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牛尾千聖のページ・ムーンライダーズコンサート

  • 2016/12/18

女優の牛尾さんが新しいサイトを作った!作ったのは私のブログを作ってくれた相馬称くんです。相馬くんさすがだねえ。

牛尾千聖のページだそうです。

わかりやすい名前でいいね。
私もこのブログの名前を笠木泉のブログにしよう(今更)。
リンク欄にもありますので、ぜひみんなちょこちょこ見に行ってください。

ーーーーーーー

年の瀬、15日にムーンライダーズのコンサートに出演させていただいたという今年のご褒美。
全てが感動的でした。
リハーサルではわちゃわちゃしてしまいましたが、本番はとても楽しかった。
お客様と一緒にムーンライダーズのステージを楽しませていただきました。
あの場にいることができたなんて、本当に幸せ者です。

私はムーンライダーズと同い年。
感無量。
かっこいい40周年。
鈴木慶一さんと出会ったのは遊園地再生事業団の舞台「あの小説の中で集まろう」。
それが20年前です。
稽古場で、みんなでムーンライダーズ20周年記念のアルバムを聴いたんだった。

生きること、音楽はいつまでも素晴らしい。
大好きな曲もたくさん演奏してくれて、うれしかったなあ。
でも、もっともっと他の曲も聴きたいな。
またコンサートやってほしい。

慶一さん、ムーンライダーズの皆様、40周年本当におめでとうございます!

<告知>11月15日「鈴木慶一ミュージシャン生活45周年ライブ」に出演します

  • 2015/11/11

<告知です>

なんと、15日に鈴木慶一さんのミュージシャン活動45周年ライブに出演することになりました。

鈴木慶一さんとは宮沢章夫さん作演出の舞台、遊園地再生事業団「あの小説の中で集まろう」で共演させて頂きました。1997年か…21歳…輝いていたあの頃…まあ、私自身が本当に輝いていたかどうかはアレですが、あの舞台は今でもとても大切な宝物です。

そして時を重ね、今回こんな機会に恵まれ、また一つ大切な宝物が増える気がしております。感謝の気持ちでいっぱいです。

お時間ある方は是非渋谷B.Y.Gへ足をお運び下さい。

楽しみだなあ!

慶一さんのtwitterアカウントです。→ @keiichi_suzuki

はえぎわ「ハエのように舞い、牛は笑う」

  • 2014/06/25

2014_haenoyounimai_01

はえぎわ15周年(おめでとうございます)「ハエのように舞い、牛は笑う」の公演に出演させて頂きます。

はえぎわの公演に初めて出演したのが「ガラパコスパコス」の初演。
それから「◯◯トアル風景」「Im here」「ライフスタイル体操第一」「ガラパコスパコス」の再演、と出演させて頂き、今回6回目になります。
なんと幸せなことでしょう。
今回もはえめんの皆様と一緒に突っ走りたいと思います。

チラシの写真が不穏な雰囲気を醸し出しています。

今回は遊園地再生事業団の上村聡くんも出演するとのことで、それも楽しみです。
皆で面白いものが作れるといいなあ。

是非皆様はえぎわの今を観に来て下さい。

「ヒネミの商人」公演情報

  • 2014/02/08

宣伝写真2

宣伝写真3-1

 

遊園地再生事業団プロデュース「ヒネミの商人」

出演

中村ゆうじ、宮川賢、片岡礼子、ノゾエ征爾、笠木泉、上村聡、佐々木幸子、牛尾千聖、山村麻由美

スタッフ

作・演出・美術:宮沢章夫
舞台監督:川除学
音楽:桜井圭介
音響:中田摩利子(OFFICE my on)+半田充(MMS)
照明:木藤歩
衣装:山本有子(ミシン☆ロックス)
演出助手:山本健介(ジエン社)、興野汐里
宣伝美術:相馬称
宣伝写真:今野裕一郎
タイトルロゴ:児玉悟之
制作:金長隆子
主催:遊園地再生事業団、株式会社ルアプル
協力:ASH&D、E-Pin企画、エースエージェント、M3&Co.、ビタミン大使「ABC」、MY Promotion Inc.、ミシン☆ロックス、リバースプロジェクト、至福団、坂本志保
後援:杉並区
提携:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺

