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オールツーステップスクールまでの日記を作るかどうするか

  • 2006/12/04

仮チラシ、いろいろ問題が生じたものの何とか完成して、ある公演に折り込みにいく。そのチラシにはまだ日時は明記していない。場所もぼかしてある。何のためのチラシかと言われれば、そうだろう。しかし、ぼかした、ぼんやりしたチラシがあってもいいと思う。自分のやりたいことは、この場所では貫かなければいけないのだ。人とは違ってもいい。違っていることで不安にならない。それが今後の創作活動においての私の信念の一つになるだろう。折り込みを終えてそう思う。何故折り込み後にそんなことを思ったのかは、まあ、よくわかんないのだけど。

今回のオールツーステップスクールの公演は、私がほぼ一人で組み立てていくものとなる。neophiliaの吉岡くんや、出演してくれる素敵な役者達や、友達、スタッフ等サポートしてくれる人はたくさんいるから、一人でやるようで意外と孤独は感じない。多くの人間の中で孤独を感じるよりずっと前向きだ。周りの人間を信じていくことは、意外と難しいことだと、私は思う。思うからこそ、とにかく信じることだ。少し離れた位置関係で濃密な仕事関係を紡いでいくことが重要だ。ちなみに今回の折り込みはマイブラザーに手伝っていただきました。演劇とは全く違う世界で生きる彼はもちろん折り込み初経験であるが意外と機敏に働いてくれて感心。二人で並んで折り込みしていたのだけど、ブラザーが何だか話しかけてくるので適当に受け流していたら、これまた近くで折り込みをしていた友人のNさんに「兄弟喧嘩はやめなさい」と笑いながらたしなめられた。その後「え、あの二人、姉弟なの?」みたいな囁きが聞こえ、ちょっと面白かった。マイブラザーには今後もいろいろ手伝ってもらおうと思うのだが、名前で姉弟とばれないようにブラザーに芸名よろしく「手伝い名」を作ろうかと思っている。

人と違っててもいいと言ってくれたもう一人の私が私を助けてくれた。自浄作用が確実に働いている。そんな時でも小さな失敗に文字通り頭を抱えるが、すぐに超無理矢理復活して料理をつくる。大量の肉じゃがを作った。作っているうちにその失敗のことなどどうでもよくなってしまった。そういういい加減なところがある女なのだ。その後私の家にたくさんの友人が来た。友達が仕込んできた鶏ガラスープ(ペットボトルに入れて持ってきてくれた)で食べる鍋は非常に上手かった。時間をかけてつくったそうだ。そうだ、時間がかかるんだな、何事も、ってちょっと感動した。手間を惜しむな。それだ!肉じゃがは概ね好評だった。よかった。あまりに楽しかったのでしこたま飲んでしまった。珍しいことだ。やっぱり皆が笑っている顔がいい。笑う為にならどんどんふざけたことを言いたい。話術だって身につけたい。だって、それで腹から笑えるのだったら、最高の技術じゃないかと思う。

次の日、Sくんが買ってきてくれたカステラ、Kくんが買ってきてくれたバナナケーキ、Tさんが買ってきてくれたイチゴを朝ご飯にした。非常に美味しかった。友達の味だ。

昼間、銭湯へ。小さいが露天風呂がある。雲が動いている様をずっと見ていたが、ふと視線を落とすとものすごく太ったおばさん軍団が露天風呂に入ってきたところだった。あの人達の胸と腹の間のゾーンの肉はどうなっているのだろうか。ひだひだになっていて、何層になっているのかわからない。なのに皆足は細い。髪型はパンチパーマに似たやつ。きっと若い頃はスレンダーな女性だったのでしょうね。でも今は今でまた違う意味で、大いに魅力的ですな。

ねてる

2 Comments

    ウエハラ

    4th 12月 2006 - 1:22:16

    わたしはもうそのヒダヒダの秘密を知っていますよ。頭パンチじゃないけどさ。

    kasagi

    6th 12月 2006 - 8:48:37

    ウエハラさん、こんにちは。

    いや、本当にすごいですよあれは。
    何層になっているかわからない。
    ヒダの奥に闇が見えます。

    私たちがパンチになるにはまだまだヒヨッコですね、女のヒヨッコ。いつか「もうかけるしかないね」となったら一緒にかけにいきましょう。

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