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Posts Tagged 宮沢章夫

終わる感じが好きだ/本棚探索第8回

  • 2006/12/26

長い!!

ながっ

今台本を書いている。なかなか書けない。考えることがいっぱいあり過ぎてすぐに眠くなる。許容量を超え、ショートするってやつですかね。

えいがか

「自虐の詩」は大好きなマンガなのです。びっくりしたのだが最近まんがくらぶという雑誌で「自虐の詩2」が始まったらしい。デンジャラスカップルのその後を観たくもあり、1の最高のラストのままで物語が終わっていて欲しい気もするし、複雑ではあるのですが。やっぱりちょっと読んでみたいかな。しかも来年映画化されるらしいよ!!誰が貧乏でお風呂に入ることもままならないいじめられっこの「熊本さん役」をやるのだろう・・・!森三中の誰かだろうか、はたまたハリセンボンの春菜ちゃんか?まあ、ともあれ私の暗黒時代を救ってくれた大切なマンガです。

今年ももう終わりですね。私の今年のいいこと方面の重大ニュースは「キンエン、引っ越し、ユリイカ宮沢章夫特集に寄稿」です。悪いこと方面は「××、××、×××××××」。もち、伏せ字で。

数日前のこと、今は風邪

  • 2006/12/15

チェルフィッチュ「エンジョイ」を観る。

役者のやっていることはすごいことだと思う。私も役者のはしくれなので多少はわかるが、とても大変な作業をしていると思う。それでいて嫌らしくなく魅力的に見える人達は凄い。かっこいいと思った。南波典子さんもすごく魅力的でした。ちょっと異質な感じもすべて南波典子そのもので、さすが素敵な役者さんだと感心しました。「エンジョイ」という物語に関しては、私も岡田さんのカテゴライズする「30代のフリーター」だとして、身につまされるのと同時に、身につまされない部分があった。もっともっと複雑な心の中で行われている葛藤よりも作家の岡田さんはその世代の空気を描きたかったのではないか。それにしても個の問題と世界が抱える問題が一気にクロスする場面は確かに必要で、それでこそ戦いの構図は見えてくるのだと思った。戦いは自分の中で、彼氏と、世界と、会社と、社会と、友達と、常に静かに行われている。そして終わらない。岡田さんと話をしてみたかったけど、忙しそうだったので、また今度にしよう。

宮沢さんの50歳の誕生会をした。幹事だったのでいろいろ準備で忙しかったのだけど、結果的にたくさんの人が集まってくれて、宮沢さんも喜んでくれて、本当によかったと思う。宮沢さんに出会ったのは、宮沢さんが38歳の時だ。長い時間が経った。たくさんのことがあった。多くの時間を共有したように思う。演出家としての宮沢さんにも普段の宮沢さんにも、本当にお世話になった。そしてこういう会が無事開けて、集まった皆が笑っていて、私はそれがすごく嬉しかったのだ。こうなったら60歳も70歳も私が幹事をつとめ誕生会を開催したい。

急なお願いだったのにも関わらず、ムーンライダーズの鈴木慶一さんが宮沢さんへの誕生歌を作ってくれた。すっごく可愛い歌に感激。そして慶一さんのその優しさが嬉しかったんだ。ありがとうございます。小田豊さんも桜井圭介さんも急なお願いにも関わらずメッセージをくださった。嬉しかった。ありがとうございました。皆様から預かった音やメッセージは間違いなく宮沢さんにお渡ししました。

くうねる/第四回

  • 2006/12/12

書きたいことがいろいろあるのだけど、風邪でとうとう寝込んでいます。今年の風邪はお腹に来ると聞いておりましたが、今のところセーフです。とにかく鼻水がひどくてひどくてひどくて・・・・。昨日の夜から20時間ぐらい寝て、猫に鼻をかじられ飛び起きました。

