生活
- 2006/09/25
■ナフルがお風呂のふたの上から動かなくなって来た。さむいのだね。
■仕事中何度も倒れてしまうかと思ったが、倒れない。週休一日、やっぱり少し無理があるかもしれないなあ。もう少し様子を見よう。友人みんな栗ごはんを作ったと日記に記してあったので負けじと作った。塩が足りなかったみたいで、会社の上司からもらった天然塩をふって食べた。美味しい塩って、嬉しいよねー!
■今私は自分の中の女の子部分を楽しんでいる。秋はそんな季節だ。編み物、縫い物、今年は何を作ろうかなと妄想中。つうかそんな暇あるのか、おれは。なかろう。わかっておるのだそんなことは。妄想だけは自由のはずじゃ。
ナフルに初めての友達が出来る
- 2006/09/24
■ああ、年をとったなあとふと思いました。そんな気持ちに襲われるのもいいものです。
■天袋が住処。
■昨日、岩崎裕司くんと九段下で会ってとあるモノを受け取った。そのついでに靖国神社へ。岩崎くんは10年ぶり?ぐらいらしい。鳥居のでかさに驚いていた。私はこの近くで働いていたことがあるため、一時期しょっちゅう来ていた。茶店で焼きそばを買いお昼休憩をとっていた。私は外でご飯を食べるのが大好きなのだ。確か初めて内田百間の文庫を読んだのはこの靖国の茶店ではなかっただろうかと思い出しつつ、歩く。
■お茶を飲みながら、話をする。いつもながら岩崎くんの冷静さに驚かされる。ナイスアドバイス!彼に人生ナビしてもらいました。そして、ナビタイムの広告の笑顔にもほぼ毎日助けられている。電車に乗ればいつもどこかにハイ!ナビタイム!
■急いで移動。岩崎くんから受け取ったものを吉岡くんに渡す。のりしろの女大活躍である。その後Kさんと三人で飲む。吉岡くんの話してくれた「ベートーベンの人生」には思わず泣いてしまった。女にまったくもてなかった悲しい人生。聴覚を失ってから生まれた「第九」の歓喜のフレーズ!だって。かっこいいじゃないかベートーベン。そしてその話を私に聞かせてくれる吉岡くんがかっこいい。
■そういえば幼なじみの吉岡くんの家には私たちが子供の頃からいつも音楽が溢れていた。ご両親が音楽を愛していたのだろう。それがクラシックであろうと、OTであろうと、サディスティックミカバンドでも、いつも音楽があった。狭い(失礼!)居間にピアノも置いてあって、誰かが弾いていた。ちなみに我が家の父はゴルフを愛しているので壁には青木功のボスターやジャック・ニコラウスのカレンダーがあふれていた。みんな思いっきりスイングしている写真である。いやだー。廊下は人工芝が弾かれ、ボールが散乱。父は暇されあればパットの練習をしていたのだ。しかし私は吉岡くんに「青木功って本当にすごいのよ!」と話が出来る程興味がない。
■クラシック音楽に情熱を傾ける吉岡くんの事務所、neophiliaの主催公演はもうすぐである。当日券が多少あるようなので、興味のある人は是非!
■ちなみに前も書いたかもしれないが、ナフルは雰囲気がベートーベンに似ている気がする。家に寄った吉岡くんにナフルが寄り添った。人間嫌いのナフルに初めての友人ができたようだ。
水戸から帰って来ました
- 2006/09/20
■水戸短編映像祭、無事に終了し帰って来ました。とにかく、先週からの怒濤の日々は小休止!「愛と青春の旅立ち」の卒業式シーンのように帽子を高らかに空に振り上げたい気持ちだ。まあ、そんなことしたってまた明日も日々は続く訳よ。
■受賞作品のこととか、昨年に続きたくさんの人に出会ったこととか、書きたいことはまた明日。
■冨永昌敬監督とキタキマユちゃん(超カワイイ!!)とカメラマンの月永くんと役者・杉山彦々と久しぶりに再会し「パビリオン山椒魚」公開おめでとうと言ったのもつかの間ほぼ100%くだらん話で盛り上がったり、昨年のグランプリ監督である田中智章くんと女優の細江祐子ちゃんとぐだぐだ楽しく飲んだり、ステージ上で浅野晋康監督と服部竜三郎にインタビューするという面白い状況につい笑ってしまったり、素敵なアニメーションを製作した監督さんと楽しく話をしたり、受賞作品に出演していた超個性的な役者さんと会話できたり、司会コンビの相方上村聡くんが新しい靴に慣れず靴づれ作ったり、といろいろ楽しいことばかりでした。とにかくスタッフの皆さんと一緒に司会をやってくれた上村君、ありがとう。
■今日はもう寝ます。たまにはぐっすり眠りたいですね。
おまえ
- 2006/09/15
「生きる」 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと 生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬がほえるということ
いま地球がまわっているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと 生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
※友達の日記に書いてあって、この詩はもちろん知っていたものの何故だか初めて読んだような気がして新鮮だった。
私の多くの友達が何を読んで何を考えているかは基本的に知らない。覗き見でもしない限り他人の生活はわからない。
でも大切な人なら少しはわかりたい、その欲求はある。
今誰に向けて書いているのかわからない。あてのない文章だ。日記とも違う。もしかしたら自分に向けて書いているのかもしれない。それならそれでいい。人は結局自分のことしか考えられないようになっているのだろう。
しかし、それが全てではない。何もかもが完全ではないのだと私は思う。もっとはっきり定義すれば全ての人や事象は不完全だ。
だからといって手鏡→痴漢はまずい。
そこに尽きる。
※って別に植草教授に手紙を書いている訳ではありません。
■友達から引っ越し祝いをもらった。FIREKINGのマグカップ。幼なじみの家で見た時からずっと欲しかったんです。ありがとう!
