真夜中に
- 2011/07/01
■夜中、最近全然眠れない。気が落ち着かないのか。
■はえぎわの稽古中で、毎日水天宮前に行っている。暑いなって思う。でも暑くても平気。稽古場は楽しい。二回目の参加だから前回より皆とコミュニケーションとれてる(気がする)。前回はずっと緊張してたな。今も緊張してるけど何か違う。ここで2回もシバイできるなんて嬉しいなんて気持ちは置いておいて、全ては終わりがある。もう何回もこんなの繰り返して来てるし、それでいいんだけど、やっぱりあの日から、私は別れとか悪意とかにめっぽう弱い。隣人に嫌われたくないし、また嫌いたくないとか思う。無常観からのスタートではあるけど、皆に優しくしたいのだ。妙に。妙な優しさだから逆に怪しまれる可能性大だけど。
■稽古中はさらに楽しい。人のシバイを見ているのが本当に楽しい。顔の表情とか面白い。だから皆髪を切ったりして前髪が短いと助かる。顔がよく見えるから。ノゾエくんの顔を見ているのも楽しい。役者と同じ顔している時がある。同じ気持ちになってるんだなって思う。
■作品はすこしずつ形が見えて来て、これからまだ最後まで自分のシバイのことを考えて稽古していかねばならない。苦しんでも別にいい。苦しまないでもいいけど、私はたいていダメだ。エンゲキを楽しめない。つらい。客観的になり、頭が変になる。じゃあ何で役者やるんだよという話ですがね。もちろんつらいばかりじゃないさね。楽しいからやってんですがな。でも今回も結構厳しい。ハードルが高い。いつもそうだけど、私の能力の何十倍ものセリフがのしかかる。こんなセリフ言えない、と、どのシバイに出ても軽く絶望する。今回は絶望の日々です。
■でも精一杯やるだけだ。能力ないなら、泣きながらでも、ダメだったらまた考えてやっていこう。とにかく、私にできることをやるしかないんだ。今わたしノゾエ丸に乗っているんだ。いいでしょ?
■オチはないですが、大丈夫ですか?ダメですか?寝るぞ。