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Posts Tagged 水戸短編映像祭

水戸2

  • 2007/09/20

昨日の続きになるが、他のノミネート作品も面白いものが多く、とてもレベルが高い気がした。皆すごいなーと感動しつつ、私は3回目の司会を何とか無事に終わらせることが出来た。あー、よかったとクロージングパーティではビールもワインも美味しく呑んだ。ぎっさんと高橋明大くんも助監督の東くんも嬉しそうでいやあよかったとか初対面のいろんな人と喋ったりとかで、気がついたら結構呑んでいた。あぶないあぶない。酔っぱらって泣き出すところだった。

司会という仕事をするのはこの水戸短編映像祭だけ。私にとっては1年に1回の大冒険なのである。よって役者として舞台にあがる時とはまた別の、不思議な、緊張を味わうことになる。それはそれは面白い状態になっているのでそんな自分を客観視して観察して楽しんでいるのだろう。それとはまた別に、年に一度自主映画というカテゴリーに収められた映像を浴びる程観ていろいろ考えさせられるのもとても面白い体験なのだ。皆ある意味ぶっとんでるものね。本当に元気になります。

打ち上げから帰る時、たくさんのスタッフさんに「ありがとうございました」と声をかけてもらった。こちらこそ!と皆を抱きしめたい気分もあったが気持ち悪いのでもちろんやらなかった。舞台進行をしてくれたMくんも、毎年お世話になっているKさんYさんOさんも、その他拙いK&Y(KASAGI&YANAGISAWA)を助けて下さった皆さん本当にお世話になりました。

お土産にいただいたのは水戸納豆24パック。

コンペが始まる前に「食べきれない時は冷凍するといいですよ」という豆知識を審査員の古厩監督にえらそうに教えた。古厩監督は「納豆って冷凍出来るんですか?納豆菌死なないのかなー」と。私はこれまたえらそうに「パックのまま冷凍して、自然解凍で食べられますよ」とオレンジページで得た知識を披露した。しかし納豆菌が死ぬのか死なないのかはオレンジページに書いてなかったのでよくわからない。書いておけよ、オレンジページ!よってその話をフェードアウトさせ、お茶を濁した。何とも適当な情報と知識で成り立っている頭なので、許して欲しい。

私は打ち上げから帰り全身筋肉痛のような痛みを感じながらホテルの部屋にあるテレビをつけたら映画「かもめ食堂」。観たいなあと思っていた映画なのだがいかんせん今日はクタクタで・・・と思いつつ最後まで観てしまった。終わったのは朝の4時。前日10本以上の映画を観て、さらに「かもめ食堂」まで観るとはね。18日、朝ホテルをチェックアウトして柳沢くんと高橋くんとぼんやり昼ご飯を食べた。疲れている二人に私は「かもめ食堂」の感想や映像祭の感想やらをべらべら喋った。自分でも本当によく喋る女だと思いながら。

水戸短編映像祭の司会をして来た

  • 2007/09/19

パンフ

日曜日第11回水戸短編映像祭のコンペティション部門の司会。今年は柳沢茂樹くんと一緒に司会。作品を上映した後に監督にインタビューするのは司会の大切な仕事の一つなので、ノミネートされた9作品を事前に家で鑑賞しながらメモをとって当日壇上で何を質問しようかあれやこれや考えたり東京で柳沢くんと事前ミーティングしたり土曜日の夜に水戸入りしてからサイゼリアで直前ミーティングしてから、映像祭に臨みました。どこに行っても、サイゼリア。

司会3年目の今年は何でかわからないけどものすごく緊張して言葉を発する度汗腺から汗がどわーどわーどわーっと吹き出た。

準グランプリは高橋明大監督の「最後の怪獣」と、坂元友介監督の「蒲公英の姉」の2作品、そしてグランプリは田中羊一監督の「そっけないCJ」に決まった。

高橋くんの映画には何作か前から出演させてもらっていて、今回の作品もちょこっと出演している。そしてもう一人の司会である柳沢くんは「最後の怪獣」の主演俳優だ。司会しながら自分が主演した映画の受賞を願うってかなりの貴重な体験だけど多分気疲れしただろうな、柳沢くん。もちろん友人としても高橋くんには受賞して欲しかったが、作品を客観的に観ても「最後の怪獣」はとても力のある映画だし、さらに重いテーマを取り扱いながらも「面白い」という貴重な映画だと思っていたので、受賞をどこかで信じていました。おめでとう!

