朗読者
- 2010/06/17
■6月27日に朗読会をします。
■「朗読者たち vol.1」
出演:笠木泉/ぼくもとさきこ(ペンギンプルペイルパイルズ)
構成:冨永昌敬/笠木泉
音楽:冨永昌敬
日時:6月27日(日)19:00〜
場所:SNAC(都営大江戸線清澄白河駅徒歩4分)
料金:1500円
詳細、チケットのご予約は→SNAC
私のアドレス(aplacetodie@hotmail.com)でも承ります。お待ちしております。
■飲みの席で桜井圭介さんに「朗読やってみたい」とつぶやいたところ、「じゃあSNACでやってみたら?」と言っていただいたのがきっかけです。一人でやるのは寂しいので長い付き合いのぼくもとさきこさんと冨永昌敬くんを誘いました。二人とも興味を持ってくれて、この企画はスタートしました。各方面から「面白そうだ」と言われます。この三人の組み合わせが面白そうなのかな?そんな皆さんの反応が私には興味深いです。宮沢さんにもツイッターでつぶやいていただきました。うれしい。ありがとうございます。
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それはそうと、清澄白河「SNAC」の、笠木泉とぼくもとさきこによる「6/27 朗読者たち vol.1」は面白いと思うぞ。だって、二人とも声が特殊だから。(aki_u_ench 11:14 AM Jun 11th)
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■そんなに特殊かどうかはわからないのですが。まあ、とにかく三人の稽古も始まります。今何故朗読をやりたいのか、稽古の写真等、アップします。
twitter/龍馬
- 2010/05/08
■twitterに気をとられています。作家高橋源一郎さんの真夜中のつぶやき、舞台制作者たちのテンパったつぶやき、友達のくだらないつぶやき、役者の稽古大変だつぶやき、ためになるもの豊かになるものからくだらなくて目眩がするものまでどれもこれも面白く読んでいます。私は別にそんなにつぶやくわけではないのですが、人のつぶやきであれこれ想像するのが楽しいので今後もしばらくは続けて行きたいと思っています。
■いっぺんにたくさんの人に会えるわけでもないし、またそんなに会ってたら疲れちゃうというのが正直な話なのですが、ここに来れば会いたい人の現在がある。宇宙にいる野口聡一さんと坂本龍一さんの会話が今世田谷区の私の部屋で聞けるっていうんだから、ほんと、ワクワクしちゃう。聞きたくない人の言葉だってたまには入ってくるけど、それは仕方ないことだと思っています。だって、普通に生活していたって、気持ちいい事ばかりじゃないですから。いろいろありますから。それを全て排除して生きて行くなんて、社会的人間として無理なんじゃないかと最近思うのです。そして、聞いた後に無視するか、講義するか、我慢するか、その選択権はもちろんこの手にある。
■でも、twitter読んでいると人に会いたくなるのです。パソコン閉じて人と会って話したくなる。握手したくなる。変でしょう。
■先日見た朝生(わりとつい見ちゃう)の感想を書いたんだけど、消しちゃった。いろいろあるけど一つ驚いたのはパネラーのホリエモンに「参議院選立候補」を促す政治家達。堀江さん、また出たらいいよ!堀江さん、あなたは平成の龍馬だよ!と。そうなの?
■あんなに不思議番組もないけど、つい見ちゃう自分。今回はニューキャラ・猪子さんに目を奪われてつい朝まで生テレビ。
今年を振り返る
- 2009/12/28
■今年最後の可燃ゴミを出すのを忘れてしまって、これは困った。もう途方に暮れているよ、これはさ。どうにもなんないもの。1月4日までごみは出せない。これが年末年始ってやつさ。
■そうか、あっという間に今年も終わる。ゼロ年代が終わる、というが、私にはあまり実感がない。ゼロ年代と呼ぶことも最近知った。だから自分の中では名前のない10年であり、またそれは90年代がそのまま続いているようだ。考えてみれば私にとってのゼロ年代は23歳から33歳までの時期をさし、その10年間を総括するにはあまりにたくさんのことがありすぎて何が何だかわからない。穏やかでもなければ、華やかでもなく、必死だったことぐらいしかわからない。面白いこと、感動的な出会い、素晴らしいことがたくさんあったし、腹のたつこと、どん底、苦悩もたくさんあった。それは生きている人がそれぞれ(決して等しくはないだろうが)味わう人生そのものであるとしか思わない。その昔は自分の持つ悩みがとてつもなくオレ流であると思い込んでいた節もあるが、最近は年を重ねたせいか、この悩みは社会生活を営む人間ならば誰でも持っているものだと、勝手に他人に押し付け自分の荷物を軽くしているらしい。
■自分なりに人生をカウントし、あと何年生きられるかわからないなりに、計画は必要だろう。10年後の自分を思い浮かべて生きた方がいいと言われて、なるべく自分のこうでありたい姿をイメージしながら生きるようにしてきたが、そうすると今の自分がいかに理想からかけ離れているかを感じ悶えてしまう。10年後なのに、今が欲しくなる。哀れな考え方かもしれないと分かっていて、日々は積み重ねることでしか進まないことが分かっていて、路地にうずくまってしまう。それはたぶん儀式のようなものだと、最近は自分のことを少し知っているが、こうやって一個一個失敗したりしていくことこそが、積み重ねなのであるとようやくわかってきた。いいことの積み重ねではなく、あんまりいいことではないことの積み重ねによって私の10年はようやく連鎖する。
