ばたばたしたりおめでとう告知
- 2008/11/16
■慌ただしい日々。何だか目が痒いんですけど、これは何かの花粉でしょうか?
■金曜日はブルドッキングヘッドロック「とける」を観に行った。すごく面白かったです。私ぐらいの年齢の人間なら誰でも心に持つであろう思い出が蘇る、甘酸っぱい気持ちになる舞台でした。あと登場人物みんなイキイキしていて、素敵だった。いせゆみこ、右へ左へ東へ西へ大活躍で、ホントに楽しませてもらった。私の思ういせのよさがが存分に味わえて、大満足のワタシ。お時間がある方は是非観に行って下さい!
■きのうは「五人姉妹」で共演した稲毛礼子ちゃんの結婚パーティに行った。すごく幸せな気持ちになった。幸せ泣き。横を見ると共に共演した高山玲子と光瀬指絵が泣いていた。五人姉妹のうちの三人は泣いている。そんな私たちを見て新婦は笑っていた。いやあ、ホント嬉しい時間だったなあ。
■何か、最近よく思うことがあります。私は今32歳でして、32年も生きるとたくさんの出来事があって、いいことと同じくらい嫌なことも面倒なこともあります。失敗も多い。ありとあらゆる場面での失敗。人間関係でもうまくいかないことも多々あり、うまくいかないその相手のことを考えてしまったりすると勝手に悲しくなったり苦しくなったりしてしまいます。そういう時間も含めて32年、自分なりに頑張って来たかなと思うのです。もちろんこれからも新しい人と出会うため、新しい表現に出会うため、新しい考え方を発見するため頑張ろうと思います。なるべく失敗したくないけど、私の性格からいって今後もたくさんの失敗をする気がする。でもその失敗はいつかきっと役に立つんだよね。そんな風になっている。
■まだ来ぬ未来を杞憂しても意味がないんですが。そういう「杞憂」で時間をロスした時の、あの徒労感、嫌だね。
■昨日の楽しく幸福な時間はそんな私なりの頑張りへのご褒美と考えられないでしょうか。って、まあ別にご褒美もらう程頑張ってないかもしれないけど、稲毛礼子ちゃんと新郎矢内原充志さんの笑顔を見ていて、とても満たされ、自分の中の「いいこと」レベルがぐーん!と上がったのでした。おめでとう、れいちゃん!
※※※
■告知ですよ。
■12/6「赤い糸」(フジテレビ)に出演します。
■「赤い糸」は同時に映画も公開されます。12/20公開!こちらも出演しております。どうぞお願いします!
■アニメ「ピューと吹く!ジャガー」劇場版はなんと主演・真木よう子さんですよ。そして憧れの伊武雅刀さん。さらにはなんと板東英二さん!・・・すごいことになってるね、このアニメ。ワタクシも楽しみであります。
■それに先駆けましてフラッシュアニメDVDが発売になります。題名は「ピューと吹く!ジャガー リターン・オブ・1年ぶり 1」。12/8に全国のコンビニエンスストアで発売!コンビニでおにぎりと一緒に購入しよう!