久保しいたけ園からしいたけが届いた。やったー!!やったー!!わーいわーい!と、大人げなく喜んでみました。昨年も頂いた絶品のしいたけちゃん。ありがとう。

風邪対策にと、最近毎日しょうが湯を飲んでいます。自分でしょうがを薄切りにして、はちみつ漬けにして、それをお湯に溶かしたり、紅茶に溶かしたり、とか言って、まあまんまと風邪を引いているので効いてねえんじゃねえかよ!って話なんですけど、これがどうやらじんわり効いていて、効いているような気がして、今年の風邪は浅くて済みそうな予感がします。これこそ気休めかもしれないけど、病は気から、桃栗三年柿八年で、続けてみよう。

先週の日曜は昼間チェルフィッチュを見て、夜は宮沢さんの誕生会を開催しました。その幸福な時間はまたいずれ。風邪は寝るに限るので寝るます。

ねこ

写真が光っちゃった。

自分の文章をよく読む

  • 2006/11/10

ユリイカ「総特集・宮沢章夫」をじっくり読む。私の文章はなるほど堅いかなあ。いろいろ下手なのは仕方ないにしても、緊張しているなあという印象を受けた。普段から宮沢さんに緊張して接しているからかもしれないなあ。やっぱり私にとって宮沢さんはいつまで経っても師匠なのである。君は、師匠のこと、書けるかい?って誰に語りかけているのかわかんないけどさ、もっとこうすればよかったとかあれも書けばよかったとかいろいろ反省する。書きたいことがありすぎて何を書いていいのかわかっていない感じもするかな。でも、いい部分もあったと思う、と、自分誉めも必要だ。それにしても早稲田大学教授の岡室美奈子さんの文章はとても面白かったが、何より笑ったのはやっぱり宮沢さんの戯曲の引用部分で、「14歳の国」のとあるワンシーン。shine(シャイン)とshi-ne(シネ)を読み間違える人達。「輝け」と「死ね」。意味があまりに違うので読み間違えたら大変なことになる。笑える。この部分を引用した岡室さんも素晴らしいと思う。

三坂知絵子ちゃん(しょこたん似)の「ストーカー日記」にはさすがに驚いた。三坂さんらしいなあ。本当のストーカーだよ、この人は。宮沢さんの日記を隅から隅までよく調べてある。ギザすごいス。すぼらな私には全くもって無理だ。いろんなことをすぐに忘れてしまう。昔「笠木に子供がいる」と嘘を書かれたことは覚えているが。

そんなこんなでまだまだ堪能できそうな一冊だ。鈴木慶一さんのインタビューで和んだり、宮沢さんの自筆年譜で歴史を知ったり、友部正人さんの文章にくらくらしたり。

体で文章が書けるようになりたいので、もっとどんどん書こうと思います。真面目に自分自身が楽しめることって、もしかしたらここにあるのかもしれないし、ないかもしれない。

朝から某仕事。働いています。がんがん働いています。ところで、某仕事の現場で思うことは、女優って興味深いなあということ。女優って心の奥底で自分のことがあまり好きではない人に向いている職業なのではないだろうか。

ロケ/追記など

  • 2006/11/06

from ktai

今日は某ロケで静岡に来ている。昨日まで福島にいたのに。ずっと乗り物に乗っている感覚を覚える。静岡市は今雨が降っている。

書きたいことがたくさんあるけど、忙しいからまたにしよう。何かを省くことで私はわかりやすくてんぱらないで済むらしい。これも一つの「生きやすくする術」です。本当は何でも出来る敏腕女子になりたいのですが、無理!