坂元友介監督の「蒲公英の姉」は20分のクレイアニメーションだ。坂元監督に話を聞くと、この作品は自宅で毎日休まず製作・撮影して、結果作品が出来上がるまでに1年間まるまるかかったという。20分を1年。気が遠くなるよー。そんな非常に丁寧に作られた作品の完成度はやはりとてつもなかった。話も泣けるんだよなあーっていうか泣いちゃったもん。素晴らしい映画だった。そして受賞後いろいろ話をきかせてもらって、すごく面白かった。着ているTシャツには何故か「サンシャインマン」(という名のキン肉マンに登場する超人)のプリントが。ナイスセンスな大学生!

そしてグランプリの「そっけないCJ」は、題名同様映画を観ている人間に「おい、そっけないなあー」と言われてもいいぐらい説教くさくない映画だった。力が抜けた、優しさに溢れた、それでいてそっけない、そして何故か切ないという奇跡的な青春映画だった。とにかくたくさんの感情が詰まっているはずの映画だ。しかしそれが決して表面に出ては来ないのだけど時間経過を経て全く違った場所から滲み出て来るってなあって感じがして、観ながらすごく気持ちよかったのだ。中学生男子のダメさ加減がえんえん続き、そしてラストシーンにはそのダメさが頂点に達する。そのラストシーンがとっても気持ちよかったのです!

水戸の話は、つづく。

プール

  • 2007/09/04

from ktai

今日は久々に丸1日休みになったので自転車で世田谷区総合体育館の温水プールに行った。もちろん得意ではないがまあ25mぐらいは何とか泳げる程度の私が生まれて初めて50mプールでクロール完泳したりハッスルし過ぎた。非常に疲れて帰って来て、しかし頭が空っぽになってできるいいスポーツだなと思いまた行きたい。続けなければ。「夜中の薔薇」向田邦子を読んでいる。トマトサラダの記述が何度か出てくる。トマトにみじん切りしたしそをかけて、ちょっと調味料。それが一番旨いと。ワタシ、真似しています。非常にシンプルで美味しいですよ、邦ちゃん。その他「白猫」内田百けん、マイブームの「古事記」、それから手塚治虫「ボクのマンガ人生」を廻し読み。その合間に今年の水戸短編映像祭のコンペティション部門にノミネートされた作品を見ています。これは大切な仕事。どの作品もしっかりじっくり見させてもらいます。今年で三年目の司会を務めるのだ。今年の相棒は柳沢茂樹くんだ。柳沢くんと私ははオールツーでもボクマクハリでも自主映画でも何度も共演しているが、果たして二人の司会がどんなことになるのかは全く予想できない。ひと
波乱あるかもね。楽しみです。

ベイビー、映画だぜ、ベイビー

  • 2006/09/20

第10回水戸短編映画祭のコンペティション部門はこのような結果になりました。

グランプリ「古奈子は男選びが悪い」前田弘二監督
準グランプリ「ロケットパンチを君に!」中野量太監督
準グランプリ「バスハウスマスダンス」夏目大一朗監督

実際三本とも楽しく見させていただきました。私のような素人でも納得の結果です。

受賞の瞬間、どの監督さんも超笑顔だったのが何だかとても嬉しかった。
その顔を見て泣きそうになったけど泣いたらあまりにバカなのでこらえた。

喜ぶってこういうことかという感じでした。

映画祭の後の打ち上げで皆と話をしていて、話の流れから「何故私は演劇をやるのか?」みたいなことを考え出してしまったわけだが、基本的にはそういう差異のようなものを考えることは辞めようと思っている。しかし、そうもいかない。質問されるとうまく答えられないのが事実だ。演劇を選んだ理由、舞台に立ちたいと思う理由、映画に出たいと思う理由、そこに小さな差異がある。あるからこそ私はいつまでも演技をするということにおいて悩み続けることが出来るのだろう。でも正直言うと悩みたくなんかない。全然悩みたくない。そんなことで。

そんな悩み好きの私を二年も司会に起用してくれた水戸短編映画祭のスタッフのみなさん本当にありがとうございます。しかもお土産にたくさん水戸納豆をいただきました。これから毎日食べても賞味期限に食べきれない量です。ありがとう、本当に。

