無題
- 2008/05/22
■今の私は大変なことになっている。頭の中が、である。体だって大変なことになっている。ノベルティのことを考えながらチケットを少しずつ郵送しつつ台本を書き直し演出プランを考えスタッフにメールして稽古に向かい本番迄のスケジュールを組む、それ以外の余白があまりない。ご飯も面倒なので歩きながら食べている。歩きながらご飯を食べるとこぼす。そろそろいっぱいになってきたのではないか?と考える。いっぱいいっぱいになると暗くなるかつての自分を思い返した。効率が悪くなる。
■今の私は違う。昔の私とは絶対に違う。加齢しているし。衰えてるってことじゃなくて、経験値ね。ここで私が倒れたらたくさんの人に迷惑をかける。だから具合が悪くならないためにも、ほんの少しの余裕が欲しい。まあ、今は無理か。しゃあないねん。関西弁。そんな時でも、「マックで100円のコーヒーをじっくり飲む」ぐらいの余白は作りたい。スタバは無理。しゃあないねん。
■細江祐子ちゃんに衣装監修をお願いした。細江さんは私の友人の中でも群を抜いてオシャレだ。ちなみに男性でオシャレな人はこちらも群を抜いて山本大介さん。2人とも服が好き。根っからの布好き。私がやるよりいいものが出来るのは当然だと思いお願いしたら快諾してくれた。こうやって、私たちの間には非常に有意義な相談が生まれた。柳沢くんにも道具の話など、いろいろ相談に乗ってもらっている。考えてみると柳沢くんにはどの舞台でもいつも車両の手配と小屋入り時のスタッフワークの話を相談しているので、そういうことになっているのだった、暗黙の了解というやつである。こうやって自分の手から様々なものを離し、いいものになっていく。たくさんのものをたくさんの人と創るのが舞台の作り方だ。有意義に手放して行くこと。
■たくさんの人に助けもらっている。感謝の気持ちでいっぱいだ。いい作品にしよう。
■余裕を持って、あと2週間半。たくさんの人の顔が浮かぶ。猫庭のサヨさんからTシャツが届く。胸にはナフルのシルエットがプリントされていた。サヨさんのだんなさんが毎年Tシャツを作って、送ってくれるのだ。昨年はアデューのTシャツも作ってくれました。ありがとう。毎年昨日映画館で会ったKくんは6月から静岡に引っ越すと言う。くだならいメールアドレスのKくんはオールツーステップスクールやboku-makuhari、私の出演する舞台を欠かすことなく見に来てくれた。いせゆみこちゃんと久しぶりに会って話していたら幸せな気分になった。いせは人を幸福にする力がある。笑顔に福がある。昨日会った人、会わなかった人、子供の頃に出会った人たち、仙台に住んでいた時の社宅の住人、柏市立旭小学校のクラスメイト、北区田端に住んでいた頃父さんが厳しくて何故か我が家に家出をして来たTちゃん、たくさんの人の顔が浮かぶ。今日は何か本当にたくさんの人の顔が浮かぶのだ。死ぬのか、おれは。とにかく、たくさんの人に感謝しているのだ今日は。
■変な顔の猫にも、和まされました。ありがとう、変な顔の猫。
まどろんで、怪獣
- 2008/05/22
■今日は稽古もバイトも休みだった。池袋で昼間は倉持裕作・演出「まどろみ」を見て、夜は高橋明大監督「最後の怪獣」を見る。どっちも感想を書きたいけど明日も早いので、また今度書く。
■「125日間彷徨」のキャスト紹介ページが地道に更新されておりますので、皆さん是非見てください。webをお願いしている相馬くんよ、本当にいつもありがとう、すぐに更新してくれて。
■たくさんの人に会い喋った。皆から刺激をもらう。ありがとう今日会った人たち皆。
役者紹介ー柳沢茂樹
- 2008/05/19
■写真撮影しますよっていったら自慢の「MOTHER」Tシャツを着て来た、おなじみ柳沢茂樹くんです。ゲーム好き。
■おなじみっていうのは、もう何年も一緒に舞台(オールツーステップスクールとboku-makuhari)をやったり映画をやったり飲みにいったり水戸短編映画祭の司会をしたり野球を観に行ったりしているわけで、お互い非常におなじみな存在です。このブログで何度彼の紹介文を書いたことかしれません。今回すごく嬉しかったことがあってですね。この舞台の出演依頼をしたら、彼、快諾してくれたんです。ああ・・快諾。快諾、最高。それがどんなに私を安心させ喜ばせてくれたことか。いや、本当に素敵な役者さんなので、出演していただけて心からありがたく思っております。