■肌寒くなってきて、胸が痛い。物理的に。しかし私はこの突然寒くなる瞬間が好きだ。居心地がいい気がする。
きままな生活/嘘と鍛錬、成功の鍵は1%
- 2006/09/12
■友達の北田さんのブログで知った「成分解析on web」で、自分の解析をやってみました。
■「笠木泉の46%は嘘で出来ています
笠木泉の43%は鍛錬で出来ています
笠木泉の8%はマイナスイオンで出来ています
笠木泉の2%は理論で出来ています
笠木泉の1%は成功の鍵で出来ています」
■・・・だって。なんだこりゃ。それにしても、嘘比率、高いなあ。悲しい結果です。でも何故か合っているように思えてくるから不思議ですね。
淋しいのはおまえだけじゃない
- 2006/09/08
■疲れているみたいで、一つ約束をキャンセルしてしまった。ごめんなさいナビちゃん。そんなわけで私は頭でぎりぎりなのではないかと思ってもまだまだ先があることを、知っています。体で知っています。実は頭でもわかっています。まだまだ!しかしぎりぎりのあとはなんだろう。ぎりぎりにも様々な種類があるから、毎回別の場所に行けるのだろうな、きっと。
■この漫画、あまりにほのぼのしていて腹が立った部分もある。そんな自分がイヤだ。常に余裕をもって磯野家と向き合いたいものだ。
■ソクーロフ「太陽」、ウディ・アレン「マッチポイント」、観たいなあ。観に行けるか・・・。
じれったい、お前の愛が
- 2006/09/08
■うまく言葉にすることができないけど、頭も体もちょっと疲れ気味です。そんな時期もあります。写真は洗濯したタオルです。また明日もがんばろう。
■こんな時は友人・井苅イガリからもらったDVDを見よう。ずばり、亀田興毅の試合、ではなく、試合前の国家斉唱。あれを見よう。全てが吹き飛ぶはずだ。ありがとう井苅よ。辛い時はいつも近くに君がいて手を差し伸べてくれたね。でもその手の中にはどうしようもないほどくだらないものが常に忍ばせてあるね。だから笑いは生まれても恋は決して生まれない。いいんだそれで。お互いにそれがいいんだ。
■T-BOLAN、そして井苅よ、ありがとう。
日々は静かに発酵し
- 2006/09/05
■よくこの場所で寝転がっている。何故だかわからんが気に入っている場所がいくつかあるみたい。
■風邪が治らないなあとか考えつつ、またジムに行ってしまった。結構病みつきです。
■風邪が治らないなあとか考えつつ、海外で活躍されている演出家のワークショップに2日間参加した。役者の感覚をとても大事にしている方という印象をうけた。私は自分で自分を試してみたりする瞬間が何度もあって、そういう時間はとても刺激的だ。だんだん体が「役者モード」になっていって細胞が活性化していくのがわかった。何故かリラックスしていたので自分から楽しむことが出来た。そのことに関してはとても嬉しいことだった。リラックスって大事なんだなと改めて思った。
■「灰から灰へ」(ハロルド・ピンター作)という戯曲を読んだが、とても面白かった。戯曲を読むときは役者として読む。だからつい声に出して読んでしまう。逆に言えば声に出さないと頭に入って来ない。小説は声に出さない。当たり前だけど、いつの間にかそんな風に区別している。
■ハリセンボンの近藤さんにはどうしても笑かされてしまう。今日は胸ポロリまでやっていた。すごいぞ。
■川原泉「レナード現象には理由がある」購入。絵が変わってしまってびっくりした。昔の絵の方が好きだ・・・。
わたし/あなた
- 2006/09/02
■鍵をよくなくす。キーホルダーを沢山つけて重みを加え、存在感を出していく、という試み。
■風邪を引いた。久しぶりだ。鼻水がとめどなく流れてくる。鼻水ってやつは制御できないから仕事中とか本当にやっかいである。
■本屋に行き「板尾日記」をすべて立ち読みした。一冊の本を全て立ち読みするなんて久しぶりだ。とても面白かった。そんな印象は前からあったが読んでみてやはりストイックな人だと思った。
■ある近い人に伝えたいことがある。私は今自分に何ができるか全くわからない、という大前提のもとに、何が出来るのか考えている。これは演劇においてだけではない。人間が生きにくい世界で私たちはどうやって生き延びるかということ。日常に存在する一瞬の裂け目に足をすくわれずに生きて行けるかということ。あとは自分が一体何を我慢できるかということ。何を失ったら一番怖いか認識しているかということ。こういうこと言い出しちゃう自分が嫌になるときがある。気持ちが悪くなるときがある。だからか急に狂ったようにふざけたくなる。食い入るようにテレビを見つめ笑えるところを探す。そして笑い、眠る。明日は仕事だやだなあとか考えながら眠りにつく。皆働きたくないなって思ってる。でも皆働いている。働きたくないさそんなの。でも。でも、だから、あなたも生き抜いて、って私このフレーズ好きなのかしら。
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