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8月27日

  • 2012/08/28

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体調が不安定で、何やら気になる症状が出た。

心配になってとある専門の病院に行ったら、ちょちょっと検査をされ、

「うーん、ストレスですかね」

と言われ、

あ、もうこれはヤバいと思ったらすぐ来てください

と付け加えられた。

薬もなく、血液検査もなかった。

確かに今日はあ、これはもうヤバいという状態以前だ。

でも、だから行ったんじゃないかい。

適当すぎねえかい。

合うお医者さんとの出会いはとても難しい。

20代後半とある病気になった時、病院ジプシーになった。

合わないどころの話ではなかった。

「あなたに倫理はあるのか?」と言いたくもなる態度をとられたこともある。

泣きながら病院を後にしたこともあった。

合う先生なんていない。

病気で苦しんでいる孤独感も手伝い、絶望的な気持ちになったものだ。

そしてとある大学病院の、

うっすらひげのはえた女医さんに出会う。

とてもストイックな方だったが、私の病気をきちんと受け止め励まし、治療してくれた。

完治した今、ひげ先生にはとても感謝している。

ひげ先生がいなかったら治っていなかった。

ありがとう、ひげ先生。

女医さんだけど。

※※

上のエピソードを思い出したのは、最近の病院通いと「困っているひと」/大野更紗さんの本を読んだからだ。

大野さんの病気は私が抱えた病気の何千倍も何万倍もつらいであろう難病で、読んでいて胸が苦しくなった。

でも大野さんはとても強くしなやかな方なのだろう。

しかも聡明だ。

よくぞ深い苦しみに耐えてくださって、

苦しみも喜びも、このような面白い文章にしてくれた。涙が出る。

さらに大野さんは福島県出身だ。

応援していかないはずがない。

 

 

 

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