日程

2014年3月20日(木)〜30日(日)2014年3月20日(木)19:00
2014年3月21日(金・祝)14:00/19:00
2014年3月22日(土)14:00★/19:00
2014年3月23日(日)14:00/19:00
2014年3月24日(月)19:00
2014年3月25日(火)19:00
2014年3月26日(水)19:00
2014年3月27日(木)19:00
2014年3月28日(金)19:00
2014年3月29日(土)14:00★/19:00
2014年3月30日(日)14:00※受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前。 ※アフタートークの予定あり(決定次第サイトにて随時発表いたします)。
★印公演、託児サービスあり(定員あり・対象年齢1歳~未就学児・1週間前までに要予約)料金:1,000円。*お申し込みは座・高円寺チケットボックスまで

会場

座・高円寺1

公演のお問い合わせ

株式会社ルアプル
[E-mail] info@roa-polo.com
[TEL] 080-8470-5550
※※
チケットをご用命の方は、
こちらまでメールを下さい。
私がチケットをご用意させていただきます!
皆さんのご来場を心よりお待ちしております。

恵方巻って/上村聡くん

  • 2014/02/04

宣伝写真1

これは私です。

驚いたのですが、恵方巻の売りっぷり。

今日会った上村聡くんと、「あれは一体どういうことなんだ」と話し合いました。

何かの陰謀だとしか思えません。

さあ、明日は「ヒネミの商人」の稽古。

※※

今回共演する遊園地再生事業団の上村聡くんとはもう10年のおつきあいになります。

まだまだ謎が多い人です。

どういう人なんだろ、上村くんって…。

あまりに自分と違い過ぎてわからない。

でも、とても優しい方です(でも、ってなんだかね)。

初めて共演した遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」では、義理の姉弟という役柄だったんだ。

危険な関係の役でしたね。

ああ、そうだ、久しぶりにそんなことを思い出しました。

今では何だかよくわからない友達のような同志のような弟のような兄のような、

そんな存在です。

コロッケやハンバーグなど、ひき肉料理があんまり好きではないらしいです。

舞台上の上村くんを客席から見るのが好きなのですが、

今回は同じ舞台に上がれる。

とても嬉しいです。

 

 

シティボーイズミックス終了しました

  • 2013/05/12

 

シティボーイズミックスpresents「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」。

全ての舞台が無事に終了いたしました。

ご来場下さった皆様、応援して下さった皆様、本当に本当にありがとうございました。

 

参加すると決まった日から北九州公演が終わり羽田空港に帰って来たその瞬間まで、

長い時間ずっとずっと緊張していた気がします。

最寄り駅へと行くリムジンバスの中で一息ついたとき、

「ああ、本当に終わってしまったのだ」

と実感すると同時に、どっと身体が重くなりました。

身体がびっくりしているというか。

まあ、出演が決まった時も人生で初めて「腰を抜かして立てない」という漫画みたいな経験をしたのですが。

身体って面白いなあ。

ほっとしたのか、終わってから少し体調も崩し(もう治りましたので大丈夫です)、

本番中はよほど気が張っていたのだろうと思います。

無事に、無事に終えることが出来てよかった。

 

