5月になっていた/テアトロコント・明日のアーに出演します
- 2019/05/11
5月になっていたという驚き。
いろいろ書き残したい日々があっという間に過ぎていく。
だめだ!書き残そう自分のために。
映画は何をみたか、本は何を読んだか、ちょっとでも書いておかないと(忘れてしまう)。
というわけで「運び屋」は映画館で見た。
小説も図書館に通って少しずつ読んでいるけど、
最近面白かったのは「十年後のこと」というアンソロジー。
総勢35人老若男女の作家著名人が「十年後」というテーマで掌篇小説を書いている。
個性の丸出し!
どの作品もすごく面白かった。
演劇人だからというわけではないけど(あるのかもしれないけれども)、
岡田利規さんと戌井昭人さんの小説はめっぽう面白かったなー。
アンソロジーはたくさんの作家を一気に味わうことができていいですね。
この先長編を読んでみたい作家を探しているということもあります。
放っておくと誰を読んでいいのかわからなくなってしまい、
結果的に実績の松本清張をチョイスしてしまう自分がいるので…
その他、大江健三郎×古井由吉対談「文学の淵を渡る」を読みました。
その中に出てくる牧野信一という作家。
私は不勉強で全く知りませんでした。
二人がべた褒めしている「西瓜喰う人」という小説をぜひ読んでみたいと思っています。
他、植本一子さんの「家族最後の日」、町家良平さん「青が破れる」など。
※
ナフル、先日14歳になりました!
やっぱり少し歳をとったかなあ。
でも、まあ、老猫なりに元気。
このまま病気せずのんびり生活して欲しいです。
※
私が参加するのは「明日のアー」。
作・演出は大北栄人さん。
共演するのは高木珠里さんと中島愛子さんです。
コントに出演するのはシティボーイズ以来です。
久しぶりだなあ。
さて、台本をいただき稽古が始まりました。
あれやこれやと考えながら、でもとても楽しいです。
今回高木さんと共演できると知りまずは超絶ワクワクしていましたが、
稽古が始まってからこのワクワクは実体を持った本物であったな!と感じています。
20代前半に出会った時から、ずっと面白い高木さん。
今回ももちろん面白い。
だから、
舞台上で同じ空気を吸ってお芝居できるのが嬉しいなあと稽古帰りにひとり思う私。
ありがとう、明日のアーさん。
ただね…
一緒に舞台にいると「ジュリを思いっきり堪能する欲」が満たされないことも判明!
ジュリ欲を満たすには客じゃなくちゃいけないのか…悩ましい…
今回初めてお会いした中島愛子さんもこれまたものすごく面白い!
「アイコを正面からずっと見ていたい欲」も発令中。
私、出演しないで演出席の横に座っていようかな。
でも、実はもう一つ欲がありまして。
それは「演出の大北さんのダメ出しが面白くてずっと見ていたい欲」。
これは私が稽古場の舞台に立って演出席と向かい合っていないと正面から見ることができないわけです。
役者の特権とでもいいましょうか、これは。
そんなわけで私も出演します。
そんなわけだからじゃないけど。
私も楽しんでどんどん面白くしていきたいと思います。
お時間ある方、ぜひお越しください。
お待ちしております。
チケット予約はこちらからできますー。
備考欄に笠木さんと書いていただければよいようです。
たくさんのご来場お待ちしております。
『テアトロコント vol.36』
5月24日(金)19:30 25日(土)14:00 開演
会場:ユーロライブ
(渋谷の映画館、ユーロスペースの2階です)
出演:明日のアー、ワワフラミンゴ(両日)、GAG、ゾフィー(24日)パーパー、ザ・マミィ(25日)
明日のアー
作・演出: 大北栄人
出演: 高木珠里、笠木泉、中島愛子