■と、まあ、10年単位でものごとを考えていこうとしている私ですが、先日雑誌「hon-nin」を読みまして、板尾創路さんのロングインタビューを読み、はっとしました。この人は「100年単位で物事を考えている」のだそうで、死んでるじゃんとかもうそこは超越している、そののんびりさと適当さと柔らかさに感銘を受けました。今から100年、133歳かあ・・・。デーモン小暮の10万50歳とあまりかわらない次元の言葉に思える・・・。
■今年ももう終わり(しつこい)。今年は何があったかな。舞台はmikuniyanaiharaproject「五人姉妹」に出させてもらった。稽古場から地を這うように帰った日々を思い出す。映画にも出させてもらった。アニメ「ピューと吹く!ジャガー」の劇場版や、冨永昌敬監督の「シャーリーの好色人生と転落人生」、「パンドラの匣」、人生初PVの相対性理論「地獄先生」、高橋明大監督の「ある光」。来年公開する「ゴールデンスランバー」。その他いろいろ。ドラマ少しずついろいろ。アリさんマークの引越社における赤井英和ではないが、「真面目にやってきたからよ!」と自分を褒めてあげてもいいと思ったのは、今年は特に、自分の好きな仕事ばかり楽しんでやらせてもらっていて、これはゼロ年代(と、使ってみた)こつこつやってきたご褒美なのではないかと思ったからだ。で、これらの仕事も純金積立ではないが、こつこつ型なのである。ぱーっとはできない。CMに例え過ぎじゃないでしょうか、しつこいのでもうやめますね。
■自分のブログをさかのぼり、今年のできごとをさらってみた。
1月 ジャガー公開/大相撲を観に行く/廃駅に夢中
2月 階段から落ちる
3月 Macを中古で買う/ぐるりのこと。を観る/わりと芝居観に行く
4月 ちょっと引っ越して戻る/シャーリー公開
5月 「五人姉妹」稽古/アミノバイタル心酔
6月 「五人姉妹」稽古と本番/アミノバイタルにお別れ
7月 ロンドン滞在/かぶれて帰国
8月 かぶれて英語の勉強を始める
9月 本を読んでる/バタバタしている
10月 パンドラの匣公開/アメトーク!を観て泣く/ホーチミンに行く
11月 ナフル血尿/トウキョウソナタを観る
12月 ツイッターにはまる
■なるほど2009年。ざっくりし過ぎだろ。まあいいか。読書について、まとめておこう。忘れないように書いておかねば。来年もいろいろあるぞきっと。ないわけないぞ。日々にいろいろあるに決まってるんだから、構えず、さて、来年もプラチナ積立こつこつ頑張ります。それから今年は特に家族と友人に感謝していますと伝えて下さい。え、誰が誰に?
英語日記 8/10 無理
- 2009/08/11
■英検2級への道は遠い。1ページ目からいきなり難しいのだから。
■問題集のはじめにはこんなことが書いてある。
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絶対に合格したい人はぜひ以下のことを実行して下さい。1、本書を毎日何ページと決めて確実にこなして下さい。
2、できた問題には「○」、カンでできた問題には「△」、できなかった問題には「×」をつけてください。
3、問題は最低でも3回解いて下さい。
4、覚えにくい単語、熟語はマーカーで印をつけて、単語帳に書き出して覚えましょう。
5、二次の面接試験も突破しなければ合格はあり得ないことを忘れてはいけません。
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・・・・忘れてたよ!まんまと忘れていた。そうだ、面接があるんだ。試験官と喋るんだ。pardon?とか言うんだ。今の私にそんなの無理だろ。ロンドンで「sorry」しか言ってない女だよ私は。早くも挫折感が押し寄せる。
■そんなわけでおそるおそる問題を解き始めた私ですが、当然ながら×の嵐。問題始めて30分でワイドショー見そうになりました。逃避です。だってさ、
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No mere desk plan will ( )no matter how attractive it may seem.1,fill
2,do
3,get
4,make
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・・・これ、みんなわかるんですかね。私は全く意味がわかりません。deskが机ってことはわかる。それしかわかんねえ。ちなみに正解は2です。訳は「どんなにすばらしく思えても、単なる机上の計画は役に立たないものだ」だってさ。説教くさいなあ。doは「物が人にとって役に立つ」という意味があるんですってよ、奥さん。
■というわけで、前途多難なんです。「×」ばっかりです。3級からやり直せって声がどこからともなく聞こえてくるんですがね。
■英検の勉強と平行して、もちろん英会話もやらなくてはいけません。英会話こそがこれからの私に大切な力となるはずです。ここは見栄を張っても仕方ないので、思い切って「NHKラジオ 基礎英語」からスタート。「Nice to meet you!」だって。ほっとする。ここからどこまで行けるかな?
