夏の稽古は続く
- 2013/08/07
あついあつい、そんな中地道にタイモンの稽古は続いています。
筋トレも、何だかかんだかと2人に引っ張られてやっています。
筋トレは疲れるけど、腕立て伏せが出来るようになりました。
嬉しい。
子供の頃から出来なかったからね。
37になってから出来ることが1つ増えるなんて、やっぱり嬉しいです。
日々稽古できて、幸せ者だなって思う。
本当、ラッキーですよ。稽古できるってことは。
来週には仙台公演、いわき公演です!
東北の皆様、是非見に来て下さい。
いわきから帰ったら東京公演、ロングラン。
※※
「タイモンって何だよ?」
と、タイモンのことを毎日考えています。
戯曲の内容や、3人のことです。
どんなお話なのか、どんな生き方なのか、どんな時間なのか。
流れるものをつかもうとしています。
それにしても、何度考えても思い返してもこの戯曲は私の手からするりと逃げて行く。
だから全然飽きない。
考えれば考える程、理解できるけど、その理解は一瞬に過ぎない。
それはとても面白いことだと思っています。
わくわくします。
2年越し、もっと遠くにいけるだろうか?
「前向き!タイモン」伊丹公演終了
- 2013/07/23
「前向き!タイモン」伊丹公演3ステージが無事に終了しました。
見に来て下さった皆様、本当にありがとうございました!
感謝の気持ちでいっぱいです。
いろいろあったけど、とても楽しかった。
お客様もたくさん来て下さってよかった。
大阪のミクニさんの家に滞在できてよかった。
失敗もしましたが、それによって気がついたことも、これからの課題も出来た公演でした。
いいことづくしです。
前向き!ですから。
※※
詳しくはまた後日、次は仙台です!
私の住んでいた、仙台。
そしていわき!小名浜!!
「前向き!タイモン」の日々に突入
- 2013/06/26
そして今はミクニヤナイハラプロジェクト「前向き!タイモン」の日々です。
2年前の再演です。
この写真も2年前。
自分で見ると、「あ、確かに少し若いな」と確認できる。
そんな写真です。
今年はもうこれで終わりなので、現在7月ですがもう既に12月の気持ちです。
師走らしく全力で頑張って行こうと思います。
って、「全力」って言葉を書くと、「ああ、私嘘ついているな」って思わなくもない。
それ嘘じゃんって。
でも休息も全力で。
それなら嘘じゃない。
時間が空いたら、必死で休む。
必死、そうですね、全力というより、私には必死という言葉の方がしっくりきます。
自分の性格が、そういう感じです。
必死っぽく焦ってばかり、とでも言いましょうか。
よくないですね。
まあでも、歳も重ねたことだし諸々怖いのです。
でももう不安だ不安だ言わないことにしました。
待ったなしですものね。
あまり不安を口にするのはみっともない。
しっかりやっていこう。
オー。
オー。
とにかく怪我だけ、怪我だけはしないように。
肉離れとか、骨折とか。
あと、声が持ちますように。
お願いします。
神様仏様、そして自分。
祈りながら、毎日を過ごして行きたいと思います。
オー。
まず7月に伊丹アイホールに伺います。
私は伊丹自体も初めて。
楽しみだなあ。
今回は仙台、いわきにも行きます。
自分の生まれた場所にほど近いところ。
この幸福に感謝します。
たくさんの方に見ていただけますように。
9月の大千秋楽のその日まで、倒れないように自分。
どうぞよろしくお願いします。
オーオー!
はえぎわ無事に終了しました
- 2013/06/19
■はえぎわ「ガラパコスパコス」は無事に全ステージ終了しました。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
Twitterなどなどで、たくさんの感想もいただき嬉しかったです。
みなさんの言葉に励まされました。
ありがとうございます。
■本番中はブログの更新はできないな…
疲れているというのもありますが、
たくさんのことを整理して考える時間がないのかもしれません。
舞台のことを考えるのに精一杯で、
最近は終演後お客様と飲みに行くのも減りました。
今は一人で終演後のアイスやおにぎり。
ぶつぶつ反省しながら帰路につくのであります。
■共演者のみなさん、はえぎわメンバー、スタッフのみなさん、関係者のみなさん、本当にありがとうございました。
毎日みなさんと一緒にいて、
「劇団の力強さ」を教えて頂きました。
はえぎわのメンバーは本当に、強くかっこいい。
私の憧れです。
■強く強く、歩み、死ぬまで、だなあ。
いつ死ぬかわからないし、
それまではずっとこうやって隣人と手を取り合って、
生きて行きたいと思います。
はえぎわ「ガラパコスパコス」
- 2013/05/29
※
稽古は毎日丁寧に進んでいます。
ノゾエ氏に導かれて、皆で少しずつ前に進んでいます。
三鷹市芸術文化財団のHPに、ノゾエ征爾くん、井内ミワクさん、町田水城さん、柴幸男くんの鼎談が掲載されております。
是非ご覧になってください。
そしてもし観たい!という方がいらっしゃれば、私のメールアドレスまでご連絡下さい。
お待ちしております!
