いのちを積み重ねる
- 2007/07/31
■ナフルはまどろんでいる。悩ましげです。
■生命エネルギーが低下している。目が腫れたり、皮膚が痛かったり。暑いからかな。雨が勢いよく降ると少し元気になります。毎日働いたり休んだり、自由な時間を過ごす中で、少しずつではあるけれど時間は確実に流れるという当たり前のことを実感しています。流れるのは当たり前だと、そうれはもちろんそうなんだけど。流れているから私は確実に歳をとっているのだし。それにしても、もう過去には決して戻りたくない。若くもなりたくない。何故そんなことを思ったのかというと、最近20歳ぐらいの時の自分が写っているテレビ番組のビデオを見てしまったからで、いろんな意味で「あれは一体何だ、お前は一体どうしたかったのだ?」と過去の自分自身に問いかけてみたのだが、というか思い出してみたのだが、返事はもちろんないのだ。本当のところ、たぶんあの頃の自分と今の自分はほんの少ししか変わらないのだろうな。理由なく私が写っていた。たいした理由もなくただもっさり立っていた。今ももっさりしていると思う、私は。それでも昔よりは今の自分の方がいい。
■さあ、あのビデオ。面白過ぎたな。
カバンとナフルの話
- 2007/05/17
■今日ももちろん稽古なんですが、写真にある私のカバンは目下大人気である。■稽古に行くには大きなカバンが便利である。ジャージや台本をぶっこんでいけるからだ。というわけで購入したのが2ヶ月前。本谷さんにも「いいね」と言ってもらい、友人のいせゆみこには「同じの買っても怒らないでね」とメールをもらい、先日稽古場に来た某劇団の制作Nさんの手には色違いの同じモノが。■今日決定的な瞬間があった。電車の中で抱いている赤ちゃんが泣き止まなくて困っているお母さんの前に私は偶然立った。赤ちゃんはずいぶん泣き疲れて、お母さんもあやし疲れているように見えた。ふと、赤ちゃんが私を見たのでちょっとふざけた顔をしてみせたら、泣き止んだが眉間にしわが寄った。何か気にくわなかったらしい。しかしそのすぐ後赤ちゃんが笑った。私のこのカバンを見て、笑ったのだ。笑うやいなやカバンに触りだした。声を上げて笑い出す赤ちゃん。恐縮し「本当にすみません、ほら、やめなさい」と赤ちゃんを諭すお母さん。そして私は赤ちゃんにもカバンを褒められた気分になり「どーぞ思う存分触らせて上げてください」と心も広めだ。■都合20
分程赤ちゃんの機嫌をとったカバンを買った自分を褒めてやりたい。■どうでもいい話だけどね。今日はナフルの推定誕生日。たぶん二歳になりました。
逞しさ
- 2007/05/13
■鬼の首をとったかのように、食らいつくナフル。
■先日稽古から帰ってきたら、毛玉を6つも吐いていた。
■そう言えば最近「猫草」を与えていなかったことに気がつき反省。猫は自分の舌で綺麗に毛づくろいをするので胃にどんどん抜け毛が溜まっていってしまう動物なのです。それを吐かせるのが飼い主の役目。吐かせるにはこの「猫草」を食べさせ、食道や胃に刺激を与えることが大切なんだそう。毎日吐く猫もいるらしいがナフルはあまり吐き癖がなく毛玉をどんどん溜めていってしまう体質のようなので、気をつけなければいけない。ごめん、ナフルや。
■以前より気にかけている近所の猫「ヨダレ」。見ればいつでもヨダレをたらしていて、息も荒く、死んじゃうんじゃねえかと不安になる。しかしヨダレスポットに行けば必ず会えるのだ。今日もやっぱりいた。息は荒いが逞しい。このまま頑張って寿命を全うして欲しい。
露天風呂
- 2007/05/09
■稽古。
■とにかく毎日ダッシュしているような稽古だ。稽古していると自分の体の癖、動き方の癖がわかってくる。私ってこんな動きをするのだな、と自分への理解を深めていく私ですが、まあ、正直、そんなこと深めてる場合じゃないね。どんどん私の体が先に行って切羽詰まりつつどこまで確実に攻めて行けるか、かなあ。何を言ってんだか。とにかく毎日が「初体験」のような舞台稽古です。・・・いつもこんなこと言ってないかい、オレは。
■新人ぶるのはやめたまえ!と誰かに怒られる前に、頑張ろうー。
■ナフルは最近、缶詰のキャットフードを好まなくなった。ある銘柄だけ苦手になったのかもしれないので種類を変えてみたりもしたが、どうにも減りが以前の全盛期に足りない。もうすぐ推定2歳(拾い猫なのであくまで推定)。カリカリカリカリと安いカリカリフードを食べるお前の背中が愛おしい。健康診断に行こうではないか、ナフル。
■夜、気分転換に近所の銭湯に歩いて行く。ここの古い銭湯は小さいが露天風呂もあるのでたまにふらっとひやかしに行く。銭湯にはいつでも太ったおばさんがいっぱいいて、その裸をみるのが相当面白い。今日は露天風呂で知らない人に「あんた、この辺の人?」と話しかけられたのだけど、そのおばさんはあまりに落合博満に似ていた。顔もさることながら、何かをコーチングしてくれそうな威厳さえ感じた。信子夫人では決してない。私は女風呂で落合監督に出会った。得したね!
守って!
- 2007/04/18
■家族のことでいろいろあって、週末母が上京していたのだが、今日の朝帰った。問題が一つ解決し、私の中では少しだけ肩の荷が下りたというか。まだまだ先は長いのだが。母とは結局一日しか会えなかったけど、姉弟と母と4人で食べた焼き肉(牛角)は美味しかった。
■部屋で「七瀬ふたたび」を読んでいたら突然窓の外が光り、そして地響きのようでもある落雷の音が鳴り響いた。このおんぼろ屋が揺れるほどの衝撃だったのでどこか近所に雷が落ちたのでしょう。猫はあまりの音に震えていた。
■普段テレビに興味を示さないナフルが俄然テレビの前を陣取りむずむずしながら鑑賞しているのがNHKの「ニャッキ!」である。この物語の主人公、ニャッキ(尺取り虫)を捕獲しようとナフルはニャッキの動きをじっくり見定め、さっ!と手をだしますが、そこは所詮ブラウン管の向こう側なのだよ、ナフル。とはいえ、何度も何度もニャッキを捕獲しようとするその姿はまるで成長した息子を見ているようで・・・涙。うそ。泣いてはいません。大爆笑してナフルの大冒険を楽しみました。また「ニャッキ!」を見せてあげたいと思います。喜んでくれることでしょう。
■筒井康隆「家族八景」、「七瀬ふたたび」読了。簡潔な文章が読みやすい。私も自分で書くときは、そうでありたいと思っている。
■生まれて初めて「パワーストーン」なるものを買ってプレゼントした。石に力があるのか私にはわからないけど店員さんにあなたをを守ってくれる石はこれですよ、と言われたら、私も「守って!守って!とにかくなんでもいいから守って!」という気になるじゃないか。この商売上手め。その手には乗らんぞ!
Recent Comments