※※
■そんなわけで、相馬くんの家にやってきた子猫「ポシュテ」の動画を見てなごみ終え、ばたばた準備をして、しばらく東京を離れます。
忘れてた
- 2008/08/19
■わけではないのだけど、16日は劇団兄貴の子供の公演
「流れ星だ。」を見に行ったんだった。
■mikuni yanaihara Projectで共演した山本圭祐がバッファロー吾郎のどちらにも(木村:竹若=4:6)似ていたのは今更な感想だからいいとして、お芝居面白かったです。マンガ大好きだねきっと、作家の小田学さんは。知らないけど。って小田さんは映画作家でもあるんだよなあ。水戸短編映像祭のコンペティション部門にノミネートされたり。多才だ。それに、OFFOFFシアターであんなビッグな仕掛け初めて見た。すげえなあって素直に思ったものさ。
■渡猛さんという人が、面白かったなあ。この人、前回公演でも面白かったので気になっていたのです。なんというか華があるし、長尾謙一郎のマンガに出てきそう。竹若も面白かった。あんまり汗かいてなかった。「五人姉妹」の時は瀑布のように汗かいてたくせに。
日々雑記
- 2008/07/29
■27日、「クライマーズ・ハイ」を観た。スクリーンに諸先輩方がたくさんいたこと(そして更に言えば皆素敵だったこと)にうっとりしつつも、これは非常に大変な手間時間がかかっている映画であることに圧倒されただただ頭を垂れた。
■これから見る人もいると思いますので、ネタバレしないように。堺雅人さんの何気ない仕草があって、強調された形で画面に映る。ああ、これはこの映画にとって大事な情報なのだなと認識し、そこから何故そのカットを強調したのか意図を考え、さらに何故その強調方法を用いたのか考えたら楽しくなった。たぶん、なんだけど、強調の仕方に監督の作家性が表れるのではないかと思うのだ。観ながらそこを追求するのは面白い。それは小説でも演劇でも同じなんだけど。そして私は高島(兄)が大好きなようだ(「間宮兄弟」を見たときも「面白い!!」と思ったんだけど、もしかしたら思い違いかもしれないと「好き認定:保留」にしておいたわけです)。見終わった後、ご飯を食べたり街をぶらぶらし家に帰りそれからしばらくしても尚、滝藤賢一さんという役者さんのことが頭から離れなかったのでネットで調べた。最近はこうやって何かとwikipedia頼りの生活だが、おかげで日々の疑問が気軽に解消されている。気軽さに疑問ももちろんあるのだけど。
■28日、夕暮れの空の色が美しかった。空の色が美しいと少し怖くなる。何か起こるような気がしてしまう。もちろんただの気のせいというか気分。
■ジョギングを始めた。「五人姉妹」の前にも少し走っていたのでつらい稽古にも耐えられたのだなと思う。そうやって自分が少しずつでもいいから変わって行けばいい。少しずつしか変われない。ジョギング中は正直つらい。楽しむ余裕はまだないのだ。走っている時気がつくとスポーツ選手のことを考えている。自分から一番遠くにいる、私が最も憧れる人たちのこと。一瞬でもスポーツ選手になった気分を味わっているのかもしれない。妄想だね。でも今確かに妄想が自分の足を動かしている。
糸と麻を買ってきた♪
- 2008/07/22
■「五人姉妹」が終わってから一週間。早いなあ。時間の過ぎるのはあっという間だ。
■この一週間は、
・風邪ひいた。朝起きると喘息っぽくなる。こういう時に限って発作止めを切らす。
・久しぶりの松本清張。「落差」・・・あんまり面白くなかったと思う。ただ、主人公の男がものすごい女たらしでその「女を落とす口上」や「女と寝るための手練手管」が最高にむかついたし気持ち悪い。こいつ早く破滅すればいいのにと思いながら読んだのでもしかしたら面白かったということなのかもしれない。
・様々な殺人事件を追ったドキュメンタリーを読む。あまりのひどさに絶句する事件多いね。全然覚えてない事件も多くて自分にビックリした。毎日ニュースを見ているつもりでもすぐに忘れてしまうものなんだな。それにしても、日々凄惨すぎる。何故人は人を殺すのか(何故って考えたところで答えが出る問題じゃないが)、殺す前の精神状態、そして殺人を犯した人間がどんな言葉をもって動機を述べるのか謝罪するのか、そんなことがここ最近気になっている。
・大阪から幼なじみSさんが来た。幼なじみ家族の食事会にお邪魔する。皆で、幼なじみの妹Mちゃんが並んで買って来てくれた大人気の「クリスピークリームドーナツ」を食べる。生まれて初めて食べた(自分で並ぶ気ゼロだから)。美味しかった。
・さらにもう一人の幼なじみAちゃんと、Sさん、私で会う。丸ビル。Aちゃんに引率していただき新丸ビルにも入ってみる。入っただけ。
