生活/さすらい
- 2007/02/18
■今日はいろいろな人に会った。打ち合わせや企画会議やいろいろだ。
■雨が降ると寒くてかなわないので、家でもコートを着用している。今風邪を引いたら一巻の終わりである。
■いろいろな人の中の一人にロリータ男爵という劇団の加瀬澤拓未くんがいる。偶然会った。加瀬沢くんは昨年舞台上で大きな怪我をして入院した。心配していたので、その後の経過を聞くと「元気になりました」と笑顔。よかった。加瀬沢くんの笑顔はいつ見てもいいなあと思った。
■私は正直言って家事が苦手だ。片付けることが苦手なのである。でもとにかく片付けると頭がすっきりする。私は料理が嫌いではないが手際がよくない。いつも「普通」としかいいようのない料理しか作れない。それでも作らない日々を過ごすとやっぱりリズムが狂うことに気がついた。それは体のリズムというよりも、時間のリズムや、甘えや、淋しさやいろいろな感情が狂うということだ。どんなに忙しくても、家の中のことを私なりに大事にしようと思った。それがたぶん、すごく自分にとって大切なことなんだと思う。ま、全体的には不得手なんですけどね。
■芝居のために音楽をいろいろ聞いているのだが、芝居のためというよりそれこそリズムを持つためだとやっとわかって来た。昨日偶然見た奥田民生のドキュメンタリーの話だけど、奥田民生がデビュー当時のPUFFYに言ったという言葉が忘れられない。
大貫亜美が語っていた。
「ファーストアルバムを作る時に民生さんが『おれはお前達に音楽のある(つくる)生活や生き方の素晴らしさを教えてやりたい』と言って下さったことが10年間続けて来た上での糧になっている」
■私はユニコーン時代から奥田民生のファンだけど、奥田民生の生き方や思想や音楽への取り組み方を偶然にも昨日見ることが出来て、とてもよかったと思う。すごいとかかっこいいとかおもしろいとかそういう言葉では語れない、人間の生き方や音楽への愛があって、私は足下にも及ばないが、彼のように芝居をする喜びを感じて生きて行きたいし、その為に努力したいと思う。真面目ですみません。
2 Comments
koba Rei
20th 2月 2007 - 10:14:27今朝ダンナがユニコーンをかけてました。
大好きなんです。民生君。
昔の曲も今聞いても全然新鮮ですね。
私もドキュメンタリー見たかったな。
kasagi
21st 2月 2007 - 8:45:29koba Reiさん、こんにちは。
やっぱりかっこいいよね。
どうしてもかっこいいんだよ。
音楽もたたずまいも。
私たち世代の、ある「かっこよさ」の先に彼がいるって感じがします。
真似でもいいから近づきたいと思っている人がとても多いと思いますよ。
ビデオ撮ればよかったなー。
今41歳だって。
昔の曲も今の曲も素敵だね。