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Posts by kasagi

公演終了→もうすぐ公演

  • 2007/05/22

第6回かながわ戯曲賞最優秀作品・リーディング公演は、無事終了いたしました。ご来場下さいました皆様、応援して下さった皆様ありがとうございました。

新しい出会いの中、新鮮な気持ちで声を出すことができました。とても楽しかった。宮沢さんと共演者の皆さん、スタッフの皆さんに感謝しております。ありがとうございました!

打ち上げで初めてゆっくり共演者の皆さんとお話ししました。特に金順香さんとの「over30トーク」は楽しかったなあ。女・毒舌大会!面白かった。

リーディングを見て下さったある方に「いいおばさんになってきた感じがします」というような内容の感想をいただきました。31歳、とても嬉しかったです。

※※

次は劇団、本谷有希子。今日はさっそく稽古。

わたしのつくえ

↑稽古場での私の机の上はいつもこんな状態。(心も芝居も)荒れていることの表れですね。チョコラBBは必需品。

高山のえみちゃんとすほうれいこちゃん。仲良し二人組。うーん、かわいいなあ。
さえきちゃん
超重要人物・斉木さん。大学生!未成年!風邪気味!
のぞえちゃん
ノゾエ征爾くん。同い年。私の笑いのツボを押しまくる男。
わかちゃんとしまぱん
松浦和香子ちゃんとしまぱん(制作助手の嶋口さん)。「ナチュラルな演技をして!」とお願いしての撮影。手にしているのは松浦さんが最近買ったお気に入りの水筒です。松浦さんは私に「この水筒がいかに優れものか」を滔々と力説した後、「・・・こんなに人に力説したの久しぶりだ・・・」と疲れた顔を見せた。

稽古。

そんなわけで、稽古日数あと10日。頑張ります。

長い1日

  • 2007/05/20

早朝、出発。東横線の某駅で待ち合わせて移動。冨永監督の映画撮影。この監督の撮影に来るといつも私は笑っていられるのだ。大学生の時から彼の映画に参加させてもらってきたが、いつも私たちは笑っている。これからもきっとたくさん笑いながら一緒に仕事するだろう。

T監督映画の看板女優、文ちゃんは大きなお腹で撮影参加。妊娠7ヶ月の腹、生まれて初めて触りました。堅かったよ。元気な御子を生んでおくれ!その他「亀虫」組の大久保ニュー姐さん、安彦麻理絵画伯、魚喃キリコ画伯、熊田プウ助さん、大河原先輩、尾本くん、龍ちゃん、と冨永組オールスターズが勢揃い。ワンシーンを妄想の渦巻くドラマに。私はコスプレしました。

撮影終了し急いでみなとみらいへ。今日はリーディング公演の本番。ゲネプロ、そして本番。何故かわからないが、今回セリフを読むのはとても楽しい。不思議です。

私には上村聡という親友がいるのだけど、彼と今まで話して来たたくさんのことが積み重なって、で、今私はほぼ初めて私の「楽しい」ってこういうことなんじゃないかなと思うことができた。稽古中もそう思っていた。何だか、とても落ち着いて芝居に取り組めているのである。自分であれやこれや考えて、芝居にし、それが作品にどういう形で影響するかを考えるのがとても楽しくなってきた。