・
お見舞い/女子高生
- 2008/07/17
■宮沢さんのお見舞いに行く。
■実は何度か行っていた。「五人姉妹」の稽古中に「入院」の一報が入り次の日に見舞った。その時の宮沢さんは車いすで酸素ボンベを装着していた。見舞った私に気を使ってくれて入院時のエピソード等を話してくれるのだが、息が荒く苦しそうだったので、どうぞ喋らないで下さいと思ったものだ。
■今日は非常に元気そうだった。順調に快復しているようで嬉しかった。一緒に行った矢内原美邦さんといせゆみこと高橋啓祐さんと女子高生Mさんと楽しく話をした。どうか早くよくなりますようにと願うばかりだ。
■さて「女子高生Mさん」とは別に宮沢さんの教え子でもなんでもなく、それはつい最近まで共演していた三坂知絵子さんのことなんですけどね、彼女、女子高生の格好で来たんですよ、お見舞いに。待ち合わせ場所で絶句した私たちに向かって「宮沢さんに笑って欲しくて・・・」って言うんですよ。なんつうか、すごいですよ、その考え方が。だって完璧に間違ってるもん。間違ってるけど、すごい。そして似合っているのがまたすごい(似合うということは「コスプレとして似合う」という意味と共に「ちょい頑張れば女子高生に見えるほど似合う」っていう凄い意味も含んでいます)。まあ、三坂さんとは「トーキョー・ボディ」からのお付き合いなんだけど、事あるごとに私の心に爆弾を仕掛けてくる人で、それが爆発すると私はものすごいびっくりするわけです。「何それどうゆうこと??」みたいな。きっといろいろ正反対なのかもしれないし、でもそこが面白くて、いいんですけどね。普段は知的でかわいい女の子でもあるから、そのギャップに私が驚かされているわけです。全く慣れねえ。
■総じて、面白くてかわいい人です、三坂さん。「かさぎさんも是非一緒に女子高生に・・・」と誘われましたが丁重にしかしきっぱりお断りしました。
■宮沢さんは三坂さんを見るや否や、「何その格好?」とつっこんでいました。そりゃそうだ。
ご来場ありがとうございました
- 2008/07/14
■「五人姉妹」準備公演は無事に終了致しました。見に来て下さった皆様本当にありがとうございました!
■たくさんのお客様に足を運んでいただき、そしてたくさんのご感想をいただきました。試行錯誤した舞台にたくさんの方が喜んで下さったということは本当にありがたかった。日々の心の支えになったし、「明日も平常心でいい舞台を」と毎日心のフンドシをしめ直せた。本当に感謝しております。個人的には課題もたくさん残りましたが、とにかく本公演まで体力をつけるとか体力をつけるとか体力をつけるということを頑張りたい。
■共演者にも本当に恵まれました。全員野球。チームプレーで乗り切れた。誰かが疲れた時には皆で褒め合いテンションアップ。誰かがメイク用品を忘れたらさっと差し出す。コーラを買ったら回しのみ。助け合い運動推進劇団、それがミクニヤナイハラプロジェクト(劇団じゃないけど)。だからね、「皆面白かった」という感想は本当に嬉しかった。皆で1つのものを作っていたんだという意識がものすごく強い。
■そして我らがリーダー、尊敬するミクニさんに感謝を。本当に面白かったし悩んだし楽しんだし勉強になった。挑戦させてもらえた。このプロジェクトに参加できて私は本当に幸福なのである。
※
■この何ヶ月か本当に休む暇がなかったです。アデューの台本を書き始めてから今日まで・・・約半年。「五人姉妹は」アデューが終わって次の日からフルスロットルでした。よく倒れなかったなあ。高山玲子ちゃんにも指摘されたけど、歳を重ねるにつれ健康になっている気がするよ。本番終わって今日月曜日本当に久しぶりに「休み」だなあと感じています。何していいかわからん。とりあえずアデューの制作用具とか片付けてみた。遅いよ。
■これから、次回のアデューのことを考えてみようと思います。
日曜の夜追加公演決定!
- 2008/07/11
■「五人姉妹」日曜夜6時から追加公演が決定しました!皆さん是非是非是非見に来てくださいね!
※※
■今日の本番前上記のように追加公演が決まりました。売り切れだと思っていたアナタ!アナタ!是非たくさんの方に見ていただきたい舞台です。aplacetodie@hotmail.comまでメールをいただければご予約させていただきます。心よりお待ちしています。
■今日は3ステージ目。終演後ちょっとフラフラしてしまいましたが大丈夫大丈夫。乳酸たまってるけど大丈夫!田中夢からもらったキレートレモンがぶ飲みで乗り切ります。たくさんのお客様にありがたいお言葉をいただき励みになります。明日も頑張ります。
プリコグのホームページにチケットフォームもあります!