はえぎわ「ガラパコスパコス」
作演出:
ノゾエ征爾
出演:
井内ミワク/町田水城/鈴真紀史/滝寛式
竹口龍茶/踊り子あり/川上友里/鳥島明
山口航太/ノゾエ征爾(以上、はえぎわ)
たにぐちいくこ/新名基浩/金珠代
笠木泉/柴幸男(ままごと)
公演スケジュール:
<期間> 2013年6月7日(金)~2013年6月16日(日)
<開演時間> 6月7日(金) 19:30☆
6月8日(土) 14:30☆/19:00☆
6月9日(日) 14:30☆
6月10日(月) 休館日
6月11日(火) 19:30
6月12日(水) 14:30★/19:30
6月13日(木) 14:30★/19:30
6月14日(金) 19:30
6月15日(土) 14:30/19:00
6月16日(日) 14:30
☆=早期観劇割引
★=平日マチネ割引
会場:
三鷹市芸術文化センター星のホール
チケット料金:
全席自由
【一般】前売 3,000円/当日 3,300円
【学生】前売・当日とも 1,500円
【高校生以下】前売・当日とも 1,000円
☆早期観劇割引/★平日マチネ割引
各チケット300円引
日々の覚え書き 5/28
- 2013/05/29
はえぎわの稽古で日々吉祥寺に通っている。
※
シティボーイズの時は稽古場に行くまでの道のりで音楽を聴いていた。
普段からあまり音楽を聴かない私にとっては、
ちょっとした冒険のような気分だった。
真夜中のウォーキングでも音楽を聴くようになると、
リズムに乗ってノリノリで歩けるし、何より孤独じゃない、辛くない。
これは、すごい発明じゃないか。
って、皆していることだ。
摂理だ。
今更こんなことを書く自分がどうかしている。
皆ノリノリアゲアゲまで持って行くために、
イヤフォンで音楽聴くのかな。
雑音をシャットアウトするために聴くのかな。
集中したいのかな。
すごいな、音楽。
万能選手じゃないか。
私は今までそのノリノリアゲアゲを活字に求めていたように思う。
でも、何も音のない孤独も好きだし、
電車の中の雑音や人の話し声も捨てがたい。
ノイズが嫌いではないのだ。
昨日、はえぎわの通勤では初めて音楽を聞いてみる。
やっぱり、ノリノリになる。
生活がミュージカルの舞台に移動したみたい。
「狩りから稲作へ」とか、「ほととぎす」とか声高らかに唄いたくなるし(レキシを聴いているのです)、
普段見慣れた車窓からの風景がとたんに美しく見える。
美しい時間が自分の支えになる。
日々の覚え書き
- 2013/05/21
某日
先日神保町の矢口書店で購入した本がこれ。
落語が好きになって2年程である。
親と一緒に「古今亭志ん朝一門会」を見に行ったのがきっかけ。
その後、テレビの落語番組を録画してせっせと見たり、
数多くはないけれど高座を見に行ったりしている。
※
実は枝雀さんの落語はそんなに興味がなかった。
ご本人のお顔は大好きだった。
ドラマに出演していたりしているのが好きだった。
しかし、テレビの演芸番組かで高座を見た時、
その柔和な顔から発せられる激しい表情に驚いた。
驚いて、驚いたままにしておいた。
でも最近ふとYOUTUBEで枝雀さんの「まんじゅうこわい」を見た。
鳥肌が立つくらい面白かった。
何かが憑依したような表情、動き。
こちらは笑うしかない。
パソコンの前で、脱力してしまった。
過去の自分は節穴だったと言わざるを得ない。
というわけで購入に至ったわけです。
※
枝雀さんが自ら命を絶ったことは記憶している。
当時衝撃を受けたことも覚えている。
何故彼が…というのはもちろん病気だったりするわけだけど、
この本を読んで、
読み終えて、
溜息をついた。
つくしかなかった。
芸に生きるとは、どういうことなのだろう。
笑わせるとは、どういうことなのだろう。
真面目に生きるとは、どういうことなのだろう。
正直に生きるとは、どういうことなのだろう。
私は考えてしまった。
しかし、明日は来る。
考えても考えても答えは出ず、しかし明日はやって来る。
明日はまた高座に上がり、お客さんを笑わせたい。
楽しませたい。
笑ってくれた、みなさん、ありがとう。
でも、自分は笑えない。
そうやって生きる、とある1日を想像した。
1日で済むなら、まだいい。
これが毎日だ。
※
生きている間に高座を見たかったのは、
やっぱり古今亭志ん朝さんと桂枝雀さんだ。
全く違うタイプの2人だけど、どちらも好きだ。
生で見ることができたなら、どちらも泣いてしまう程感動しただろうなあ。
※
演技や芸が好きになると、
その人のことが知りたくなるのは人の常で、
だから私は落語家に限らず女優や著名人の人となりを書いたエッセイや、自伝が好きだ。
読めば更に好きになる。
どんなにダメ人間でも、性格が悪くとも、根暗でも、犯罪ギリギリでも、
読むと、ああ、いいねえとなる。
人は清濁混じりあってこそ(濁濁混じりあいでも)の豊かさだと、私はどこか思っている。
歪んでいるからこその、面白さがある。
そう思っている、というより、
そう思いたいのかも。
歪みっぱの、自分を擁護するために。
※
今年は誰の高座を見に行こうかなあー。
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