新しい波
- 2015/02/24
久しぶりに投稿してみます。
1月は大変な月でした。
自分で決めて、とある大きな大きな挑戦をした。
己の決断とはいえ、まさかこんなことになるとは夢にも思わないような、めくるめく、波乱含み、ヒーコラヒーコラバヒンバヒンでした。
というわけで、人生はヌーベルバーグです。ベルエポックです。
何を言ってるんだかという感じですが、言葉を意味ではなく雰囲気で使ってみてます。
とにかく、今はその嵐のような時期を越えまして、「大変だったけど、チャレンジしてよかった」という心境です。
生まれ変わることは不可能ですが、新しい波はやってくるんだな。
生き直すことはできませんが、何だかわからない更新することは出来るのだと知りました。
そして「新しいことを始めるのに遅すぎることはない」と仰る方も多いですが、私も賛成です。
別に早くても遅くてもどうでもいい、そんなように思います。
ああ、もっと早くこうすればよかったという後悔はありません。
むしろ私は「若いうちにやっとけばよかったなあと思うことなんてそんなにないな」と思います。
若いときは若いときでいっぱいいっぱいで生きていましたので、
手を広げるのはやっぱり無理だったのです。
そんな風に思うのです。
だから今やれることをしっかりやっていくしかないのですね。
そしていろんなことに感謝する年齢になりました。
たぶん、これは性格じゃない。
時間だと思う。
2015 今年もよろしくお願いします
- 2015/01/07
2015年になりました。
そのことに驚きです。
今年もよろしくお願いします。
1月4日には無事に39歳になりました。
そのことにはあまり驚かないんですが、
平成27年と聞くとウソでしょ?って思う。
近いようで遠い、遠いようで近い自分の長き歴史。
確かに平成になったのは中学校1年生の時だから、そうですね、27年確かに経過しています。
昨年は3本の舞台に出演させていただいた。
「ヒネミの商人」、「ハエのように舞い牛は笑う」、「桜の園」。
どれも忘れられない舞台になりました。
今年もまた新たなものに出会うために、日々精進したいと思っています。
今年の誕生日は、
何か豪華なあんみつを一人で食べました。
何の躊躇もなく注文した、というところが大事です。
普段は絶対にできません。
いつもはマックのソフトクリームか80Kcalアイスがデフォルトですから。
誕生日に許されるもの、それはちょっとした我がまま。
誰にも迷惑かけない、自己満足。
というわけで今年もよろしくお願いします。
どうでもいいことに時間を費やすのはそろそろ控えて、
いろんなことを学んで行きたい。
より、こつこつ頑張って行きたいと思います。
月並みですが、皆さんの健康をお祈りしつつ、私自身も心身共に健康な一年になりますように。
笠木泉
実家へ
- 2014/11/30
桜の園が終わって、ほんの少しだけ実家に帰りました。
父と母、私の三人で過ごしました。
特に何があるわけでもなく、スーパー銭湯に行ったり、
一緒に車に乗ったり、
父と『ゴーゴー!若大将』を一緒に見たり(あーだこーだ突っ込みながら)して、
母の手料理を食べて、という時間です。
この時間がなかなかとれなかった、この2年。
1日だけでも、ただただごろ寝をしに帰りたかったのです。
毎年年末やお盆に実家に帰る時、母はたくさん料理を作ってくれます。
私も帰省時はここぞとばかり「子供の時に食べたなんだかわからない名もなき料理」をリクエストします。
「あの、きゅうりと…鳥皮がうかんでるやつ、酢に」とか、
「あのねぎだかたまねぎっぽいやつ、の、何だか甘いみそあえみたいな」とか、
もう何だかわからない母オリジナルのやつ。
しかし今回はそれも思いつかず。
とにかくスタンダードなものと思い、「切り干し大根」「ひじき」「きんぴら」などを作ってもらいました。
子供の頃は全然テンションのあがらなかった3大メニューです。
しかしどれもこれも毎日のように食べていたので、懐かしく、また美味しい。
私もこの三品はしょっちゅう作るのだけど、
母の味と決定的に何かが違うのです。
今回それがはっきりわかりました。
油です。
母の料理は油が多い。
しっかり炒めてから煮ている。
私は出来る限り油を使いません。
苦手なんです、油が。
でも今回母の料理を食べて、コクが出るのはやっぱり油なんだなと思いました。
私の料理は年々そうなって来ているのですが、全体的にあっさりしているのだなー。
日頃、「父母の生命力の強さ」のようなもの、を感じるときがあるのですが、
それは間違いなく、食に起因していると思います。
私はあっさり。
そんなことをぼんやり考えました。
父も母も毎回舞台を観に来てくれ、そして感想もたくさん言ってくれます。
今回は「霊媒師、最高!」とずっと言っていました。
とにかく星が綺麗だった。
冬がやって来た。
私の怒濤の一年が終わりました。
感謝します、何かに、とか、いろんなことを考えてはぼんやりし、何もしない、最高の時間でした。
ミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」終演
- 2014/11/19
福島県南高校演劇コンクールへ
- 2014/10/27
この度ご縁があり、福島県南高等学校演劇コンクールの審査員をさせていただきました。
参加学校は7校。どの高校の舞台も本当に面白かったー!
