無題
- 2014/07/04
戦争を経験した祖父母の話を聞いて育った。
亡き今、言葉を思い出す。
死ぬ思いで生き抜いて来た祖父母の思いを、
私はどうやって自分の身体にとどめることができるだろう。
どんなことがあっても戦争してはいけないと自分の身体の言葉として。
世の中がじわりじわりと変化している。
ふと、気がつくと世界のパワーバランスが変わっていた。
そのように「じわりじわり」変化していることが多い。
危険な道へ進むことも、平和に結びつく選択をした時も、その瞬間には気がつかないのだ。
だから気がつく努力をしなければならない。
何の為に、今までこの「理想」を守って来たのか。
そのことは私なりに答えがある。
ずっとその答えに自信を持って行きたい。
私にはある種の強さはいらない。
自分の体験を大事にしよう。
祖父祖母の言葉や、自分の生きてきた積み重ねを今こそ大切にしよう。
そう思っている。