マッスル/南波さん
- 2006/08/26
涼しくなってうれしい。過ごしやすい。
最近入会したスポーツジムに楽しく通っている。私の目的は「体重を落とすより体型を整える」ことと「筋肉をつけて基礎体力をつける」ことと「太極拳を学ぶ」、この三つ。今はただただマシンで走ってみたり歩いてみたりあんなことしたりこんなことしたり気功のレッスンを受けたりしている。超運動オンチの私は何をするにものろくて反応が悪くて、かなり情けない。でもそんなことはどうだっていいのよと開き直って自分の変化を楽しんでいる。とにかく自分のペースで、いつの日かマッスルミュージカルに出演する為にも頑張らねばならない。
木曜日、南波典子と渋谷の焼き鳥屋「鳥ハゲ」で飲む。先日「女子飲み」で行こうとしていたのだが生憎休みだった店で、私も南波さんも鳥好きなのでせっかくだから再チャレンジしようということになった。鳥はいつだって美味しい。私を、いや、私たちを至上の幸福に誘ってくれる。出来ることならこのまま永遠に焼き鳥を食べ続けていたい・・・、ってどうでもいいことを考えつつ、お互いいろんなことを話した。話をするといつも思うのだが、私と南波さんは全くタイプの違う女子なので、大人になってから出会えてよかったなあと思う。子供の時に出会っていたら仲良くなれなかったかもしれない。趣味も違うしね。あ、坂口安吾好きっていうのは一緒だ。お互いいい年になってから出会って、いろんな舞台を一緒に経験して、いろんな気持ちを共有して、時にぶつかってみたりして、友情というか、もっと言葉に出来ない関係が築けている気がする。以前とある事でにっちもさっちも行かなくなった時彼女に助けてもらった時がある。しかし彼女は決して私を救ったなどとは言わない。ひけらかさない。もしかしたら救ったなどと考えていないかもしれない。それが当たり前のことだと。そういう人だ。私がもし彼女の立場だったら、「私は何もできないかもしれないが救ってあげたいのだ」と宣言までするだろう。押し付けがましいが、そう口にすることで責任を自覚し、がんがん助ける方向に突っ走る「猪突猛進」型である。まあ、私の愛情は暑苦しいのである。確実に笠木家のDNAが原因。そんなこんなでOVER30の夜は更けた。
お互い芝居の質も違う。顔も全く違う。例えれば檀ふみと根岸季衣ぐらい違う。いいコンビなんじゃなかろうか。また一緒に舞台に上がりたい。あまり舞台上でコミュニケーションをとったことがないので、いつかぶつかりあいたいものですな。それも楽しいでしょう。喧嘩になったりして、お互い頑固だからなあ。喧嘩、したくねえな。