■初めて一緒に舞台に立った時からすいぶん変わってきている印象。表情が豊かになっている気がします。そういや、稽古中、よく笑ってるな、最近。青山麻紀子を見ては笑い、山本大介を見れば笑い、いつも私の大爆笑とユニゾンしている。一緒に居過ぎて、似て来たか?まあ、言ってもそんなに一緒にいるわけじゃないけどな。ぶっちゃけな。
■主演映画「最後の怪獣」がCO2inTOKYOで上映されます。21日お時間ある方は是非池袋へ!この映画で見せるナイーブさと、落合監督について熱く語る彼のギャップを、私は愛しているのであります。今回の舞台ではどちらも表現できるといいなあと演出部のカサギは申しておりました。そして役者のカサギは「またぎっさん(柳沢氏のあだな)と共演したいなあ」と申しております。総じてカサギからは人気のようです、彼は。
チェックメイト/デザインフェスタ
- 2008/05/18
■稽古。少しずつだけど進んでいる。役者から質問があったり提案があったり本当にありがたい。結構根気のいる稽古となっている。積み重ねないとすぐにダメになってしまう。時間が必要だ。役者も私も今の土台作りを何とか共に乗り越えて皆で一緒に次のステップへ行きたい。
■チケットを購入して下さったお客様へのノベルティグッズを創るために久しぶりにillustraterを開く。外付けHDに入っているのでPCに繋げて作業、あまりに久しぶりすぎて使い方忘れちまった・・・。しかも「メモリ不足のため」「メモリがありません」って表示ばっかり出やがって・・・。iBookのメモリが足りないことぐらい知ってるよ(増設済みでもまだ足りないってことも知ってるさ)!もうダメです。ジエンドです。チェックメイトです。光回線なのにPCが古いからなのかYoutubeも動かず・・・。誰かPC安く売って下さい。お願いします。
※※
■友人が出展していると聞いて、最近レジャーもしてないし思い切って気晴らしをしようと思い「デザインフェスタ」に行ってみた。
■生まれて初めて行った東京ビッグサイトはかなり遠かった、世田谷からは遥かなる場所。行ってみると、そこは祭り状態。何故か大川興業もいた。人をかきわけ友人のお店に。
■何と!ナフルとテーオのボタンを作ってくれていました!すげー!
■携帯のストラップを購入しました。かわいいでしょう。
■こんな置き物も。たまらないなあ。
■Tシャツとかアクセサリを販売したり、自分の描いた絵を売ったり、様々。とにかくあまりのにぎわいに度肝を抜かれたが、皆売る人も買う人も楽しそうだった。結局他のブースでは何も買い物しなかったけど、すごく面白かった。皆モノを創るのが好きなんだなあ、いいなあ。で、今回久しぶりに自分への買い物をしたけど、「小さな雑貨」を買うってやっぱり楽しい。子供の頃、家の近くにあった文房具屋でねりけしとか匂いつき鉛筆(私はあの匂いが大好き過ぎて授業中も匂いを嗅ぎまくっていた)とかシールとかリリアンとかを買っては大事にしまっていたあの頃を思い出す。
■胸の痛むニュースが多い。中国大地震の死者に気が遠くなる。どうなっているのだろう、現地は。ひどい状態なんだろう。胸を痛ませてる場合じゃないな、やばい。
役者紹介ー山本大介
- 2008/05/17
■山本大介さんです。たいすけ、と読みます。だいすけじゃないですよ。
■山本さんは以前「山本密」という名前でした。大人計画で超キレまくってた役者さんです。もう10年以上も前、遊園地再生事業団の「箱庭とピクニック計画」という舞台に出演されていたのを見たのが初めて。この舞台は本当に面白かったもので、山本さんの印象もすごく鮮明に残っています。大人計画の舞台も本当に面白かった。それから縁があって遊園地再生事業団「蜜の流れる地」、ペンギンプルペイルパイルズ「ドリルの上の兄妹」、「スマイル・ザ・スマッシャー」で共演させていただきました。