■今日の面白かった英文。
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I must be becoming neurotic these days. I’m obsessed by the idea that I’m always being watched.訳:最近私はノイローゼになっているにちがいありません。いつも誰かに見られているような考えに取りつかれているんです。
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・・・深刻ですねえ。
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遊園地再生事業団(主宰・宮沢章夫)の新作公演に向けて、下記のとおりオーディションを開催いたします。
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【応募対象】
●本公演(2010年10月を予定)と、プレ公演(2010年5月を予定)の全日程、および稽古に参加できる方
●年齢・性別・経験不問
【実施要項】
(1) 第一次書類審査/締切2009年9月1日(火)必着
下記のいずれかの方法でご送付ください。
・郵送の場合
http://www.u-ench.com/audition2009/
にて印刷用の応募用紙(PDF)をダウンロードし、A4サイズにプリントアウトしたものにご記入ください。上記に顔写真を1枚添付のうえ、下記の住所までご送付ください。
※各公演にて折り込みされているオーディション用紙でも可。
送付先:
〒151-0061 渋谷区初台1-23-12 遊園地再生事業団
・メールの場合
http://www.u-ench.com/audition2009/
にてデータ記入用の応募用紙(PDF)をダウンロードしてください。Acrobat Reader(無料)を使い、データ内に記入、保存してください。顔写真は3MB以内のJPEGでご用意ください。ファイル名に必ず氏名を含めてください。PDFとJPEGを添付し、メールにて下記アドレス宛に送信してください。
送付先:audition@u-ench.com
(2) 第二次面接および演技審査
書類審査後、応募いただいた方全員に合否を9月5日(土)までにメールにてお知らせいたします。
またそのさい、合格の方にのみオーディション日時の詳細をお伝えいたします。
日程/2009年9月22日(火・休)、23日(水・祝)
場所/森下スタジオ
参加費/2,000円
※当日、記録として映像および写真の撮影をする可能性がございます。予めご了承ください。
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お問い合わせ:audition@u-ench.com
※お問い合わせに関しましては、メールでのみ受け付けております。電話での受け付けはございません。
遊園地再生事業団オーディション
- 2009/07/31
■遊園地再生事業団が来年秋の公演のためのオーディションを行います。
■というわけで、来年遊園地再生事業団は20周年を迎えるのです。すごい。いつの間に。でも私が初めてオーディションに行ったのが15年前(!)、年月は確かに流れているのですね。そりゃ白髪も増えるわけです。
■宮沢さんの言葉を引用します。
また新しい俳優に、もっというなら、わたしたちを刺激してくれる「からだ」に出会いたいのです。どこかにきっといるだろう、また異なる魅力的な身体。どっかにきっといるはずです。あなたの隣にもいるのかもしれません。でたらめな人でもいいのです。なにか決定的に欠けた人にこそ魅力はあるかもしれません。ただ、演劇はなあ、ずっと稽古場にいなくちゃならないという、きわめて限定された表現領域です。同じ場所に、全員がいなければならない制約はどうしたってあります。社会性を著しく欠いた人はお断りするかもしれませんが、でもそれをも凌駕する魅力があれば、一考に価します。とはいっても、そういった人と、長い時間を共にするのは苦労するだろうけれど。
また異なる、この時代だからこその、「特権的ななにか(けっして、というか一概に “特権的な肉体” ではありません)」に、わたしは出会いたい。「わたし」というのは、遊園地再生事業団を主催する宮沢です。
なにか異なる表現を舞台でまたはじめたい。そのための新鮮な人たち。
どこかにいるだろう、まだ会えない、誰か。
わたしは待っています。そして、遊園地再生事業団と共同して、「試みのための舞台」を作りましょう。「試みること」とは冒険主義です。べつにファンタージーみたいな冒険の旅にでかけるわけではなく、地味に稽古場でせっせと努力するしかないけれど、そこは冒険のための研究室であり、実験室です。なにかが生みだせたらと願っているのです。
ーーーーーーー宮沢章夫「PAPERS」トップページより引用
■〆切は9月1日です。忘れないようにカレンダーにマルしておこう。あと、〆切ぎりぎりに出そうと思っている人、焦って履歴書何枚も書き直して、もう何だか嫌になっちゃったと結局送らない場合が多いぞ!(役者仲間の証言より)。書類は余裕を持って出そう!ぎりぎりになっちゃったらもう仕方ないから焦らずに履歴書を書こう!
