待つ女3
- 2006/11/16
■今日は富士山に雲がかかっていた。午前中奇跡的にフリーだったので散歩する。知らない街を歩くのは楽しいが、あまりに何もないので奇妙な気持ちになる。複雑な気持ちだ。福島もそうだけど、この山とたんぼのみの風景を見ていると過密な場所に住み続ける自分が馬鹿馬鹿しくなる。かといいつつもコンビニを見ると何故かほっとするのは根っから都会の子だからか。もう子じゃねえっつうの。
■突然現れる商業施設に呑まれ、買い物した。ささやかに散財し、すっきりした。全くもって安物買いの銭失いだが、反省していない。何故なら「反省するなら買うな」と心に質問してから買ったから。これからも全てのことをいちいち自分に質問しよう。
待つ女
- 2006/11/14
■富士山がきれいだー。今待ち時間です。今日は坂口安吾の「青鬼の褌を洗う女」を読むのです。再読だけどすっかり忘れているから楽しみです。あとウォーキング健康術の本を熟読してマジ健康になるつもりです。いいこと書いてあるんだよ、また。「あなたのホジティブボタンを押してみよう!」とか「プチごほうびで体の歪みも心の歪みも治ります」とか。プチごほうびとは、小さなダイヤモンドを買うとかオペラに行くとか。そうやって心を豊かにしてより一層体を磨くのだそう、ですよ。筆者と自分の距離感を多少感じますが、気持ちはわかります。そう、ロケは待ち時間との戦いです。寝たら夜寝れなくなるのです。だから私はこうやって朝早くからブログを更新しているのです。きっとまたすぐに更新します。だって、待っているから。
ロケ/追記など
- 2006/11/06
■今日は某ロケで静岡に来ている。昨日まで福島にいたのに。ずっと乗り物に乗っている感覚を覚える。静岡市は今雨が降っている。
■書きたいことがたくさんあるけど、忙しいからまたにしよう。何かを省くことで私はわかりやすくてんぱらないで済むらしい。これも一つの「生きやすくする術」です。本当は何でも出来る敏腕女子になりたいのですが、無理!
■今ようやく家に帰ってきた。朝始発で家を出て、今次の日の0時。疲れたね・・・。狭いながらも落ち着く我が家である。ナフルの顔を見たらちょっと泣きそうになったのは、笙野頼子さんの、これ、
を読んだからかもしれない。今年間違いなくベスト5の中に入る傑作。まず、題名がいいでしょ。かっこいいでしょ。かなり心の奥底に食い込んでくる言葉です。私の近くに笙野ファンは一人しかいないのだけど(もちろん隠れファンは知る由もないが)、その人とも笙野さんの文学について話したことがない。今度ゆっくり話がしてみたいなあ。私の意見は「笙野さんそのものが文学である」というかなり強引なものなのですが。
■で、ユリイカ「宮沢章夫総特集」、是非読んで下さい。わたくし、笠木泉の文章「宮沢章夫の変貌」が掲載されています。非常に拙い文章でお恥ずかしい限りですが、寝ても覚めても宮沢さんのことばかり考えてそれこそ死にものぐるいで書きました。誤植もありますが。間違いもありますが。でも大変光栄なお仕事でありました。書いてよかった。そして何より他の方の「宮沢章夫論」がすごいです。愛を感じます。ってまだちゃんと読んでないけど。早く三坂さんの「宮沢さんストーカー日記」を読まねば・・・・だって、面白そうだから。これ一冊で宮沢さんの全て(とまでは言わないが)が詰まっております。是非購入しよう!私も5冊ぐらい買うよ!1冊は親に送るよ(福島のど田舎に、ユリイカが売っているかどうか、・・・心配で)。「文章がせこい」「面白い」「面白くない」等個人的にダメだしのあるかたはどんどんメールください。今後何かに役立てていきます。
風邪
- 2006/10/08
気分が落ち込んでいる時に何かをかきとどめておきたくなるのは何故だろう。
風邪のせいで気持ちが落ちてしまった。一人でぼんやり静かにしていると自分が誰からも祝福されていない存在なのではないかと勘違いしてしまう。それは誰もが陥る可能性のあるひとりよがりの大きな勘違いだ。子供の時からそんなことに悩まされていたが大人になるにつれ笑っていれば何とかなるものだと知った。
しかし、分裂しそうだ。どうしたんだろう。ダメだなあって落ち込む。いろんなことが重なったのだよ。そう。ただそれだけの話。
天気がよかったので近くの公園でごはんを食べた。尺取虫が草をよじ登っていたので頑張って生きろと応援した。天気がよいのでナフルも連れてきたいと思ったが、一度も振り返らず走り去りそして二度と私のところには戻ってはこないだろう。そういう男だ。
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