稽古中は毎日が驚きの連続でした。

コントの経験がない自分が百戦錬磨の皆さんについていけるのか、不安でした。

そんな私に皆さんはたくさんの言葉をくれました。

演技のアドバイスや笑いについての話、時にくだらない話まで、優しく。

憧れの、かっこいいお父さん、お兄さんたち。

一人一人に、「私はどれだけ皆さんのことが好きか」ということを聞かせたかったですが、

迷惑なのでもちろんやめましたよ。

好き故に、びびる私。

まあ、でも、同じ舞台にあがる以上びびっていても緊張していても仕方ないのだ、と何度も自分に言い聞かせ。

どんな泥だらけになっても皆についていくと覚悟を決めて、本番に臨みました。

正直、初日は震えが止まりませんでした。

それから楽日まで、

自分が舞台袖でスタンバイをしている最中の、

小道具のCDを持つ手のひらの汗が自分でも引く程で、

ああ、緊張はいつまでも私にのしかかって来るのだと感じたものです。

そして、

日々進化する本番の舞台。

舞台袖でじっと見ていて、皆さんのコントが変化して行くことに驚き、そしてそれを見続けることができるという幸福。

それぞれの生き様を見ることが出来ると言う幸福。

ただただ、幸せでした。

そして、舞台上で、皆さんと目を合わせて呼吸を合わせて芝居をすることができる幸福。

喜んでくださるお客様。

途中から「ああ、終わって欲しくない」と思うようになりました。

でも、舞台は必ず終わりを迎えます。

それは、知っています。

だから、終わりの日まで平常心でいられるように、

ただひたすら気持ちを整え、身体を整え、自分をゼロにして、毎日舞台に上がることにしました。

それでも揺らぐのが人のキモチ。

全てが終わってしまうという事実、その瞬間は意外とすんなり受け止められます。

役者なので、経験上多少は慣れているからです。

でも、ふと、時間が経過した時に、空洞に気がつく。

空洞の大きさに、その存在の大きさが比例します。

 

 

(演出の)宮沢さんの舞台に出演するのは、本当に久しぶりでした。

遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」以来ですから8年ぶりでしょうか。

8年。

私にとってこの8年はとても長い時間でした。

いろいろなことがあり、

いろいろな変化があり、

そしていろいろな舞台に出させていただき、

ほんの少し経験も積んだでしょうか。

しかし、

自分でも驚いたのが、

この稽古中に、遊園地再生事業団「知覚の庭」の夢を見たことです。

19歳で宮沢さんの演出を受けました。

まだ大学生でした。

3ヶ月稽古し、30回通し稽古をした初舞台。

必死だったけど、とても幸せな経験でした。

それで演劇をやめてしまってもよかったぐらいの濃密な時間でした。

でも、私はその後「やめずにこのまま舞台に関わって生きていく」ことを選び、こんな感じで今に至るわけです。

今回あっという間に私はあの日々に戻りました。

原点を振り返る作業。

手探りと緊張。

そして芝居とは。

宮沢さんのダメ出しは私を原点に戻してくれる。

そんな感覚を受けました。

稽古場は共演の皆さんやスタッフの皆さんとチームでものを作って行く場所ですが、

徹底的に自分と向き合う場所でもあります。

自己肯定も自己否定も迷いも、そんな自分を遠くから眺めることもできる。

そんな自分を抱えて人前に立つということはとても怖いことだと、改めて感じることがありました。

そんな時に、宮沢さんが言った言葉。

何と言って下さったのかは、まあ、内緒なんですが。

本当に大切なことはとてもシンプルなことであるということを、またこの「稽古場」という場所で再確認できた。

それがとても嬉しかったし、ありがたかったです。

私にとって宮沢さんは、人生でたった一人の師匠です。

 

 

※※※

北九州、小倉はとてもいい土地でした。

九州はほぼ初めての私。

一人で散歩する時間ができたので、商店街に入り、「北九州うどん」の「資さんうどん」を食べ、市場を歩く。

どこかのんびりした時間に、心が落ち着きました。

街を流れる川もよかった。

そして、「松本清張記念館」も行きましたよ。

まっちゃんファンとしては、念願の、ええ、念願のです。

一時期松本清張の小説(時代小説除く)読みふけっている時期がありまして、

1日1冊ペースで、がつがつこなし過ぎて、短編なんかはもうストーリーと題名がごっちゃになってしまっているぐらいです。

記念館に飾られた生原稿や書斎を見るに、ああここであの美しい言葉が文章がと胸が熱くなりました。

また時間があったら、ゆっくり行きたいなあ、小倉。

 

最後に、

ASH&Dのみなさん、舞台スタッフのみなさんに、稽古場で舞台裏で日々本当に助けて頂きました。

おかげで怪我せず大きな失敗もせず転びもせず何とか舞台を続けることができました。

感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

 

そして、

大竹さん、きたろうさん、斉木さん、中村さん、いとうさん、戌井さん。

宮沢さん。

本当にありがとうございました。

そしてそして、

たくさんのお客様に、感謝します。

メールを下さった方、応援して下さった皆様、ありがとうございました。

 

 