■私にとって山本さんはアイドルです。舞台を見ても面白くなかったことなど1度もありません。彼のすべてが好きと言ったら大げさに聞こえるかもしれないんですけど、まあ、とにかくファンなんですよ。ペンギンの稽古は今思うと好きな役者さんばっかりだったんだなあ。劇団員はもちろん、山本大介さん、玉置孝匡さん、松竹生さん・・・稽古中笑い転げてたもの。
■今回出演してくれることになって嬉しくて小躍りしたけど、同時にびびりました。憧れのカレを私が演出するなんざ100年早いんです。びびったまま演出できず山本さんを置いてけぼりにしてしまったらどうしようと不安・・・。しかし、稽古を続けるうちに嬉しい気持ちの方が勝って来ました。一緒にものを創らせてもらって私が勉強させてもらっている感じです。
■そんなこと言っても、ただ黙って笑うだけのカレ。シャイボーイなのに、舞台に上がると変わっちゃうんだな、この人。ホント、面白いです。最近いろんな話をしています。まあ、いろんなって言っても「たいちゃん(って普段は呼んでいます)のその服カワイイネー」とか、あとぼくもとさきこ(ペンギンプルペイルパイルズの女優)の話とかですけどね。あ、余談ですが、ちなみに私は「ギーカサ」って呼ばれてます。ぼくもとがつけたあだ名で、今私のことをギーカサって呼ぶのはぼくもと、山本、そして岸潤一郎だけです。初めのうちは皆物珍しくて「ギーカサ」「ギー」とか呼んでくれてたんだけど、だんだん「微妙じゃね?」みたいな空気が蔓延して気がついたらほぼ死語状態・・皆「かさぎさん」「いづみちゃん」に落ち着く中、この三人は何がどうあっても「ギーカサ」で通してくる。ギロッポン的な感じで何とかこの業界用語を後世に残そうと頑張ってくれています。本気でどうでもいい話でした。で、知り合って11年ぐらいになるのですが、たぶん11年間よりこの1ヶ月の方がたくさん喋ってる。人間関係とは面白いですね。変容して行くものなんです。
■おしゃれさん。パクチーが嫌いらしいです。ああ、そういえば昨年ジョンソンアンドジョンソンの「シャット」という商品CMで夫婦役だった。そうだそうだ。ああ、それにしても山本さんを舞台で見続けたい人間としては、今回の舞台、最高です。
役者という曖昧な存在
- 2008/05/14
■台本を書き上げたそばから書き直しの作業。書き方のスキルゼロ。情けない。でも、とにかく自分の納得のいくまで向き合いたいと思うのだ。役者には迷惑をかけると思うが、何とか頑張ってほしいのです・・。
■役者を見ていると、いろいろな思いが頭を巡る。
■自分ももちろん含めて、役者って曖昧だよなあと思う。答えがないから、そこで強い存在になるにはどうしたらいいか。とにかく全身を使って考えなければならない気がする。頭だけじゃない、心だけじゃない、四肢だけじゃない、全てを使って考える。全身で想像するんです。ありとあらゆる感覚を駆使して。とにかく何とかそこまでいかないと今いる位置からなかなか動かない。とにかくこつこつ考えること。そして考えていることがもしかしたら間違いではないかと疑うこと。役者を見ていると個人差がある。その個人差にどうこういうつもりは全くない。自分のやり方でやればいい。ただ、自分のやり方に疑いを持たなければその先はないのではなかろうか。人は出来ていると思った時はたいてい出来ていないと思う。出来てないと思った時もやっぱり出来ていない。じゃあ、どうすればいいか、考えるしかないんだな。決して簡単じゃないなあこりゃ。
■それはほんとに私自身にすべて跳ね返ってくることなんだけど。自分が役者だからね。しっかりしなければ。
■今回は私は舞台に上がりませんので、鬼演出に徹するのみ。これから本番終わる迄の私は月影千景ですよ、いうなれば。
■「五人姉妹」の稽古に横浜に行き、その後深夜迄書き直し作業&制作作業。腰が痛い。アデュー公演のチケットは20日までに予約しよう!特典がつきますぞ!特典ってなんでしょうね。お楽しみにね。
※※
■寒い日だった。皆さん風邪をひかないようにね。
さよならシャーリー/脱稿
- 2008/05/13
