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「家の鍵」がせんだい短編戯曲賞の最終候補に残っている

  • 2018/07/27

お久しぶりです。ドードーからずいぶん時間が経過してしまいました。

 

実は、昨年ラストソングスさんに書いた戯曲「家の鍵」が第6回せんだい短編戯曲賞の最終候補作になりました。

 

10代から俳優を続けてきて、今、こうやって、何というか、驚きです。30歳あたりにちょっと書いたことがあって、やめてしまって、でもまた書きたいなと思って、書きたいと周囲に言ったりして、でもなかなか書けなくて、これじゃ詐欺だろと自分にハッパをかけて、40歳あたりで再び書き出しました。

 

これからもまた書いてみたら?とそっと優しく背中を押していただけたような、そんな気持ちです。

戯曲は大賞発表時までせんだい演劇工房10-BOXのHPで読めます。この戯曲を通じてまた新しい誰かと会うことができる、そのことが何より嬉しい。以下にリンクがありますのでよろしければ是非。

 

また別の話ですが、子供の頃6年間仙台に住んでいました。まだ仙台が区政になる前の話で、現在の住所では若林区になります。

 

先日仙台に行く機会があったので、住んでいた社宅に行ってみました。地下鉄長町1丁目の駅(住んでいた時は地下鉄なんてなかった!)からグーグルマップを頼りに、徒歩30分は歩いたでしょうか。記憶の中では我が家に一番近いランドマーク・仙台刑務所に行き、そこから5分ぐらいのところ。でも道に迷ってしまいまして、そこからさらに30分もかかってしまいました。路地を間違え、行き止まりに遭遇し、ようやくたどり着いた我が国鉄の社宅はボロボロで、もはや誰も住んでなどいなくて、バリケードに貼られた紙には、ちょうど1週間後に取り壊しになるとのこと。草ボーボー、積み上げられたゴミ、錆びて置き去りにされている自家用車、あまりに寂しげなその風景。その景色を目に焼きつけて帰ってきました。ある意味、満足でした。

 

仙台駅の近くのシャレオツな立ち飲み屋で、ビール飲んでたこぶつ食べながら、ああ、こういうこと、これらのことが、いつか書けないかな、って考えたんだった。

 

ベニーランドに行ったことも、エンドーチェーンで生まれて初めて芸能人を見たことも、広瀬川でのマラソン大会を仮病でサボったことも、今日話題になった仙台拘置所のことも、いつか書くかもしれません。

 

「家の鍵」、もしお時間ありましたらぜひ!

 

 

http://www.gekito.jp/?pg=1532159831

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