■終演してお客さんとお話ししている時間も、帰りの電車の中でも考えている。果たしてベストはどこにあるのか?と。やはり舞台上に立つ私たち6人でのベストを目指したい。今出来ることはなんだろう?今この瞬間私の役割は?そしてやはり今この時点でのベストを出したいのだ。水泳や陸上のようにタイムでは計れないが・・・それでも毎日自分の納得いく着地点を目指したい。
二日目終了/恥ずかしげもなく
- 2008/07/11
■二日目終了。矢内原さんと話しをする。役者とも話しをする。今日の舞台についてのことだ。矢内原さんは「この先さらによくなるために考えないとダメだ」と言った。その通りだ。私はたまに考える、役者とは何なのかと。役者を始めてもう何年にもなる。確かに楽しいことも嬉しいこともたくさんあるがそればかりではない。苦しいこともたくさんある。それでも尚私たちは役者であり続ける・・・それは何故だろうと(そうやってたまに自分を見つめ直すのです)。今日帰りの電車の中でふと「私、もしくは私たちは表現を愛している」という言葉が浮かんだ。恥ずかしい言葉である。それを百も承知で書きます。でも愛という言葉以外思いつかなかったんだ。強い思いなだけに気恥ずかしい。しかしこれは重要なことだ。私たちは表現を欲しているし、愛している。そして今新しい表現を生み出そうとしている。それは簡単なことでは全くないので悩むのも思考するのも当然。それが役者だよ(上記の答え)といっても過言ではない。
■たまに質問される。「何故そんなに舞台をやるの?舞台好きだねえ」と。そんなことを質問されると正直「うーん」って唸ってしまうのだけど。好きだよ、確かに。
■いつも思い出すことがある。高校生だった私が初めて自分でお金を出して芝居を観に行った時のことだ。その日私は前から4列目の席に座り、開演からカーテンコールまで泣きっぱなしだった。間近で人が動いているその事自体の力強さに感動したのだ。たったそれだけのことが私を大きく揺さぶった。今思えば役者は何ヶ月かの稽古をしてその舞台に立ったはずで、それはやはり研ぎすまされた表現でありだからこそ私は感動したのだと思う。あの時の体験は大きかった。
■そしていくつかの岐路を経て今私は舞台に立っている。おのおののやり方で研ぎすまされた表現を目指すことが役者の仕事だと今信じる。そこに愛が存在していることも今日知った。恐れることなく考えよう。明日の舞台がよくなるために。たくさんのことを再認識させてくれる矢内原さんと私たち役者とスタッフのみなさんと一緒に明日の舞台がよくなるように考えよう。舞台にあがる五人姉妹と執事の計6人で「五人姉妹」を最高のものにしよう。一度ゼロになることを恐れずにまた明日新しい舞台を作り上げよう。そしてもっともっともっともっとタフになり、強い表現者になるのだっていうのは私個人の目標。
■そんなわけで何だかまとまりのない日記になってしまいました。すみません。とにかくもっといい舞台にしたいんです。そんなこんなの満員御礼「五人姉妹」、是非皆様見に来て下さい!
稽古が終了し
- 2008/07/06
■今日横浜急な坂スタジオでの稽古が終了した。明日から小屋入り。
■アデューが終わって今日まであまり休まずに走って来れたのはミクニヤナイハラさんの強い強い引力のおかげだと思う。今日まで一体何を得て何を捨てたのか思い出せない程中身の濃い日々だった。大変だったけれどとても幸福な日々だったことは間違いない。
■毎日ね本当にいろいろ戦いが生まれるわけです。燃えたり凹んだりでしたが、少しずつ少しずつ構築されていく世界を自分の体で感じることができました。いやあ、それにしても驚くべきはアデューが終わってからまだ一ヶ月経っていないということですよ!
■そして小屋入り。これからまたたくさんの変更があるだろうな。とにかく頑張ろう。そしてきっと新しい舞台が生まれる。楽日まで思い切ってがむしゃらに走りたい。新しい舞台を生むために走る。それが役者にとって一番の喜びだと思います。
■そんなわけで、「五人姉妹」是非是非見に来て下さい!
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