でも私は今回審査員。審査なんて、正直生まれて初めての経験です。面白がっているだけではダメなのです。私のようなものが(そんなことをしていいのだろうか)…というお得意の自虐的思考で胸が張り裂けそうになりましたが、高校生の皆の前に立ち一人一人の真剣な表情を見ると気持ちがぐっと引き締まりました。そんな曖昧な気持ちで取り組んではならない。とにかく私なりに強い気持ちでこのコンクールに臨もうと。私も皆と一緒に考えようと思いました。
今回の作品の多くが、各校その分量は違えど、震災を扱っていました。それも、自分たちが実際に感じた、または感じている「リアル」な感情をかっこつけないで正直に語ろうとしているように見えました。
エネルギー、自由、現在、不満、震災、歯痒さ、人間関係、中途半端さ、笑顔、泣き顔、闇、深さ、浅さ、過去、避難、線量、距離、不条理、大人、福島、死、親、友達、その他にも私がもう忘れてしまった思春期の感情、10代の生き様。
顧問の先生が書かれた戯曲、既成の台本に自分たちの思いを加え潤色したもの、演出でその「空気」を描いたもの、明るく、暗く、そのままの姿、もう震災を扱いたくないという扱い方…方法は様々ですが、皆自分たちの思いをどうにか形にしようと必死にもがいたのだろうと感じ、その真摯な姿に感動しました。そのもがきは確かに舞台上にあり、私たち観客の心に突き刺さるのです。
ああ、この舞台を全国のたくさんの方に見て欲しい…
そんな思いで7本を観劇。
本当に面白かった。
笑ったり泣いたり、自分自身が忙しい。
貴重な時間でした。
審査自体は悩みました。
こうも悩むものかと。
苦しかった。
他の審査員の先生ともたくさんお話をさせていただく中で気づくこともありました。そして結果が。県大会に行く高校が決まりました。生徒の皆さんとお話しする時間もいただき、あーでもないこーでもない、あのシーンはどーですか、こーですね、と皆でディスカッションしたり。
皆、その結果を受け止め家に帰り、何を思っているのだろう。
それぞれがそれぞれの境遇を抱え、生きている。
福島県に住む皆の明日。
明日に向かって、今日を生きる。
今日のコンクールを終え、明日も明後日もまた演劇部の扉を開き、新しい本を探し、ストレッチをして、お喋りして、愚痴言って、一人で悩んで、また舞台を作っていくのだろう。
そこには、確かな圧倒的なきらめきがある。
皆さんから、この場所から、土地からたくさんのものを頂きました。
本当にありがとうございましたと、白河文化会館に挨拶をして、帰路へ。
これからミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」の稽古は佳境を迎えます。この時期に皆の演劇に出会えてよかったと思いました。私も皆と同様、精一杯今日を生きよう。
そんなわけで、胸いっぱいなのですが。帰りの新幹線でどっと疲れが出たのか発熱→バリファックス(バファリンのバッタもん)を飲んで回復。エネルギーゼロ、38歳。
またいつか皆に会えますように。
稽古の日々/「食べたくて」vol.3 プロテインバー
- 2014/10/22
ミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」の稽古は続きます。
体力だなあ、もっともっと体力、底力が欲しいです。
スタミナつけたい。
皆でわいわい稽古しています。
肉体的にはしんどいことも多々ありますが、とても幸せです。
やれるところまでやれるように、怪我しないようにしよう。
というわけで、鍼、栄養剤、プロテインと偽アスリート生活。
真似っこです。
カタチから入る人間です。
たくさんの皆さんに見て頂けますように!
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「食べたくて」vol.3 プロテインバー
そんな私が稽古後に食べているのはコレ。
運動後は30分以内にたんぱく質をとるのがいいそうです。
稽古後は何にも食べたくないんだけど、これ食べたらその日の疲れが全て筋肉になってくれるような気がして、何だか救われるような気がしてるんですが、
ええ、気休めでしょう。
「バニラ」味のウエハースと「ベイクドチョコ」が気に入っています!
稽古の日々/「食べたくて」
- 2014/10/05
今はミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」稽古の日々です。
ありとあらゆるものを必要としているのに、
ありとあらゆるものが足りないと感じています。
本番まで、とにかく駆け抜けろ私たち!
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不定期連載「食べたくて」vol.2:グレープフルーツ
今は何だかものすごくフルーツが食べたい時期と書くとシャレオツですが・・・
疲労回復したいという身体の切なる叫びのようにも思います。
そこで、
毎日アホみたいにグレープフルーツを食べています。
大好物です、グレープフルーツ。
安いしね。
朝起き抜けに毎日1個。
1個まるまる食べると、目が醒め心身共にスッとする。
でもたまに全然美味しくないのがあって、
テンションガタ落ち。
恨みながら、もうがっかりしながらまるまる1個食べきるのです。
許すまじ、まずい果物。
柿、栗、りんご。
どれもまだ食べていない。
グレープフルーツばっかり。
はえぎわ終了しました!
- 2014/09/06
7月11日
- 2014/07/11
7月。
身体を鍛え始める。
よく眠れるようになるが、睡眠時間が短く、すぐに起きてしまうのが面倒。
でも眠れないよりは全然いい!
7/9
ナフルと暮らすようになってから9年!
いろいろ過去を思い出す作業。
結構忘れている。
「苦しいことは忘れやすい」。
自分に都合のいいことも忘れやすい。
子供の頃から仲良しの従妹に会う。
近況報告。
仕事が忙しそうで少し心配になる。
大変な仕事をしているのだ。
一年に一回ぐらい会って、飲んでしゃべって、の楽しい会。
7/10
大きな台風が来るとのこと。
空気が重い。
湿気がとんでもない。
気候が変わって来ているのを実感する。
家で映画。
「バベットの晩餐会」、すごくよかった。
「俺たちに明日はない」もとても面白かったけど、「バベットの晩餐会」かなり胸に響きました。
バベット、大好きな根岸季衣さんに似ていたなあ。
最近いい知らせが多くて嬉しい。
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