※※

では、私ははえぎわの稽古に。

次ははえぎわですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅の覚え書き/大阪編

  • 2013/04/26

18日

大阪入り。

夜、大阪に住む幼なじみであり親友のSちゃんと待ち合わせしてごはんを食べる。

明日小屋入りなのでと気をつかってくれて、野菜料理の店に。

少し食べる。

美味しかった。

舞台の話から始まり、食べ物の話、くだらない話など。

シアタードラマシティは梅田にある。

大阪は全く詳しくないが、この街にはほんの少しだけ思い出がある。

高校3年生の時Sちゃんともう一人のおさななじみAちゃんと一緒に青春18きっぷで東京から大阪まで旅行したことがあるのだ。

当時国鉄に務めていた私の父が大阪駅近くにある国鉄の簡易宿泊所を借りてくれ、そこで一泊した。

畳の部屋で、騒いだり、喧嘩したり。

今思えば友達だけで旅行するのは生まれて初めて。

少し興奮していたのだろう。

何だかすねた記憶がある。

その時の梅田は、なにもない、だだっぴろい印象だった(現在ヨドバシ梅田がある方です)。

今の風景とは全く別物で面影もない。

Sちゃんはこの旅行の後、家族で海外に移住し、今現在は結婚して大阪にいる。

宿泊先で台本を読む。

セリフを言えるかどうかチェックする。

忘れていたらどうしようと、気が気でない(小心者)。

 

19日

あまり眠れなかったが意外と元気。

シアタードラマシティ、小屋入り。

午前中は散歩をして身体を動かす。

路地に野良猫はいないかと探したが、収穫なし。

楽屋に入り、劇場へ。

劇場の広さに驚く。

パブリックシアターとはまた異なったタイプの客席で、横に広い。

声を出したり、きっかけを稽古したり。

そして大阪初日。

東京で15ステージやってきたけれど、やはり緊張する。

舞台袖で、手汗を拭い、舞台に。

そして無事終了。

お客様があたたかい拍手をくれた。

何だか泣きそうになってしまった。

 

20日

今日は昼と夜公演。

朝、散歩。

何だかめちゃめちゃ寒い。

一人で阪急三番街やその近辺をぷらぷらする。

寒すぎる…。

目に入ったレースの変なカーディガンを買ってしまいそうになり思いとどまる。

だいいちレースでは寒さ対策にならないではないか。

思いとどまり本当によかった。

喫茶店にでも入ろうかと思ったが、コーヒーを飲むとお腹が一杯になり舞台に差し支えるのでやめる。

小屋入り。

昼公演と夜公演の間が短いので、化粧を直したりご飯を食べたりしているとあっという間に本番だ。

ストレッチしていたら腰が痛いことに気がつく。

不安になって(小心者)、いろいろ体操し、何とか治った。

昼も夜も楽しかった。

緊張はするけど、わくわくもする。

毎回どんな舞台になるのか、自分でも全く想像がつかないからだ。

夜公演には、ヨーロッパ企画の本多くんと矢内原美邦さんと東京から相馬くんが来てくれた。

宮沢さんと映像の高橋さんと上村くん達と皆で一緒に劇場近くの居酒屋へ。

わいわい楽しかった。

ミクニさんからふりかけと猫のポーチをいただく。

冷たい雨が降っていた夜。

 

21日

昼公演で大阪は終わり。

あっという間だ。

朝晴れたがやはり寒い。早く起きてまたもや一人で散歩。

薬局や、コンビニや、ぐるぐる回る。

舞台はいろいろ面白いことがあったが、無事に大阪千秋楽終了。

(舞台のことは、北九州公演が終わってからゆっくり書きます)