■10日、11日。「シャーリーテンプルジャポンpart3/シャーリーの転落人生(仮)」の撮影で都内某所。実はこの一週間は膨大なセリフ量とありえないでたらめ方言に大苦戦。うなりながら何とか切り抜ける。本気でダメかと思う瞬間が何度も訪れ、これは冨永監督に与えられた試練だと思いながら頑張った。役者としてもっと頑張れよお前という愛情、ありがとうトミナガくん・・・まあ、かなり自分勝手な解釈ですが。さて、本当に私は切り抜けたのだろうかいな。心配。人生初の××シーンも経験。とにかく自分的には非常に分量のある撮影だった。11日の深夜にオールアップ。本当にほっとしたよ。だって私のNGでもう永遠に終わらないかとさえ思ったもん。終わらないものはないのだという真理を感じつつ、スタッフさんも共演者も監督も本当に本当にお疲れさまの2日間。自分はお疲れさまなんかじゃない。もっと頑張れ。
■一杯飲んで帰ってちょっと寝て、肌ぼろぼろ腰いてーって思いつつ、「125日間彷徨」のエピローグを書いて、脱稿。ああ・・・長かった・・・と感慨に耽りつつ自転車で稽古場へ。皆で読み合わせ。役者たちがどう思ったのかわかんないけど、とにかく書き終えてほっとしたよ、あたしゃ。これでずいぶん気持ちが楽になった。これからはとにかく書き直しと演出。容赦なく。で、家に帰って来て「五人姉妹」のセリフを覚える。
いろんなことがまじめじゃない
- 2008/05/09
■自分のことがたまにわからなくなるときがあるんですけれどもこれ、まあ、そんなの当たり前っすけどね。ちょっとショッキングなことに対峙した時の自分、この時に「全然平気ですけどわたし」みたいな顔が出来るかってことについて今、構築しています。もちろん、「全然平気ですけどわたし」みたいな顔しないで「全然平気じゃないんですわたし」って顔は得意なので、そういうのはもう嫌なんじゃよ。欲を言えばショッキングなことを一瞬にしてそれはショッキングなことではないですと心の中で変換できるように。
■自分に必要のなきものは、切る。それが精神衛生上一番いいに決まっている。人は、必要のなきものに、絶対に負けてはならんのです。
※※
■稽古は2日目。スピード早い。ゼロからの気持ちで。稽古帰りに役者の稲毛礼子さんと初めてゆっくり話をした。ずっと舞台を拝見していて素敵な人だなと思っていたので、嬉しかった。家に帰って、夜偶然駅で弟に会う。近くに住んでいるのに偶然会うのは二回目。お互い近況など少し話す。弟は少し痩せていた。
※※
■あまりに値上げしすぎではないか、野菜も乳製品も。ヨーグルトを買うにも躊躇する。あまりのことにスーパーサミットの中で徘徊してしまった。
「五人姉妹」の稽古初日
- 2008/05/08
■今日はアデューの稽古は休み。今日から5日間、私の役者仕事の都合で休みである。皆セリフ覚えて来てくれるかな・・・。
■まず7月に出演するmikuni yanaihara project「五人姉妹」の稽古。大好きな矢内原美邦さんの演出、振付を受けるのは遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」以来で、不安。だって4年ぶりだよ。28歳から32歳だよ。老化の階段ずいぶんのぼっちゃったよ。私以外の出演者は「3年2組」とか「青の鳥」とかに出演経験がある方で、果たして皆についていけるだろうか。迷惑かけないだろうか。恐怖、ちょっと未来の自分が。とにかく靴だけはいいものを買った、怪我したくないから。
■稽古はあっという間に終わりました。・・・足がパンパンです。トレーニングの為に夜ジョギングとスクワットしてて本当によかった。してなかったらたぶんもう歩けないよ。日頃の訓練はやっぱり大事だね、30代は特に。
■稽古場はとにかく動く場所だ。とどまってはいけないと感じた。今日は初日、私は焦らない。焦ったらもう何にも手につかなくなるから。とにかくミクニさんに、皆に、しっかりついて行こう。そしていい舞台にしよう。あとね、今日々台本を書いていたり演出つけたりしている私にとって、「自分のセリフがある台本をもらう」ってことがこんなに嬉しいとは!いや、いつも嬉しいんだよね、台本をもらう瞬間って。「役名がある!」って。当たり前なんですけど。今日もとても嬉しかったです。
■私の台本を読んでくれている役者にも、感謝したい気持ちです。実はラストシーンだけ保留にしてある。少し時間かかると思うけど、これから書こうと思う。
駅弁/シャーリー
- 2008/05/05
□アデュー公演のチケットご予約はこちら!