今ようやく家に帰ってきた。朝始発で家を出て、今次の日の0時。疲れたね・・・。狭いながらも落ち着く我が家である。ナフルの顔を見たらちょっと泣きそうになったのは、笙野頼子さんの、これ、

を読んだからかもしれない。今年間違いなくベスト5の中に入る傑作。まず、題名がいいでしょ。かっこいいでしょ。かなり心の奥底に食い込んでくる言葉です。私の近くに笙野ファンは一人しかいないのだけど(もちろん隠れファンは知る由もないが)、その人とも笙野さんの文学について話したことがない。今度ゆっくり話がしてみたいなあ。私の意見は「笙野さんそのものが文学である」というかなり強引なものなのですが。

で、ユリイカ「宮沢章夫総特集」、是非読んで下さい。わたくし、笠木泉の文章「宮沢章夫の変貌」が掲載されています。非常に拙い文章でお恥ずかしい限りですが、寝ても覚めても宮沢さんのことばかり考えてそれこそ死にものぐるいで書きました。誤植もありますが。間違いもありますが。でも大変光栄なお仕事でありました。書いてよかった。そして何より他の方の「宮沢章夫論」がすごいです。愛を感じます。ってまだちゃんと読んでないけど。早く三坂さんの「宮沢さんストーカー日記」を読まねば・・・・だって、面白そうだから。これ一冊で宮沢さんの全て(とまでは言わないが)が詰まっております。是非購入しよう!私も5冊ぐらい買うよ!1冊は親に送るよ(福島のど田舎に、ユリイカが売っているかどうか、・・・心配で)。「文章がせこい」「面白い」「面白くない」等個人的にダメだしのあるかたはどんどんメールください。今後何かに役立てていきます。

ゆりいか

愛の味

  • 2006/10/31

久しぶりにジムに行く。行かない間に体が衰えていた。あっという間だなあ、衰え。また鍛えなおし。

経済的にも脳の活性化にもいいとされる自炊をしているわけですが、楽しみつつも毎日何を作るか悩んでしまい気がつくと頭の中がそれ(献立作り)でいっぱいになってしまう時が間々ある。「何でこんなに悩むんだよ!」と自分にツッコミをいれたくなる。悩んだ末にすごくぼんやりとした名もなき料理を作ってしまうが、そういえば子供の頃から母の名もなき料理をたくさん食べてきた。たぶん冷蔵庫の中を整理するために作ったような料理なのでしょうが、もう何が何だかわからないものが入っていたり、やけに黒かったり(しょうゆ?)、何味かわからなかったりしたが、でも全部美味かったなあ。今と違って調味料の種類も少ないし、味の素かなあ。素材の味?いやいやそんないいもの使ってないはず。toshiko(母の名)マジック。私の場合、名前もなければ味もぼんやりしている。まだまだ腕もセンスも経験も足りんです。

そう、母の料理はほとんど美味しかったのですが、憂鬱だったのはイナゴの佃煮。バッタね、バッタ。嫌でしょ?嫌だよね。父親が「配給だ!」と言ってお茶碗に盛られた白いご飯の上にイナゴを三匹並べて乗せるんです(ちなみにめざしも配給制)。有無を言わさず、食べろ、と。子供三人で反抗すると、「もうお前はご飯を食べる資格がない!」と怒られ、お箸を下げられてしまう。こんな時姉は「じゃ、いいよ」と言ってさっさとランドセルをしょってしまうが、私は父親怖さにめそめそしながら食べたくもないイナゴを食べる。生まれ持った性格の違いですかね。弟は・・・覚えてない。どんなだったっけ・・・。ああ、たぶん泣き続けイナゴを食べなかったんだ。性格が如実に・・・・。

仙台に住んでいた頃、私が幼稚園の頃の話です。今の子供はイナゴなんて食べないのでしょうね。

乾燥がひどく、朝起きると喉がひゅーひゅー鳴る。もうすぐ「鵺/NUE」の本番が始まる。楽しみだなあー。宮沢さんはじめ、上村くん、鈴木将一朗くん、田中夢ちゃん、出演者スタッフの皆さんが風邪引かないように三軒茶屋に向かって念を送ろう。よけい風邪引いたりして。稽古エンジョイ中の南波さんにも念を送ります。皆がんばってくださいね。