お客様も毎日満員で嬉しかった。

個人的にも忘れられない舞台になった。

劇場には旧友・南波典子さんと旦那さんの佐藤さんが来てくれた。

南波さんは93年の遊園地再生事業団「トーキョー・ボディ」で共演して以来のお友達だ。

佐藤さんも遊園地再生事業団「ニュータウン入口」に出演している。

お二人は現在は奈良在住なので、なかなか頻繁には会えない。

元気そうな顔が見れて、よかった。

南波さんのブログを毎日楽しみに読んでいるので、今後も書き続けて欲しいと頼む。

東京からのお客様も来てくれた。嬉しい。ありがとう、島くん。

そしてSちゃん夫婦も見に来てくれた。

21日はSちゃんの誕生日でもあり、そんなこともあり、喜んでもらえたかな、いい誕生日になったかな。

夜、ABCホールに移動し、ナイロン100℃「ゴドーは待たれながら」を観劇。

いとうせいこうさんの戯曲、ケラさんの演出、そして大倉孝二くんの一人芝居。

かつてはこの「ゴドー」をきたろうさんが演じたというこの舞台。

絶対に見逃してはならないと思いつつ、東京では見れなかったのだ。

今日はいとうさんがアフタートークに出演するとのことで、これはと思いチケットをとった。

舞台はおかしみと哀しみに彩られた世界だった。

そして大倉くんのゴドーは、笑顔でありつつも深い絶望を抱えているように見えて、何度となく涙が出そうになった。

そして、敢えて書くと。

私も一応役者をやっているのでわかる。

あの台詞量もさることながら、

一人であれだけの重量のある舞台を支えることの「重さ」を。

「重さ」はプレッシャーに変化し、自分を圧迫する。

日々を浸食しかねない程の圧迫。

しかしそれは力にしなければならないし、跳ね返さなければならない。

大倉くんの姿を見ていると、その「重さ」を飲み込んだ巨大な怪物になっているような気がした。

跳ね返さず飲み込んだ、その潔さ。

ただそこに立つ怪物に震えた。

心の中で何度も、恥ずかしながら自分のこと、甘さについて考えた。

アフタートークはケラさんといとう(せいこう)さんと大倉くんと、スペシャルゲストできたろうさん。

4人のお話はとても楽しかった。

きたろうさんが大倉くんの姿を嬉しそうに見ているのが印象的だった。

終演後、楽屋に挨拶に行く。

大倉くんは痩せていたが笑顔だった。よかったー。

図々しく打ち上げに参加させていただき、ケラさんはじめ皆さんとお話をする。

いとうさんがこの戯曲を書いたのが32歳の時だと知り、驚く。

ああ、きたろうさんの「ゴドーは待たれながら」も見たいー。

 

 

では、名古屋編に続く。

 

 

 

 

 

 

 

シティボーイズミックス、18年

  • 2013/01/18

驚くことに、4月のシティボーイズミックスに出演することになった。

出演が決まってから今日まで、実は今も自分の中で整理できていない。

人生でこんなに驚くことがあるだろうかというくらい驚いた。

家族に確認した。

「こんなことってあるのか?何かの間違いじゃない?落とし穴に落ちないか?」と。

そして、それは間違いではなかった。

どうしたらいいのか、気が動転した(今もしている)。

ただただ、私は幸せだ、としか言いようがない。

稽古を見れるだけで、心から幸せだ。

コントを見て、泣いてしまうかもしれない。

という、気持ちをひとまず置いておいて、お客さんに楽しんでもらえるよう稽古を頑張りたい。

いつも通り、平常心で。

無理だ。

自分が楽しみたくてしょうがないくせに、お客さんに…とか気取ったことをいいやがって。私のばか。

いや、無理じゃない。

私は自分に厳しくしなければどんどんダメになるタイプの人間なので、

ここはひとつ、

気合を入れて、稽古に勤しみたい。

褒められても育たない。

自分を褒めると失敗する。

要するにお調子者の、所謂悲しい人間なのだ。

でもそんな悲しみも思いも全て放り投げていこうと思う。

うまく書けないが、いつも以上に平常心で無我夢中を心掛けて、精一杯今年を生きたい。

 

※※

そして、

宮沢(章夫)さんの演出を受けるのは遊園地再生事業団の公演「トーキョー/不在/ハムレット」以来だ。これは10年前?

しかもコントは20歳の時に出演した「スチャダラ2010」以来じゃないか。

今、37歳。

宮沢さんに出会って、18年。

18年?