それは「師匠」である宮沢さんの言葉も大きいし、自分が演出を経験したことも大きい気がする。

楽しい、という言葉は誤解を受けやすいが、私の思う「楽しさ」とは「ストイックに面白さを追求すること」という言葉に置き換えられるかもしれません。

今日は、吉岡くん、松田アキちゃん、Hさん、細江祐子ちゃん、フチノくん、Tさんなどなどたくさんのお客様が来て下さった。皆さん、どうもありがとうございました。

明日は14時開演です。皆様、桜木町でお待ちしております。

リーディング公演は明日と明後日だよ

  • 2007/05/19

明日本番。本谷さんの稽古を抜けて今日は神奈川県立青少年センターへ行って稽古。息も絶え絶えだが、声の方は何とかなりそう。強くなったな、オレの喉。

本谷さん、役者の皆へ。稽古抜けてごめんね。リーディング思い切り楽しんで、また月曜から復帰します。崎陽軒のシュウマイ買って新宿の稽古場に戻ります。

ダブルヘッダー

  • 2007/05/16

稽古ダブルヘッダーが始まった。今週は一年で一番忙しいに違いない。そして頭の中も一番テンパるに違いないのだ。とにかく、健康第一。それが一番大事よ。

昼間「劇団、本谷有希子」の稽古→夜「かながわ戯曲賞受賞作リーディング公演」の稽古。偶然にも稽古場が同じ場所の違う部屋なので、移動はらくちんだ。助かっている。

そんなわけで本番はもうすぐ!「廻罠ーわたみー」リーディング公演は今週末です。是非皆様見に来て下さい。

かながわ戯曲賞最優秀作品・ドラマリーディング公演「廻罠」

作   下西啓正 (劇団乞局 作/演出)
演出  宮沢章夫(遊園地再生事業団主宰)
出演  永井秀樹(青年団)
    五十嵐雅 笠木泉 片山響子 上村聡 金順香 
    實光崇浩 田中夢 森田有香 
    岸端正浩

2007年 5月 19日(土)18:00 
      20日(日)14:00
☆会場/神奈川県立青少年センター2F 多目的プラザ

☆チケット/全席自由 1,000円  

☆チケット取り扱い/県民ホールチケットセンター 045-662-8866

詳細はこちらです。

共演者の五十嵐くんがほんのちょっとだけウェンツ瑛士に似ている。

ねる

逞しさ

  • 2007/05/13

猫草

鬼の首をとったかのように、食らいつくナフル。

先日稽古から帰ってきたら、毛玉を6つも吐いていた。

そう言えば最近「猫草」を与えていなかったことに気がつき反省。猫は自分の舌で綺麗に毛づくろいをするので胃にどんどん抜け毛が溜まっていってしまう動物なのです。それを吐かせるのが飼い主の役目。吐かせるにはこの「猫草」を食べさせ、食道や胃に刺激を与えることが大切なんだそう。毎日吐く猫もいるらしいがナフルはあまり吐き癖がなく毛玉をどんどん溜めていってしまう体質のようなので、気をつけなければいけない。ごめん、ナフルや。

よだれ

以前より気にかけている近所の猫「ヨダレ」。見ればいつでもヨダレをたらしていて、息も荒く、死んじゃうんじゃねえかと不安になる。しかしヨダレスポットに行けば必ず会えるのだ。今日もやっぱりいた。息は荒いが逞しい。このまま頑張って寿命を全うして欲しい。

強風の日

  • 2007/05/12

今日の稽古で少しだけ見えて来た。まだまだ先は長い。演技とかそういう問題じゃないな、私の場合。

稽古場ではコンビニで売っている「たねなし梅干し」を食べている。

稽古日数あと20日。頑張ります。

露天風呂

  • 2007/05/09

ちゃいろの猫

稽古。

とにかく毎日ダッシュしているような稽古だ。稽古していると自分の体の癖、動き方の癖がわかってくる。私ってこんな動きをするのだな、と自分への理解を深めていく私ですが、まあ、正直、そんなこと深めてる場合じゃないね。どんどん私の体が先に行って切羽詰まりつつどこまで確実に攻めて行けるか、かなあ。何を言ってんだか。とにかく毎日が「初体験」のような舞台稽古です。・・・いつもこんなこと言ってないかい、オレは。

新人ぶるのはやめたまえ!と誰かに怒られる前に、頑張ろうー。

ナフルは最近、缶詰のキャットフードを好まなくなった。ある銘柄だけ苦手になったのかもしれないので種類を変えてみたりもしたが、どうにも減りが以前の全盛期に足りない。もうすぐ推定2歳(拾い猫なのであくまで推定)。カリカリカリカリと安いカリカリフードを食べるお前の背中が愛おしい。健康診断に行こうではないか、ナフル。

夜、気分転換に近所の銭湯に歩いて行く。ここの古い銭湯は小さいが露天風呂もあるのでたまにふらっとひやかしに行く。銭湯にはいつでも太ったおばさんがいっぱいいて、その裸をみるのが相当面白い。今日は露天風呂で知らない人に「あんた、この辺の人?」と話しかけられたのだけど、そのおばさんはあまりに落合博満に似ていた。顔もさることながら、何かをコーチングしてくれそうな威厳さえ感じた。信子夫人では決してない。私は女風呂で落合監督に出会った。得したね!