私はオールツーの公演のことを考えねば。出演者にも公演の企画書を持って会いに行かねばなるまい。少しずつこつこつやるしかない。

なやんだかお

エジリのことは忘れて、週末のことを

  • 2006/10/12

風邪がようやく終焉の方向へ。長かった。非常に疲れる風邪だった。

先週までさかのぼる。風邪のせいで(ということはイコール私のせいで)何人かとの約束を反古にしてしまった。ごめんなさい。宮沢さんの舞台、「鵺」の代役も頼まれていたのだけど、急遽「出演者が休まなくてすむことになりました」との連絡を貰って、実はこっそり代役のセリフも暗記しておきながらもほっとした。みんなに風邪をうつしてしまうようなすっとこどっこいにはなりたくなかった。体調を万全にして、たくさん着込んで、手土産持って、また見学に行こうと思う。

風邪を引いているとこの日記で知った上村くんが電話をくれた。そういう優しさが心に沁みるなあー、とか思いつつ、くだらない話ばかりしてしまう。友達は宝だなあ。だってくだらない話が心おきなくできるのだもの。

友達といえば、「ドカベン」の貸主、イガリくんともメール。私が「いわき東高校に感情移入している」(いわきは私の地元なのです)件を送信すると、長文にもかかわらずとてもわかりやすいドカベン解説メールが来た。ここにもくだらないことに時間を費やすことを惜しまない輩が。

それにしても「ドカベン」における福島県いわき市の描かれ方はひどいが故に笑える。多くの炭鉱が閉鎖してお先真っ暗、住んでいる人全員貧乏の町という描写。すごく悲しいイメージなんだなあいわきって。確かになんだか冴えない場所ですが、そこまでの描かれ方をされているとは思わなかった。あ、映画「フラガール」もそういう話なんですけどね。

炭鉱の閉鎖が多くの人の運命を狂わせたのは確かで、実は我が家の歴史にもそれは色濃く残っている(らしいが詳しいことは自分が体験していないので書けない)。父に「フラガール、見ないの?」と聞いたら「意識して見ないようにしている」とのこと。変な答えだ。理由は「あまりにも思いが強すぎて号泣してしまうに決まっているから」だって。まさにその時代の人だから、仕方ないね。寅さん見たって号泣するくせに、という言葉をぐっと飲み込んだ私。せっかくだから思う存分号泣してほしいものです。

その父に「次の連休にはお前の息子を田舎につれて来たらどう?」と言われ一瞬どうしちゃったんだと思ったら、ナフルのことだった。

※※

今週前半はパーマをかけなおし、働き、友達と一緒にラーメンを食べた。私はラーメンよりも話をする方に気がいってしまい、気がつけばのびのびの麺を食べていた。その後二人でコーヒーを飲みながらいろいろな話をする。笑いすぎて呼吸不全になった。お店が終わっても店の前で二人で立ち話をしていた。その人のいいところを私はたくさん知っていて、その人もきっと私のことを客観的に見てくれていて、もうある程度の評価はお互い確定しつつあり(推測だけど)、そういう「探りあいのない関係」というものは本当に嬉しいことのように思う。土台があって話ができることの喜びがある。もちろん新しい出会いは大切だけど、新しくない出会いだって必ずある。何度でも何度でも繰り返す出会いがきっとある。また、新しい友達に出会えた。もうずっと前から知っている人なのに、また新しい人に会った。そういう感じでとても気分がいい。

リーディング公演が終わって

  • 2006/08/08

「無頼キッチン」、終了しました。見に来て下さった皆さん本当にありがとうございました。

そして戯曲賞を受賞したスエヒロケイスケさんおめでとうございます。授賞式にやって来たスエヒロさんは写真の印象よりも柔らかい雰囲気を持った素敵な方でした。

久しぶりの舞台はあっという間でした。稽古が始まって、台本を読んで、宮沢さんの演出があって、共演者の皆と話をして、本番は2回だけ。びっくりするくらい一瞬のことでしたが、非常に実のある時間を過ごすことが出来たと思っています。

