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旅ゆけば猫

  • 2008/01/15

13日、久しぶりにboku-makuhariで共演した青山麻紀子に会う。久しぶり過ぎて話す事があり過ぎ、たくさん喋ったが、たわいもない会話の中でいちいち腑に落ちる発言多く、帰りの電車でふとそう思った。何を話していてもあまり反対意見がでてこない。いちいち納得させてくれる。さすが大学の後輩。役者をやっていて日本女子大学の卒業生ってあんまり会わないから、貴重なんですよ。あまりに冷える一日だった。薄着で出かけて激しく後悔。渋谷のマツモトキヨシでホッカイロならぬ「ぽかぽか物語」を買うも、全然温かくならねえ。ぽかぽか物語なくせに!

14日、家にたくさん人が来た。友人のイッガ智三さんがタイ鍋を作ってくれた。超美味かった。なんだあれ。なに入ってんだ。人見知りのナフルが役者の田中夢にだけ腹を見せて甘えていたのには驚いた。夢は「自称・猫語を話せる女」らしく、私はいつも首をひねっていたのだが、今日ばかりは信じた。あいつは猫語を喋れるのだ、きっと。食べ過ぎた。こっそりダイエットを始めたのが4日前、さっそく挫折状態。

※※

最近「ハチミツとクローバー」を読んでいる。ドラマは見てないけど。みんな、かわいいなあと思いながら読んでいると突然泣かされる。私の学生時代はあんなに明るく輝いていなかったのですごく眩しい。眩しすぎてクラクラする。あと美大というシュチュエーションもあってか皆芸術家気質なのが眩しい。行き詰まると作品を創るとか、眩しすぎるよ。

例えば、私の高校時代のクラスメートは実験もないのに四六時中白衣を着ている謎の男子とか「フセイン大統領の似顔絵(針すなお画伯タッチ)」が描いてあるTシャツを学校に着てくる男子とかいつもリュックを前にしょっている男子とか、そういうちょっと危険気質の人が多かったので・・・。眩しすぎると逆に不安になるな。

そういう葛藤を感じつつ、電車の中で読んでいたら突然号泣させられた面白いマンガです。

岩合光昭「旅ゆけば猫」は本当に好きな写真集だ。眺めていてこんなに気持ちが落ち着く写真集はなかなかない。猫を飼い猫を好きになってよかったなあと思わせてくれるし、猫がいなかったら世界が成り立たないということも教えてもらった気がする。それはすなわち、私が君がいなかったら世界が成り立たないという極論でもあると勝手に感じた。岩合さんの写真は世界を感じるのだった。


※※

6月の舞台について諸々脳内打ち合わせ中。それとこの一週間はよく働いたし頭も精神もたくさんつかってちょっと疲れ気味だけど、そんな時には「旅ゆけば猫」を読もうと思う。今日も寒い寒い。

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