どろ

  • 2007/05/08

へんなかお

その後無事に稽古に参加しました。ご心配をおかけしました皆様!!

今日はどろっと疲れました。移動中とか空いた時間とかいっぱいいろんなことを考えたつもりなんだけど、ほとんど忘れた。あ、古谷実の新刊が読みたいなと思ったので書いておく。

ゴールデン

  • 2007/05/06

稽古休み。ゴールデンだから。本谷さんの稽古について(そして本谷さん全般について)考えたりしていた。とにかく「早い」。食べるのは徹底的に遅いが、演出と執筆は徹底的に早い。頭の回転が速いんだな。それでいて絶対に妥協しない。とばさない。ないがしろにしない。それは、本当に、驚くべき部分なのだった。

本谷さんの演出と執筆の瞬発力についていってない自分がいて、もうマジで自分を叱咤している。本谷さんの素早いスピードについて行かなければいけないなあ、まあ、悪気はないんだけどさ、これまでの稽古でも考えていたつもりだったけど全然考えていなかった自分に気がついて愕然としたゴールデンだった。焦っても仕方ないけど、本谷さんと同じスピードで移動しなくちゃ。明日からまたもう徹底的に台本読んで、またわかんなくなって、でも「わかんなくてもいいや」っていうゼロ地点を定めているからかろうじて大丈夫みたいな日々にしよう。

考えがすこしまとまった。また明日稽古場でぶっ壊れると思うけど。まとまったのは映画「神童」を観たからかもしれないし、昔のNHK朗読ドラマ「思い出トランプ」(ビデオやDVDで発売されていないようなのでたぶん貴重な映像だと思います)をビデオで観たからかもしれないし、今は昔の雑誌「夜想/戯曲の力!」(表紙は片桐はいりさんが大きな口をあけてオムライスを食べている写真で、本当にかわいくて好きな写真なのだ)を再読したからかもしれない。何度も読み返している雑誌なんですが、今日驚いたのは岩松了さんのインタビューに自分で鉛筆で線を引いている自分の不可解さ。本に線を引く習慣は持っていないのに、何故私はこの文章に線を引いたのか。いつ引いたのか。全く覚えがない。

ある状況があってある人物が第一声を言う。その時感じる面白さ。その一言で笑っちゃう奴。「あ、こいつバカだ」とか「何かにかまけすぎている」とか・・・その一言の意味はまだわからなくても、そういうことは感じる。その人物の状態がわかるというか。

ってところに、のみ、線がひいてあった。何で?何でひいたの?全然その時の自分の心境が思い出せない。他に面白いことためになることいっぱいいっぱい書いてあるのに何故ここか。

で、今だったら私はどこに線を引くか。

「そうでなくちゃいけない」と思い続けたらもうダメなんですね。

今の自分にとてもじんと来たのだが、実際には、線はひかないよ。さて明日からまた稽古の日々が始まる。そして何と再来週から稽古のダブルヘッダー!「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」の稽古と、かながわ戯曲賞リーディング公演「廻罠」の稽古をハシゴするのである。期間限定の忙しさ。さあ、そんな売れっ子的なことが果たして出来るのか、オレよ。でも幸福にも稽古場が一緒のスタジオなんです。移動時間が省略できるからラッキーである。しかし、本谷さんの稽古を抜けて一分後に宮沢さんの稽古に参加出来るという状況にいっぱいいっぱいな自分が容易に想像出来るのである。・・・怖い。

とにかもかくにも休んでいるようで休んでいないが、ゴールデン万歳だった。

あと、演劇を遠く離れて、友達と朝まで電話した。電話があまり得意ではない私も、いろいろな話をした。とにかく私たちは(私たち二人に限定せず、今生きる同年代の中途半端な者どもは)絶対にタフになるべきだ。そしてきっとなるだろう。どんどんどんどん図々しくなるだろう。そういうことを受容した生き方が正しいか正しくないかはわからん。わからんが舞台に立つ時や何かを書く時や友達の話を聞く時、徹底的に悩むためにタフになろうと思う。「歳を重ねりゃ、嫌でも図々しくなっていくよ。」と、誰かの声が聞こえる。わかっているけどね。あ、結局全然演劇を遠く離れてない。

それにしても「神童」。あー、幸福な気持ちになる映画だった。そして私の中で「松山ケンイチは藤井隆に似ている説」は決定的なものになった。

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