「五人姉妹」終了
- 2009/06/30
■「五人姉妹」終了しました。ご来場頂きました皆様本当にありがとうございました。
■多くの方に感想をいただき大変励みになりました。皆がそれぞれの考えで言葉で熱っぽく語ってくれた感想が本当にありがたかった。その言葉ををずっと大切にしようと心から思いました。
■稽古中はいろんな局面で心が折れそうになり、半ば冗談で「もう無理だ!」と口にすれば、他の共演者が「わたしも無理よ!」「わたしだって!!」と声を出し、結局皆で頑張ろうみたいな励まし合いをして一ヶ月半を乗り切った感じで、もちろんこのメンバーでなければ「五人姉妹」を作る事はできなかったろうと思います。共演者の皆に心から感謝します。稽古で常に私たちを引っぱってくれた稲毛礼子、長文メールと超どうでもいい会話の応酬でいつも励ましてくれた光瀬指絵、いつも私に新しい考えを提示してくれる三坂知絵子、そしてあまりに共演回数が多くて(彼女曰く、高山舞台歴の約8割に私が顔を出しているらしい)空気のような存在の高山玲子、そして女子の中でたった一人、時に窮屈な思いもしただろう山本圭祐くんにもたくさん助けてもらいました。山本君は汗をかきすぎですが(見た方はわかると思うのですが、山本氏の汗量は常識を遥かに越えております)、いいやつです。皆に心から感謝します。
■そして作/演出の矢内原美邦さんとも濃密な時間を過ごしました。美邦さんの身体を知り、言語を知り、苦悩を間近で見た。身が焦げるような時間でした。一緒に壁を感じ、一緒に悩み、はじけて、しぼんで、また復活して、次の瞬間あまりにどうでもいい話で盛り上がって。美邦さんはとても優しい人で、いつも私たちを気遣ってくれた。役者たちを叱咤して前進させてくれる。絶対に大丈夫だと口に出して言ってくれる。もっと努力をしろと立ち姿が語っている。私は今回の美邦さんのその姿をずっと忘れないでいようと思います。
■小屋入りしてからは変更につぐ変更につぐ変更で、役者のみならずスタッフの皆さんも本当に大変だっただろうなあと思います。最後には皆「同志」的感情さえ生まれ、ねぎらいの嵐。本当に皆様ありがとうございました。あと、やはり今回非常に大きかったのはゴットハンド及川先生の存在。私の痛めた足を触ってくれて治してくれて本当にありがとうございました。スタッフの皆さんと及川先生のおかげで舞台に立てたと思っています。
■私は日頃自分の出演した舞台に対してそんな風に思う事はないのですが、皆で作ったこの作品のことを初めて「自分の、あるいは自分たちが産んだ子供のようだ」と思いました。もちろん個人的には反省もたくさんありますが、とにかく皆無事に本番を迎える事が出来た。「ああ、無事に産めてよかったなあ」と思ったのです。
■ああ、終わりました。終わったよ。いろいろ考えたい事もありますが、ひとまず終わりました。次に進みたいと思います。最後にもう一度、見に来て下さった全ての方、応援して下さった全ての方に感謝します。ありがとうございました!
明日から「五人姉妹」
- 2009/06/25
■いよいよ明日本番になってしまった。
■終わらない変更の嵐の中今日強行されたゲネプロ(直前リハ)は集中力で何とか形にすることが出来たとは思う。しかしその後に出た課題を明日までには形にしたい。
■今まで稽古で積み重ねて来たであろうものを信じつつ、ぎりぎりまでミクニさんと役者の皆と一緒に新しいものを作っていくべきだし、変わる事を恐れてはダメなんだと帰り道→ご飯→風呂で再確認。
■今よりもっと先に進めるだろうか?と自分に問いかけると「きっと大丈夫ですよ」と誰かが答えてくれる、と勝手に誰かに励まされつつ。誰か、に向けて明日からです。「五人姉妹」是非見に来て下さい。
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