特にほぼ10年ぶりに舞台共演した戸田昌宏さんと、これまた8年ぶりの共演だった正名僕蔵さんとの新たな出会いは非常に刺激的であり、勉強になりました。私の初舞台である遊園地再生事業団「知覚の庭」で正名さんに出会って私は随分いろんなことを学びました。演技に対する姿勢や「面白さ」について。あれから歳を重ねましたが、今、出会えて、またセリフをあわせることが出来て、ちょっと感動してしまいました。本当によかったと思っています。戸田さんは全てが相変わらずで、「あの小説の中で集まろう」の時と違うのは積極的に飲みに行かなくなったことぐらいのような気がしました。いつもオシャレでかっこいいひと。毎日見たことのない限定発売であろうスニーカーを履いて来る、その美学が好きです。

打ち上げの前に宮沢さんと川勝正幸さんのトークショウを観に青山ブックセンターへ。川勝さんが「宮沢くん」と呼ぶのが非常に新鮮でした。私の知らない80年代の地下文化について話されているのに、いろいろなことが現在の文化に繋がっている気がしてよく理解できた。とても面白かった。川勝さんは昔から好きな人で、遊園地再生事業団の舞台を見に来られて楽屋で宮沢さんと話をしている姿を見て緊張したりしていました、そんなことを思い出しながら、二人の楽しい話に耳を傾けていました。

打ち上げは渋谷で朝まで。この感覚も何だか非常に懐かしい。宮沢さんと共演者の皆と、デニーズでコーヒーを飲んで朝を迎えるこの感じ。今回は宮沢さんはじめ共演者の皆に非常に多くのことを教えてもらった。非常に大切なことをたくさん。そのことを整理するだけで時間がかかりそうだけどそれはきっと楽しい時間のような気がする。

朝、家に帰り眠った。体が栄養を欲しがっているようですぐにお腹がすいて起きた。それを見計らってすぐさまナフルが膝の上に乗るので、横になれなくなった。夜渋谷へ、再び。姉弟父と会う。ささやかに、あまりに小さな存在の4人で、大きな祝杯をあげる。

〈告知〉ドラマリーディングに出演します

  • 2006/07/29

第5回かながわ戯曲賞最優秀作品/ドラマリーディング公演
「無頼キッチン BRAY KITCHEN」

作 スエヒロケイスケ
演出 宮沢章夫(遊園地再生事業団主宰)
出演:正名僕蔵(大人計画) 戸田昌宏
   笠木泉 片倉裕介 上村聡 岸建太朗
   田中夢 南波典子 渕野修平 山縣太一
2006年 8月5日(土)17:00 開演  6日(日)14:00 開演

神奈川県民ホール ギャラリー

ーー神奈川県民ホールは山下公園の近くにあります。海が見えてとても気持ちのいい場所。ぜひ見に来て下さい。

引っ越し後

  • 2006/07/20

めずらしくカメラ目線
新しい生活が始まった。この建物の住人達に文明堂のカステラを持って引っ越しの挨拶に行く。皆犬か猫を飼っていた。下の階に住んでいる40代くらいの男の人はどうやらバイク好きらしい。大きなバイクが三台も置いてある。カステラをあげた。彼は非常に寡黙そうだが何だか優しそうな人に見え、玄関から飛び出して来た犬はとてつもなく人懐っこい。何となく先日の宮沢さんの舞台、「モーターサイクル・ドンキホーテ」の下総源太郎さんに、というか、下総さんが演じたあの役の男に似ているなと思ったので下の階の人は今後「下総さん」と呼ぶことにする、心の中で。

今の家には窓が合計13枚もある。

「すてきなあなたに」を4冊もプレゼントしていただいた。開くと花森安治の挿絵が広がる。何てすてきなペンの細さなんだろう。こういうとき、「何のペンで絵を描いていたのだろう」ということが気になる。読み進めて行くとどんどん静かな気持ちになる。もったいないので、じっくり読むことにする。

気に入った雑貨でも買って、新しい生活に少しずつ好きなものを増やして行こうと思う。急に増えたらきっとびっくりするし、飽きちゃう。

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