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森のなか


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本谷有希子を見に

  • 2007/12/17

冨永くんを誘って新宿紀伊国屋ホールへ。劇団、本谷有希子「偏路」を見に行く。

すごく楽しめた。よく書けててよく演出された丁寧な作りの舞台だと思った。あと批評性が強く浮き出ていることに私はつい笑い声を漏らした(例えばそれは池谷のぶえさんの髪型という細やかな造形に)。身につまされる部分が多々あって急に笑えなくなったり。役者さんがとてもいい。皆面白い。馬渕英俚何さんの体と演技にうっとり。一輪のダークフラワー。前回公演で共演した吉本菜穂子は相変わらずヤバい存在と化していた。ヤバいとは、面白いの先。あと、個人的に江口のりこさんのファンなので、嬉しかったです。

本谷さんの書きたい事が前作よりもよりはっきりしているんじゃないかなと感じる。どんどん突き進んで彼女の言う「グロテスク」さを追求してほしいと思う。そしてそれを笑う客はある種の勇気と強さを持たなければいけない。終演直後、満員の紀伊国屋ホールを眺めているうちに、「皆どんな気持ちでこの話を受け止めているのだろう?」という考えが頭をよぎった。舞台上を笑っているのか、共感しているのか、あざ笑っているのか、蔑むのか、拒絶するのか、さあ、どうなんでしょうか皆さん。

終演後本谷さんと吉本さんと、あと冨永くんと、それからペンギンプルペイルパイルズのぼくもとさきことか、皆で飲みに行く。その場で久しぶりにあった拙者ムニエルの伊藤修子ちゃんと、以前ナイロン100℃でお世話になりかけた(私と希ちゃんはナイロン100℃の二本立て公演のそれぞれ別バージョンに出演していたので実際の共演はない)川田希ちゃんと、ぼくもとと四人で「30代女優のぼやき」会みたいになって、それはそれでなかなか盛り上がる。現在4人とも前厄、本厄、後厄のまっただ中という有様である。そりゃいろいろ感じる時期だよな。しかし、切ない話の中にか細くもはっきりした光が見えたのは私だけか。

新宿はむかっ腹が立つ程の人ごみで、その一員かと思うと自分に腹が立つのだった。そういう細かい事、本谷さんは全部大切にするだろうな。そしてとにかく会うたびに痩せていくなあの子。食べてくれ、本谷よ。

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1 Comment

    匿名

    14th 1月 2008 - 6:10:09

    ブックマークします

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