど抜けていたが、最高の笑顔だった。木村さんのごはんのおかずは何故か「メロン」だったが、素晴らしい人の生き方を知った。あまりに感動してしばらく歩けなかった。

なんとなく、ジンジャー

  • 2006/12/05

・・・風邪っぽい。昨日から妙にぞくぞくする。日曜日は激ウマ中華を食べに行った。本当ならば毎日でも食べたい「白かゆ」は大盛りで380円である。最高だ。麻婆豆腐もカニ玉も全てこの上なく美味い。不味いものなど一つもないのだ。全種類制覇したわけではないけどさ。いろいろ食べているうちに汗が吹き出てきた。かっかしてきたのである。冷え性の私が体の中から燃える感覚を得ることはそうそうない。滋味深い食事は、私を健康にしてくれるのだ。もしこの中華屋に興味のある方はメールを下さい。場所等お教えします。

でも風邪っぽい。「あるある大辞典」情報を鵜呑みにし、本日はしょうが三昧の食卓となった。火を通せば「体を温める効果」があり、生のまま食べれば「風邪撃退」。うーん・・・・。迷った末に雑炊の中にみじん切りにしたしょうがを入れ、その上に生しょうがの千切りを乗せて食べた。そして締めはジンジャーティ。かなり温まる。風邪もよくなった。・・・気がしている。その気になりやすいのでにわかに本当かは信じられないが、体にいいのは確かなはずなので、極端な摂取はよくないとしても、我が家は毎日しょうが料理一品、決定である。

少しずつ好きな本を紹介したいと思う。私が忘れているような本も掘り出して探し、面白かったものは紹介する。題して「世田谷女本棚探索」。今日は第一回目。

ほん1

左が先日紹介した吾妻ひでお「失踪日記」。本当に本当に面白いから、皆も読んでみるといいよ。右は「作家の猫」という本。様々な作家が猫を飼っていた。その間に生まれた交流やエピソードを遺族や友人の話を元に作られた本である。熊谷守一の飼っていた猫は盲目だったので目をつぶっている。そのせいでいつも笑っているように見えるのが、非常に可愛い。作家の顔や可愛い猫達の生活写真も充実していて(昔から気難しい作家の顔つきが好きだ)とても楽しめる本でした。幸福の一冊です。

オールツーステップスクールまでの日記を作るかどうするか

  • 2006/12/04

仮チラシ、いろいろ問題が生じたものの何とか完成して、ある公演に折り込みにいく。そのチラシにはまだ日時は明記していない。場所もぼかしてある。何のためのチラシかと言われれば、そうだろう。しかし、ぼかした、ぼんやりしたチラシがあってもいいと思う。自分のやりたいことは、この場所では貫かなければいけないのだ。人とは違ってもいい。違っていることで不安にならない。それが今後の創作活動においての私の信念の一つになるだろう。折り込みを終えてそう思う。何故折り込み後にそんなことを思ったのかは、まあ、よくわかんないのだけど。

今回のオールツーステップスクールの公演は、私がほぼ一人で組み立てていくものとなる。neophiliaの吉岡くんや、出演してくれる素敵な役者達や、友達、スタッフ等サポートしてくれる人はたくさんいるから、一人でやるようで意外と孤独は感じない。多くの人間の中で孤独を感じるよりずっと前向きだ。周りの人間を信じていくことは、意外と難しいことだと、私は思う。思うからこそ、とにかく信じることだ。少し離れた位置関係で濃密な仕事関係を紡いでいくことが重要だ。ちなみに今回の折り込みはマイブラザーに手伝っていただきました。演劇とは全く違う世界で生きる彼はもちろん折り込み初経験であるが意外と機敏に働いてくれて感心。二人で並んで折り込みしていたのだけど、ブラザーが何だか話しかけてくるので適当に受け流していたら、これまた近くで折り込みをしていた友人のNさんに「兄弟喧嘩はやめなさい」と笑いながらたしなめられた。その後「え、あの二人、姉弟なの?」みたいな囁きが聞こえ、ちょっと面白かった。マイブラザーには今後もいろいろ手伝ってもらおうと思うのだが、名前で姉弟とばれないようにブラザーに芸名よろしく「手伝い名」を作ろうかと思っている。

人と違っててもいいと言ってくれたもう一人の私が私を助けてくれた。自浄作用が確実に働いている。そんな時でも小さな失敗に文字通り頭を抱えるが、すぐに超無理矢理復活して料理をつくる。大量の肉じゃがを作った。作っているうちにその失敗のことなどどうでもよくなってしまった。そういういい加減なところがある女なのだ。その後私の家にたくさんの友人が来た。友達が仕込んできた鶏ガラスープ(ペットボトルに入れて持ってきてくれた)で食べる鍋は非常に上手かった。時間をかけてつくったそうだ。そうだ、時間がかかるんだな、何事も、ってちょっと感動した。手間を惜しむな。それだ!肉じゃがは概ね好評だった。よかった。あまりに楽しかったのでしこたま飲んでしまった。珍しいことだ。やっぱり皆が笑っている顔がいい。笑う為にならどんどんふざけたことを言いたい。話術だって身につけたい。だって、それで腹から笑えるのだったら、最高の技術じゃないかと思う。

次の日、Sくんが買ってきてくれたカステラ、Kくんが買ってきてくれたバナナケーキ、Tさんが買ってきてくれたイチゴを朝ご飯にした。非常に美味しかった。友達の味だ。

昼間、銭湯へ。小さいが露天風呂がある。雲が動いている様をずっと見ていたが、ふと視線を落とすとものすごく太ったおばさん軍団が露天風呂に入ってきたところだった。あの人達の胸と腹の間のゾーンの肉はどうなっているのだろうか。ひだひだになっていて、何層になっているのかわからない。なのに皆足は細い。髪型はパンチパーマに似たやつ。きっと若い頃はスレンダーな女性だったのでしょうね。でも今は今でまた違う意味で、大いに魅力的ですな。

ねてる

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