「ばかのハコ船」とか山下敦弘監督の映画に出演している細江祐子ちゃんと同い年だと思ってたら年下だった。微妙にショック。そういう細かい記憶違いにそっと30歳という年齢は寄り添う。細江さんとは田中智章監督の「夜の話」の撮影で知り合ったんだけど、とても気が合う。なんつうか、たぶん、同じ種族の女子なのではないかという気がしている。女を大きく分けると、って話なんだけどさ。また一緒に映画やりたいねーとかいろいろ。

ザ・司会ズの不安定さ加減は私の相方・上村聡のブログをご参照ください。

しりあがりさん
イラストはしりあがりさん。

※※※
普通の一日、仕事先でコンタクトを落とした。使い捨てなので別にいいのだが、その後の仕事が疲れる疲れる。エクセルのデータが読めず「250%」の大きさにしてモニターを睨みつけ、何とかやり遂げた。ふざけるな、近眼。

天気のいい日

天気のいい日だった。いろいろ考えなくちゃいけないことがあって落ちこみ気味だが、こういう時こそ笑っていたいと思うけど、そう簡単にはいかねえんだバッキャローメ!(南波典子が好きな「いつもここから」のネタ風)。うそうそ、わらってるわらってる。全然笑ってるわ、私。

水戸から帰って来ました

  • 2006/09/20

水戸短編映像祭、無事に終了し帰って来ました。とにかく、先週からの怒濤の日々は小休止!「愛と青春の旅立ち」の卒業式シーンのように帽子を高らかに空に振り上げたい気持ちだ。まあ、そんなことしたってまた明日も日々は続く訳よ。

受賞作品のこととか、昨年に続きたくさんの人に出会ったこととか、書きたいことはまた明日。

冨永昌敬監督とキタキマユちゃん(超カワイイ!!)とカメラマンの月永くんと役者・杉山彦々と久しぶりに再会し「パビリオン山椒魚」公開おめでとうと言ったのもつかの間ほぼ100%くだらん話で盛り上がったり、昨年のグランプリ監督である田中智章くんと女優の細江祐子ちゃんとぐだぐだ楽しく飲んだり、ステージ上で浅野晋康監督と服部竜三郎にインタビューするという面白い状況につい笑ってしまったり、素敵なアニメーションを製作した監督さんと楽しく話をしたり、受賞作品に出演していた超個性的な役者さんと会話できたり、司会コンビの相方上村聡くんが新しい靴に慣れず靴づれ作ったり、といろいろ楽しいことばかりでした。とにかくスタッフの皆さんと一緒に司会をやってくれた上村君、ありがとう。

今日はもう寝ます。たまにはぐっすり眠りたいですね。

わたしすてきなふくをきている
ねむってる
かみむらきんちょうをしている
ナフルきんちょうしていない

水戸へ

  • 2006/09/12

水戸短編映像祭の日が近づいてきた。

昨年に引き続き今年もコンペティション部門の司会をやらせていただくのである。こう見えて(どう見えて?)司会経験の薄い私。舞台に立つという共通点はあるが役者の仕事とは全然違うのだから、今から緊張している、というかびびっている。でも今年は遊園地再生事業団で共演させてもらっている仲良し友人・上村聡と一緒(このブログを作ってくれた相馬称くんの結婚式以来の司会コンビ結成だな、と気がついた人は相当のカサギマニアである)。上村君はきっと私より緊張するだろうから、よかった。隣でがちがちの上村くんを見て安心しよう!

ビデオで最終ノミネート作品を鑑賞する。上映後に監督の皆さんに質問をするためじっくり拝見させていただいた。ある作品にはあの!戸田昌宏さんが出演していて驚いた。その後作品を見進めていくうちあの!大堀こういちさんも出演している作品が。

今年の水戸短編映像祭は冨永昌敬監督の「パビリオン山椒魚」(テレビCMもやっているらしいじゃないか!)と浅野晋康監督の「CATCH BALL WITH ニコル」が上映される。私はどちらの作品にも出演している。特に後者の作品にはかなりの役で出演しているので見に来てくださった皆さんはびっくりするだろう。なぞのVIP出演に期待していただきたい。わかるかなー?わかんねえだろうなあー!

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