□引き続き公演のお手伝いをして下さる方も募集中です!本番中のお手伝い、稽古場のお手伝い等ご都合に合わせてで結構です。どうぞお気軽にメール下さい。
※※
■明日なんです、いつもぎりぎりの告知。明日の夜9時からTBS系列で放映される「駅弁刑事2」というドラマにちょこっと出演しています。小林稔侍さん扮する駅弁刑事、・・・もうこれネーミングが素晴らしいですね。さあ、物語に駅弁がどう絡んでくるのか、絡んでこないのか、乞うご期待であります。
■そんなわけで冨永昌敬監督の「シャーリーテンプルジャポン part4」の撮影のため某F山を望むS岡県で一泊合宿。撮影は非常に面白く大変で、ほんと頑張らなあきまへんわ、わてほんまによう言わんわ、と、役者カサギ気持ちを引き締めました。撮影終了後は合宿ならではな感じの飲み会にずるずる発展し久しぶりに大爆笑連発。笑いましたね、よじれる程に。冨永昌敬監督をはじめ、冨永映画でおなじみの役者さんである杉山彦々氏や福津屋兼造氏、スタッフの月永雄太氏、鈴木龍一郎氏共にみーんな大学時代からの友人なもので、つい話も若かりし頃のどうでもいい武勇伝や救いようのない思い出話に終始し、それこそ「箸が転んでも」状態になってしまったわけです。あの頃話していたことも全てくだらなかったけど、今現在も全てくだらない話しかしてないと思うなあ。成長していないというわけでもないが、個々は大きく変わってはいないようです。
■あと、初めて知ったんだけど、S岡県ではけっこう皆「イルカ」を食べるんだそうで、驚いた。この話はS岡県出身の宮沢さんにもリサーチしてみたいと思う。
■撮影はまだ続きますが、私と共演者の瀬戸夏実さんは共に先に帰京。東京での撮影を迎える日まで、私はまだまだ非常に面白く大変な作業は続きます。瀬戸夏実さんには先日の顔合わせで初めてお会いしたのですが、非常に慎ましやかでかわいい人だなと印象を持ちました。一緒に撮影に入ってみたらあらビックリ、慎ましやかさと同時に迫力も持ち合わせていて、あと言うことなすことすごく面白い。仲良くなりたい人、ここに発見。同じ福島県出身ですが、私は浜通りで彼女は中通りです。福島県民以外何のことかはわからないと思いますが、浜通りと中通りには東京都北区と千葉県柏市ぐらいの隔たりがあると思って下さい。あ、例えが中途半端でわかりずらいっすね、逆に。
■ロケ地は本当にいいところだった。空気もいい匂い、緑は青青としていたなあ。ハードスケジュールな日々の中小さな旅行気分も味わえたし、何だか何かに誰かに全体に感謝したい気分。朝、一人でゆっくり散歩も出来た。贅沢な時間だった。また明日から稽古と台本と、そしてもう1つの稽古が始まるのです。F士山に向かって「今月どうぞ頑張りますので、何とか倒れないようにお願いします」と頭を下げた。体は倒れても心は倒れまへんでわて。体も出来る限り倒れまへんで、わて。
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