(しばしの時間を置き)。

それは大変なことだ。

私、頑張ります。

もし、どこかの劇場でチラシを見ることがあったらうれしいです。

鈴木理策さんの撮影です。

すべて本当にかっこいい写真です。

スーツ姿の5人があまりにかっこいい。

ぞくぞくします。

(あ、私の写真はプロフィール写真ですので鈴木さん撮影ではありません、念のため)

 

 

遊園地再生事業団#18「トータル・リビング 1986-2011 」

  • 2011/10/12

遊園地再生事業団#18「トータル・リビング 1986-2011 」

10/14(金) 19:30(アフタートーク/高橋源一郎さん)
10/15(土) 14:00/19:30(アフタートーク/いとうせいこうさん)
10/16(日) 14:00(アフタートーク/岡室美奈子さん)
10/17(月) 19:30
10/18(火) 14:00/19:30
10/19(水) 19:30
10/20(木) 19:30(アフタートーク/出演者)
10/21(金) 19:30
10/22(土) 14:00/19:30
10/23(日) 14:00/19:30
10/24(月) 14:00

作・演出
宮沢章夫

出演
上村 聡
  
牛尾千聖
  
大場みなみ
  
上村 梓
  
今野裕一郎
  
時田光洋
  
野々山貴之
  
橋本和加子
  
矢沢 誠
  
 
永井秀樹

美術
林 巻子
音楽
杉本佳一(FourColor/FilFla)
衣裳
山本哲也(POTTO)
照明
齋藤茂男(シアタークリエイション)
音響
半田 充(MMS)
映像
今野裕一郎
ドラマトゥルク
桜井圭介
舞台監督
田中 翼、大友圭一郎
演出助手
山本健介、石原裕也
宣伝写真
小山泰介
デザイン
相馬 称
制作
ルアプル(金長隆子)
製作
遊園地再生事業団
共同製作
フェスティバル/トーキョー

私はお手伝いをしています(出演しておりません)。今も楽屋で皆が「場当たり」をしている音を聞きながらこのブログを書いているのです。

あの日から今日まで続く日々にこつこつ作り上げ、もうすぐひとつの作品が出来上がります。通し稽古を見て、私はたくさんの記憶が呼び起こされ、涙が止まらなくなりました。あの日、私たちが経験したあの瞬間。そして現在、長く続くであろう未来。

お時間あるかたは是非ともにしすがも創造舎まで足をお運び下さい。

バナナ

  • 2011/10/05

舞台が終わって一週間強。実はまだ右臀部から太ももにかけて鈍い痛みがあります。これは筋肉痛じゃないね、たぶん。なんだろう。確かに京都公演は足が辛くて、本番に入ってからはカーテンコールが終わると苦しくて叫びそうになっていたっけ。

横浜は急に寒くなり、私も体調を崩し気味です。というより、ずっと蓄積されてきた疲れや体のゴミのようなものが今ふつふつと燃え出し、私を地味に苦しめている感じです。だるいんですね、ずっと。アレルギーのような、アトピーのようなものも出て来ました。これは何も舞台をやってからというだけではなく、昨年からずっとずっと溜まっているもののように感じます。

昨年からずっと長いこと、小さな休みこそあれ、ほとんど突っ走って来ました。「前向き!タイモン」が終わり、今ようやく一区切りがついたのだと思ったり思わなかったり。

3月11日からずっと心休まることなく頑張っておられる方もたくさんいらっしゃいます。その方たちに感謝をしつつ、私がこれから出来ることは何だろうかと時間をかけながらでも考えて行こうと思います。

たくさんの言葉が私を揺さぶり続けたこの7ヶ月。まだまだ先は長いです。一生、その先も続く長い長い福島の未来について。ひとまず今年はこれからいわきのボランティアに行ってハワイアンセンターに行こうと思います。その前に遊園地再生事業団の公演のお手伝いに行きたいと思います。是非皆様見に来て下さい。よろしくお願い致します。

※※
ところで今日久しぶりにベーグルを焼きました(冷凍バナナを食べてしまいたかったので)。全然いい感じにはできなかったけど(寒かったのかあまり発酵しなかった気がする)、感慨深かった。何故なら2月3月はどうしてか「お菓子づくり/パン作り」に凝っていて、ベーグルを焼いたりしていたのです。最後に焼いたのが3月10日。写真が残っています。あの日以来、パンを作ろうなんて気に全くならなかった。そして今日朝起きて突然焼いてみて、「ああ」と思いました。周りが妙に固いバナナベーグルを食べながら、生きることについて考えて、また明日も私のやるべきことをやろうと思った。強く思わなければいけない。

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